MiChi×the telephonesレコ発ライブはハイテンション合戦

MiChi×the telephonesのコラボシングル「WoNdeR WomaN」が6月23日に発売されたことを記念して、6月25日に東京・代官山UNITでレコ発ツーマンライブが開催された。

トップバッターのthe telephonesは、長島涼平（B）と岡本伸明（G）がサムライブルーを彷彿とさせる青い衣装を身にまとって登場。当日早朝に放送されたワールドカップ日本×デンマーク戦の興奮をそのままステージへと持ち込むような、ハイテンションなパフォーマンスで会場の温度をグングンと上げていく。

会場内が熱気に満ち、サウナ状態のところでMiChiが登場。アッパーなthe telephonesのパフォーマンスに負けじとオーディエンスを煽り続け、観客の期待感が爆発寸前に達したところで高揚感あふれる「WoNdeR WomaN」のイントロが流れた。曲が始まると振り切れたMiChiのボーカルと、テンションの高い石毛輝のボーカルが激突。ステージの上も下も大きな盛り上がりとなった。

the telephonesが演奏を終えると次はMiChiのステージ。レーザー演出を取り入れた「WoNdeR WomaN」のリミックスでクールに幕を明け、the telephonesに触発されたかのように、いつになくロックなモードで「Fxxk You And Your Money」を披露した。

続いてMiChiは会場にいる男性客を挑発するように「WoNdeR WomaN」のカップリング「Strong MAN」を歌い、さらにキュートでガーリーな「dance DANCE!」を熱唱。再びロックモードへと突入した彼女は、NIRVANAの「Smells Like Teen Spirit」やQUEENの「We Will Rock You」をカバーし、その曲間にマイケル・ジャクソンの「Black Or White」や、JOAN JETT & THE BLACKHEARTSで知られる「I Love Rock 'N Roll」の一節を歌ってみせた。

その後は人気曲「Something Missing」「PROMiSE」「ChaNge the WoRLd」を披露してライブは終了。彼女がこの日「外からはMiChiとthe telephonesは違うところにいるように見えるかもしれない。でもね、ここでこうしてひとつになってみんなで盛り上がれたのは、とてもピースでハッピーなことなんだよ」と語りかけたように、2組のコラボがピースでハッピーな気持ちを観客に与えた一夜となった。