ロイ-RoE-が4月4日に東京・CIRCUS TOKYOで2ndワンマンライブ「ロイ-RoE- presents 2nd ONEMANSHOW at CIRCUS -飛行*-」を開催した。
昨年10月に、ちゃんMARI(ゲスの極み乙女。)をサウンドプロデューサーに迎えて制作した作品「ウカ*」でメジャーデビューを果たしたロイ-RoE-。4カ月ぶりのワンマンライブはロイ-RoE-の22歳の誕生日当日に行われた。オープニング映像の上映が終わると、レースのワンピースにコルセットを締めたコーディネートのロイ-RoE-が登場。MPCをプレイしながら「ピエロ・シティ*」で勢いよくライブをスタートさせる。グルーヴィなアシッドジャズ「Heart Beat*」ではフロアからクラップが湧き上がり、会場に一体感が生まれた。
ロイ-RoE-は「今日は皆さん、最後までお楽しみください」という短い挨拶を挟み、「ウカ*」の収録曲「泡と鎖*」「そそらるる*」をパワフルに歌い上げる。フォークバラード「-10℃*」の1番ではアコギ、2番ではMPCを演奏し、マルチプレイヤーぶりを見せつけた。ライブ中盤のMCでロイ-RoE-は22歳になったことをファンに報告。場内から「おめでとう」という声が飛び交う中、「21歳は音楽とめちゃくちゃ向き合った1年やったと思います。歳を重ねるごとに、もっともっと音楽と親密になれたらいいなと思います。精一杯生きていこうという心持ちです」と語った。
「16歳で音楽を始めてからJ-POPを聴くようになりました。90年代のJ-POPが自分の中に突き刺さって。取り繕ってないアートを感じたんです」と話したロイ-RoE-は、新しく買ったというTaylorのアコースティックギターを手にJUDY AND MARYの楽曲「DAYDREAM」を弾き語りで歌唱。荘厳なコーラスをサンプリングしたMPCプレイに続いて披露された「脱獄計画*」では光るバブルガンを手にし、ミラーボールの光が広がるフロアにシャボン玉を撒き散らして観客を盛り上げた。
Instagramで事前に募集した質問にいくつか答えたあと、ロイ-RoE-はこの日ライブタイトルにもなった新曲「飛行少女*」について「過去と今と未来をつなぐような曲です」と説明。そして「歌手を目指す前まではどうしようもなくて。学校に行かんし、勉強もせんし、家にも帰らんしっていう子だったんですけど、ある日、夢を持ってから初めて努力することを覚えて。それからはずっと真摯に音楽に取り組んできました」「そういう自分だからこそ、自分で作ったものには愛を持ってやっていきたいし、みんなに愛されることも望んでいます」と思いを語った。
東京都内の風景の映像をバックに、ロイ-RoE-はピアノロック「飛行少女*」を熱演。「今日は最後までありがとうございました。これからもっと、ずっとよろしくお願いします」とあいさつして彼女がステージを降りると、スクリーンには「2019.04.11 23:00 NEW CHAPTER BEGINS…」の文字が映し出された。
ロイ-RoE- presents 2nd ONEMANSHOW at CIRCUS -飛行*- 2019年4月4日 CIRCUS TOKYO セットリスト
01. ピエロ・シティ*
02. Heart Beat*
03. 泡と鎖*
04. そそらるる*
05. -10℃*
06. スリル*
07. DAYDREAM(JUDY AND MARYカバー)
08. Medero*
09. ビスクドール*
10. 脱獄計画*
11. 飛行少女*
※「ロイ-RoE-」「Medero*」の「o」はウムラウト付きが正式表記。
リンク
- ロイ-RöE- 公式WEBサイト
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【ライブレポート】ロイ-RoE-、2ndワンマンで22歳の誕生日迎える「もっともっと音楽と親密になれたら」 - 音楽ナタリー
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