音楽ナタリー - 最新音楽ニュース

Negiccoの15周年総決算、3人の色が重なる「MY COLOR」をライブで表現

1141

Negicco「relive MY COLOR」の様子。

Negicco「relive MY COLOR」の様子。

Negiccoが昨日11月24日に東京・中野サンプラザホールにて、ワンマンライブ「relive MY COLOR」を開催した。

「relive MY COLOR」はNegiccoが7月に発表した4thアルバム「MY COLOR」を「relive(追体験)」、そして「re:live(新たな形でライブ表現)」することをコンセプトに掲げ実施されたライブ。この公演にNegiccoはsugarbeans(Key)、末永華子(Key)、設楽博臣(G)、千ヶ崎学(B / KIRINJI)、岡本啓佑(Dr / 黒猫チェルシー)からなるサポートバンドを従え、2016年春のツアー「Negicco Second Tour "The Music Band of Negicco" 」以来となる2度目の中野サンプラザホールワンマンに臨んだ。

オープニング映像が上映されたあと、まずはステージにバンドメンバーがスタンバイ。中央に配された正方形のビジョンが上昇し、その中から登場したNegiccoは「MY COLOR」の1曲目「Never Ending Story」でライブをスタートさせた。2曲目の「キミはドリーム」では7月に新潟・朱鷺メッセで行われた結成15周年記念ライブ「love my 15years at 朱鷺メッセ」の映像がビジョンで上映され、当時のNegiccoと今現在のNegiccoがダンスでシンクロ。3曲目の「スマホに写らない」では今この瞬間を共有したいという歌詞の内容とは裏腹に黙々とスマホをいじり続けるKaedeにフォーカスした撮り下ろし映像が流れ、会場にシュールな笑いが起きた。

その後もライブはMCを挟みながらアルバムの曲順通りに進行していく。結成15周年というメモリアルイヤーだった2018年を振り返る中で、話題は10月に新潟・北方文化博物館 西門広場 野外大ステージで行われた「NEGi FES 2018 in 新潟」に。そのライブに出演したKIRINJIの千ヶ崎に3人は「お世話になりました」と感謝し、来年2019年が年男になる彼を還暦扱い。あまりにナチュラルな還暦扱いに千ヶ崎は「知らん人はそう思うから!」とツッコんでいた。混沌とした空気を打破しようとNao☆は「中野ー! なんとか通りー!」と唐突に叫んだが、意味不明な発言に会場はさらに妙な空気に。すかさずKaedeが「ブロードウェイね」とフォローするも、Nao☆は「ブロードウェイって何?」と言う始末で、マイペースなトークで会場をなごませた。

Negiccoは大木貴子が手がけたアニメーションが彩ったシャムキャッツの提供曲「She's Gone」を経て、YOUR SONG IS GOODがアレンジと編曲を担当した「カリプソ娘に花束を」を披露。「そして物語は行く」ではNao☆がスーパーマーケットでやりたい放題する映像にファンは目を離せない様子だった。NEXCO 東日本のタイアップソング「グッデイ・ユア・ライフ(下りver.)」では、Negiccoプロデューサー・connieの歌唱パートをバンマスsugarbeansが歌う。スクリーンには田崎貴成による高速道路をドライブする様子を捉えたアニメーションが流れ、楽曲の世界観を演出した。

「雫の輪」ではビジョンにNao☆が歌えば黄色、Kaedeが歌えばピンク、Meguが歌えば水色の絵の具が水に落ちていく様子が映し出される。3人が美しいアンサンブルを響かせると、それらが混ざってNegiccoカラーの緑になるその光景を観客はじっと見つめた。本編最後は「MY COLOR」のラストを飾る「15」。彼女たちの15年を歌ったこの楽曲では過去のライブ映像がビジョンに映し出され、会場は感動的な空気に包まれた。

アンコールが起きるもなかなかステージに現れないNegicco。しばらくすると、バンドと共に3人が登場し、Nao☆がTシャツを前後反対に着てしまったため、登場が遅れたことを謝った。そしてNegiccoは「MY COLOR」初回限定盤のDISC 2を再現。Nao☆は「菜の花」、Meguは「星のかけら」、Kaedeは「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」とそれぞれソロ曲を歌ったあと、Nao☆が作詞を手がけた「はじまりの場所」を披露し、ステージを下りた。

ダブルアンコールが起きると、Negiccoはライブ定番の「ねぇバーディア」「さよならMusic」をパフォーマンス。最後の「圧倒的なスタイル」ではNao☆が「Say! カモーン!」と言うと、観客が大合唱。通常の2倍の長さで演奏されたラインダンスのパートでは、Negiccoのみならず観客もラインダンスを踊った。すべての演目を終え、Kaedeは「両目に収まる人たちがみんなNegiccoが大好きなんだと思うとすごくうれしい。こんなに愛があふれたバンドで歌うことができてうれしかったです」と語る。Meguは「『MY COLOR』は最高なアルバムができたとNegiccoも自信を持って言えるアルバムになりました。それをここ中野サンプラザで再現することができて本当にうれしかったです」とコメント。Nao☆は「1カ月限定で組まれたNegiccoが15周年をまさか迎えるなんて思っていなかったけれど、それを締めくくる大きなワンマンライブができました。16年目はスタートしていますが、ここに連れてきているのは皆さんですし、たくさんのNegiccoを支えてくださっている方々。今日は素晴らしい景色が見れてよかったです。皆さんありがとうございました。Negiccoはまた大きな夢ができて、5年後に野音に立ちたい! 皆さんそこまで付いてきてくれるかな?」と呼びかけ、観客は「いいともー!」と声を上げた。Negiccoは「今日は本当にありがとうございました!」と言おうとするも、3人の声がバラバラになってしまい膝から崩れ落ちつつ、「バイバーイ」と手を振って会場をあとにした。

Negiccoは12月1、2日に新潟・苗場プリンスホテル ブリザーディウムにて、恒例の「私をネギーに連れてって in Naeva 2018」を開催。2019年1月には私立恵比寿中学との合同ライブ「エビネギ」を東京・Zepp Tokyoと新潟・新潟県民会館 大ホールにて行う。なお中野サンプラザホール公演で使用された映像は後日公開される予定とのことなので、ファンは楽しみにしておこう。

Negicco「relive MY COLOR」2018年11月24日 中野サンプラザホール セットリスト

01. Never Ending Story
02. キミはドリーム
03. スマホに写らない
04. 愛、かましたいの
05. Tell me why?
06. She's Gone
07. カリプソ娘に花束を
08. そして物語は行く
09. ノスタルジア
10. グッデイ・ユア・ライフ(下りver.)
11. 硝子色の夏
12. 雫の輪
13. 15
<アンコール>
14. 菜の花
15. 星のかけら
16. あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)
17. はじまりの場所
<ダブルアンコール>
18. ねぇバーディア
19. さよならMusic
20. 圧倒的なスタイル

私をネギーに連れてって in Naeva 2018

2018年12月1日(土)新潟県 苗場プリンスホテル ブリザーディウム
2018年12月2日(日)新潟県 苗場プリンスホテル ブリザーディウム

エビネギ2~バンドで一緒に仲良く演ろうね~

2019年1月24日(木)東京都 Zepp Tokyo
<出演者>
私立恵比寿中学 / Negicco

エビネギ3~エビネギ1の、ようなもの。~

2019年1月26日(土)新潟県 新潟県民会館 大ホール
<出演者>
私立恵比寿中学 / Negicco

音楽ナタリーをフォロー