12月9、10日に
「Gen Hoshino POP VIRUS World Tour」は、星野が最新アルバム「POP VIRUS」をタイトルに掲げ、中国、アメリカ、日本、台湾を回るキャリア初のワールドツアー。上海公演およびニューヨーク公演を大成功に収めた星野は、ニューヨーク公演でもステージを共にしたマーク・ロンソンを迎え、ダブルヘッドライナーショーという形で凱旋公演を行った。
先攻のマークは12名のストリングスセクションを従えたゴージャスな編成で登場し、最新アルバム「Late Night Feelings」の1曲目「Late Night Prelude」でライブの幕を開ける。ダニエル・メリウェザーをゲストボーカルに迎えて「Stop Me」を披露したあと、星野をステージに呼び込むと、映画「アリー / スター誕生」の主題歌「Shallow (A Star Is Born)」でコラボレーションを果たし会場を沸かせた。後半はブルーノ・マーズをフィーチャーした楽曲「Uptown Funk」や自身の別プロジェクトであるSilk Cityのグラミー賞受賞曲「Electricity」などをプレイ。フロアを踊らせ続け、星野へのバトンを渡した。
星野が横浜アリーナでライブを行うのは、2017年のツアー「Continues」以来2年ぶり。星野がスポットライトを浴びながら「POP VIRUS」のタイトルトラック「Pop Virus」をワンコーラス歌い、「ただいま! 横浜!」と声を上げると、客席から割れんばかりの歓声が降り注いだ。その後、星野はトム・ミッシュが共同プロデュースした新曲「Ain't Nobody Know」や「地獄でなぜ悪い」などを披露し、オーディエンスはその心地よいビートとサウンドに体を揺らす。「KIDS」ではカースケと
ライブ後半ではSuperorganismとのコラボが話題を呼んだ「Same Thing」がパフォーマンスされた。日本では初披露となった「Same Thing」だが、会場一体で「Wabi sabi Make it messy!」という盛大なシンガロングが起こり、このライブのハイライトシーンとなった。アンコールでは今度は星野がマークをギタリストに迎え「Week End」で共演。最後に星野は「今年はいろいろありましたが、一歩踏み出して思ったのは……すごく普通なことだけれど、音楽って楽しい! 自分の作った音楽があなたたちや、海を越えていろんな人たちへ届いて、ダンスが生まれて、また歌が生まれて……その連鎖が僕は好き。その連鎖の中にいられることを幸せに思います」とファンへメッセージを送った。
Gen Hoshino POP VIRUS World Tour 台湾公演
2019年12月14日(土)台湾 台北Legacy MAX
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緋村 月 @himuralight
ただいま!星野源、ワールドツアー凱旋公演で2年ぶりの横アリ「音楽って楽しい」 https://t.co/1hr4LL2cpS