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フレンチ・キス、デビューシングルで青春恋愛ドラマに挑戦

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AKB48の柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香による新ユニット「フレンチ・キス」のデビューシングル「ずっと 前から」が、9月8日にリリースされることが決定した。

「ずっと前から」は、NHK教育テレビで放送中の人気アニメ「メジャー 第6シリーズ」のエンディングテーマ。青春時代の淡い思いをテーマにした楽曲で、現在配信中の着うたも好評を得ている。

本作はCD単品に加え、内容の異なるDVDが付いたDVD付き仕様2種類の計3形態を用意。それぞれカップリング曲が異なり、CD単品にはAKB48チームBの劇場公演曲「てもでもの涙」、CD+DVD ver.1には同じくチームBの劇場公演曲「夜風の仕業」、CD+DVD ver.2にはタイトル未定の新曲がそれぞれ収められる。

また、CD+DVD ver.1の付属DVDには「ずっと 前から」のビデオクリップのほか、表題曲と同タイトルのオリジナルドラマ「ずっと 前から」も収録。「相手を一途に思い続ける真っ直ぐな心」がテーマのこのオリジナルドラマでは、フレンチ・キスの3人が野球部のマネージャーに扮しており、野球部のエースとマネージャーの恋などが盛り込まれた王道青春ラブストーリーとなっている。

同作の監督は、映画「SHINOBI」やテレビドラマ「あしたの、喜多善男」を手がけた下山天が担当。下山監督は「誰もが経験した10代の頃の思いをしっかり代弁していて、同世代だけでなくたくさんの方々に共感していただけると信じています」と、コメントを寄せている。

なお、シングル「ずっと 前から」の予約購入者を対象としたスペシャルイベントも開催決定。本日7月20日から8月22日まで、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba、ソフマップ音楽CD館、ソフマップ秋葉原本館、ishimaru soft本店でシングル各仕様を予約した人に、イベント参加抽選券が配布される。抽選方法やイベントの詳細については、追ってオフィシャルサイトでアナウンスされるので、注意しておこう。

フレンチ・キス メンバーコメント

Q:今回、オリジナルドラマ「ずっと 前から」を演じてみての感想

柏木
私は、演技に対して苦手意識が少しあって、3人が主演と聞いたとき、どうしようか不安で、3人で相談してました。下山監督に演技を教えていただいて、脚本も私たちの名前の役で、内容も私たちに寄せていただいていたので“うまく演じよう”というよりは、監督からも“感じたまま等身大で演じてほしい”と言われましたので、その部分を意識しながら演技しました。野球部のマネージャーという設定でしたが、もともとマネージャーをしたいと思っていたので、演技をするというより、マネージャーって実際はこういうことをするんだと普通に楽しめた4日間でした。

高城
もともと演技が得意ではないけれど、演技をしてみたいと思っていたので、ドラマをやると聞いて楽しみにしてました。“アキ”の役柄も明るくて、普段の私に近いそのままのキャラクターで演じることができたので、やりやすかったです。

倉持
私も演技をあまり経験したことがなくて、今回どうしようかと不安でした。演技力がすごいわけでもないし、どうやったら伝えられるかと悩んでいましたが、監督が「間合い」とか「言葉に対しての動き」を一から教えてくれて、収録をしていき、ドラマを経験するうちに、これからも演技をさらにやりたいと思うようになりました。
ドラマは「マジすか学園」が初めてで、今回が2度目出演です。「マジすか学園」では、どう演じるかはメンバー自身で決めていて、自分なりにヤンキーを表現してみましたが、今回、下山監督に本格的に演技指導をしてもらえてとても勉強になりました。

Q:野球部のマネージャーという設定はいかがでしたか?

柏木
私は、マネージャーの経験は、今までないのですが、野球部だけでなく、運動部のマネージャーに憧れていて、部室の掃除、ユニフォームの洗濯や試合や練習で水やタオルを渡したりしたかったので、普通のマネージャー業を、演技でしたけど素で楽しんでいました。“朝、どうやって挨拶すればチームのみんなが元気でるのかな?”とか、挨拶の仕方とか相談したりして、楽しかったです。

高城
私はスポーツは“見る”より、“する”派なんです。高校時代に部活でテニスをしていたのですが、テニス部にマネージャーはいなかったけど、後輩が私たちが演じたマネージャーみたいに、お茶をくれたりサポートしてくれて、今までは選手の気持ちはわかっていたけど、逆の気持ちにならないといけなくて、高校時代を振り返り、後輩の気持ちを想像しながら頑張りました。

倉持
野球部のマネージャーをするのがずっと夢でした。高校が女子高でしたし、卒業してしまったので、もうマネージャーをするという夢は叶わないと思っていましたが、今回、ドラマでマネージャーになれると聞いて、お母さんに報告したら、お母さんも「やっと夢がかなったね」と母親も喜んでくれました。
(プロ野球選手だった)お父さんには恥ずかしくて言ってないけど、きっと母から聞いていると思います。

Q:マネージャーで具体的にやってみたかったこと。

柏木
小学校のころ、周りが男子ばかりで、男子たちに混じって一緒に野球していました。だから、ドラマの撮影中はその頃を思い出しました。でも、もっちー(倉持)がすごい知識を持っていたので、改めて勉強しないといけないと思い返しました。

高城
今まで、いろんなスポーツをしてきたけど、野球は男子のものという意識があったから、自分の選択肢になかったです。男性キャストが野球シーンの撮影で楽しそうにしているのを見ていると、スポーツを“する”派なので、一緒にやってみたいなぁとうずうずしながら、演技していました。キャッチボールとかもしたかったけど、時間がなくてできなかった。

倉持
もともとAKBに入る前くらいから、3年前から野球のスコアブックを書きたかったんです。父にスコアブックの書き方を教えてほしいと相談したけど、難しいからもう少し勉強しなさいと言われてました。今回書くシーンがあったのですが、勉強途中で書くことができなかったのが残念です。昔から野球が好きで、私の中で“野球ブーム”が来たときは、手帳に自分のスケジュールよりも野球の試合日程を書いて全部の試合結果をチェックしてましたね(笑)。授業中も手帳を見て、スケジュールチェックするほどでした。ロッテvs西武戦がある時は、かなりテンションが上がってました(笑)。

Q:「マジすか学園」ではヤンキー役を演じてましたが、今回のドラマは真逆の清純派のキャラクターでしたが、大変なことはありましたか?

柏木
ヤンキー役は難しかったのですが、今回のドラマは自分の名前の役でしたので、自分に寄せて演じることができました。でも監督から、“不器用さ”をいろんなところを出してほしいと言われて、むしろわざと不器用にするのが難しかったです。

高城
私も、今回のドラマの役柄はやりやすかったです。「マジすか学園」の撮影の時期は、普段の言葉もヤンキー言葉になってしまい、ママから怒られることもあったけど、今回は普通の女の子を演じると設定だったから自然にできました。
ただ、ひとつ難しかったのが、「モテる女の子」の設定だったので、どうすればよいのか悩みながら、学生時代のモテる友達を想像しながら演じました。

倉持
「マジすか学園」のときは、ヤンキー役をやっていたら、私生活にギャップが生じてお母さんに ヤンキー口調で話しかけてしまうこともあったけど、逆に等身大の女の子を演じるにあたって、自分の等身大を表現することが難しかったです。

Q:ファンの皆様に向けて、見所を教えてください。

柏木
内容が幼馴染み同士の恋をテーマにしていて、純粋で“きゅん”とする青春恋愛ドラマになっています。大人の方も昔を思い出しながら見てもらいたいです。ドラマを通じて、だんだんと“ユキ”のキャラクターであり、自分のキャラクターが出てくるので、“アキ”、“アスカ”二人のキャラも濃いので、細かいところまで何度も見てもらいたいです。

高城
演技に挑戦したのが、「マジすか学園」に続き2度目で、ファンの方も私が演技できるとは思ってないと思うけれど、このドラマで演技できるところをみてもらいたい。そもそも、AKBに入るきっかけは意外と知られてないんですが、“女優になりたい”ということがきっかけでした。ぜひ、私が演技を目指していることを知ってもらえるきっかけになる作品になってほしいです。
“アキ”のキャラは強烈で、演技がほとんどアドリブだったのですが、意外とぽんぽんと出てきて、“ユキ”と話すときもメンバーの裏話や私が体験した面白実話を話したりを話して、アドリブで笑いながら演じてました。

倉持
今回、等身大の自分を出すように頑張りました。ファンの方も私が泣くシーンなんて普段は見たことないと思いますが、そこが大変だったけど、頑張ったところなので、ぜひそこを見てもらいたいです。まだドラマが全部出来上がってないから、完成したものを自分でチェックできてないんですが、本当にいいドラマになっていると思うし、短いオリジナルドラマですが、楽しみです。

Q:AKBと違ってフレンチ・キスとしてやりたいこと

柏木
フレンチ・キスが結成するとき、秋元(康)先生から「恋人にしたい、親に紹介したい女の子」と言われたのですが、親に紹介されてよいものか不安もありますが(笑)、先生の思っていたそのイメージを全うしていきたいです。

高城
AKB48の活動はアイドルとして、活動してますが、“フレンチ・キス”の3人の活動派、AKBとは違ったアーティスト性を見てもらいたい。グループ独自のカラーを打ち出して、5年後とか10年後、長くやれるようにマイペースに末永く活動していけるように頑張りたいです。

倉持
他のユニットもたくさんありますが、一見してアイドルっぽいんですが、今回のように演技とかいろんなことに挑戦したいです。そして、「メジャー」が好きな人たちにもAKBを好きでないファンの人にも楽しんでもらいたいです。

Q:撮影中にキャッチボールとか野球にふれたりしないか?

倉持
私が小学生の頃、父親は私を野球選手にしようとしてて、キャッチボールもしてたけど、父親の玉を毎日打ってバッターの練習をさせられてました。この年になると父親とキャッチボールは恥ずかしいです。父も、甥っ子たちを野球選手にしようとして育てていると思います(笑)。
でも、今回ドラマをやってみて、演技を好きになり、野球がすばらしいと再認識しました。AKB48で野球チームを作って、チームでもマネージャーをしたいです。密かにたくらんでます(笑)。人数がたくさんいるからすぐにできると思うんですけどね。みんな参加してほしいです(笑)。

高城
スコアのシーンを書くときも、私が詳しくないから教えてもらったとき、アウトの数え方はこうだよ、とかひとつひとつ笑顔で教えてくれていきいきしていたのをみて、本当に倉持は野球が好きなんだと知りました。

下山天監督コメント

素晴らしい「青春ショートムービー」がまもなく完成します。
柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香。3人の今とそして将来に対して、
素晴らしい可能性を感じていただける作品になると自負しています。
役柄やセリフは、撮影時それぞれ本人と相談しながら進めました。
高城さんは明るく天然、でも頭の回転が早い子。
倉持さんは真面目で一途、そして大人の魅力が垣間みれて、
柏木さんは一見普通の子なのに、さすがチームのBリーダー、内に闘志を秘めていて表情が奥深い。
芝居経験が未熟で緊張気味だった3人ですが、やはりそこはアイドルの頂点に立つ面々。
日々ファンの前でステージに立ち、また激しい競争を勝ち抜いてきただけあって、
カメラが回ると輝き始め、堂々とした芝居っぷりに驚かされました。
そしてなによりも演技への自然体な取り組みには、
誰もが経験した10代の頃の想いをしっかり代弁していて、
同世代だけでなく沢山の方々に共感して戴けると信じています。

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