[中孝介] ニューシングルはタイアップ曲満載

2007年9月18日 21:28 1 音楽ナタリー編集部

7月発売のファーストアルバム「ユライ花」が好評な中孝介が、ニューシングル「種をまく日々」を11月14日にリリースすることが発表された。

中孝介とは？

鹿児島県奄美大島出身・在住のボーカリスト。高校生の頃に同年代の女性がシマ唄を歌う姿に衝撃を受け、独学で歌を始める。2000年に奄美民謡大賞での新人賞をはじめ、数々の賞を受賞。インディーズからシマ唄のCDを4枚リリースし、2005年9月にはミニアルバム「マテリヤ」を発表。外資系CDショップでヒットを記録する。2006年3月にシングル「それぞれに」で待望のメジャーデビュー。森山直太朗と御徒町凧が提供した3rdシングル「花」は世代を超えて愛されるロングヒットとなった。2013年には故郷である奄美大島の日本復帰60周年を記念した「もっと日本。」プロジェクトを始動。2014年に台湾で台湾映画「KANO」の主題歌を、日本のRake、台湾のアーティストらと共に担当し、2015年からは台湾全国ネットのテレビ番組「KISSHOTEL」にレギュラー出演するなど中国、アジア地域にも活動の幅を広げている。2016年10月にデビュー10周年を記念した初のベストアルバム「THE BEST OF KOUSUKE ATARI」を発表。11月26日から全国5都市を回るコンサートツアー「The Best of Kousuke Atari」を開催する。

森山直太朗、河口恭吾、いしわたり淳治らが参加。“地上で最も優しい歌声”が存分に堪能できる7月発売の1stアルバム「ユライ花」。

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全4曲が収められた今回のシングルは、そのうち3曲が大型タイアップソング。テレビ東京系人気アニメ「BLEACH」の10月からのエンディングテーマに起用されたタイトル曲のほか、NHK総合で10月6日よりスタートするドラマ「ジャッジ～離島の判事補奮戦記～」の主題歌「路の途中」や、日中文化・スポーツ交流年テーマソング「言葉はいらない」が収録されている。

なお、4曲目の「地球兄弟」は河口恭吾のカバー曲。この曲は、アジア各国のアーティストが平和の願いを込めて河口の楽曲をカバーする運動「地球兄弟プロジェクト」の一環として制作されたものだ。

奄美大島の海のように透き通ったボーカルから、“地上で最も優しい歌声”とも呼ばれ注目を集めている中孝介。話題性豊富なタイアップを受けたこのシングルが、彼のさらなるブレイクのきっかけとなることが大いに期待できそうだ。