Suchmos、白熱プレイで夏の始まり告げた「F.C.L.S.」企画ライブ

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Suchmosが昨日7月2日に東京・新木場STUDIO COASTでライブイベント「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」を開催した。

「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」(Photo by Shohei Maekawa)

「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」(Photo by Shohei Maekawa)

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「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」会場外に展示されたライブペインティング。(写真提供:F.C.L.S.)

「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」会場外に展示されたライブペインティング。(写真提供:F.C.L.S.)[拡大]

イベントはスポーツブランドのadidasサポートのもと、音楽とフットボールカルチャーの融合をコンセプトに実施された。会場ではSuchmosのライブのほか、サッカーにインスパイアされたグラフィティアーティストによるライブペインティングなどが行われ、開催中の「2018 FIFAワールドカップ ロシア」を盛り上げるような内容に。ワールドカップ同様にライブも終始熱気に満ちたものになった。

YONCE(Vo)(Photo by Shohei Maekawa)

YONCE(Vo)(Photo by Shohei Maekawa)[拡大]

おなじみの「S.G.S.4」が流れる中、メンバーが順番にスタンバイ。最後にYONCE(Vo)が登場し深々とお辞儀をしたのを合図に、TAIHEI(Key)がきらびやかな音色を奏で「Get Lady」へとつなげる。YONCEは目の前のオーディエンスに向かって「Relax」と歌うように呼びかけ、「Suchmosです。ゆっくりしていってよ」とスローテンポのナンバーを歌い上げてじっくりと会場の熱を高めた。

程よく空気が和らいだのを機に、メンバーはOK(Dr)の刻む淡々としたリズムに、YONCEがソウルフルな歌声を重ねる新曲「BROOKLYN」、KCEE(DJ)のスクラッチが刺激的な彩りを添える「WIPER」などロック色を打ち出したナンバーをプレイ。さらに「STAY TUNE」「808」というキラーチューン2曲を投下し、フロアの熱狂を加速させる。YONCEは「Dance your dance」と口にし、しなやかに体を動かしながら楽器隊の作り出すアンサンブルに身を委ねた。

TAIKING(G)(Photo by Shohei Maekawa)

TAIKING(G)(Photo by Shohei Maekawa)[拡大]

ライブの中盤でYONCEは「ぶっ飛んでいってよ。夏の始まりにいい感じの夜を演出していければと思います」と語り、HSU(B)とOKの作り出すシンプルなグルーヴが響く「BODY」につなげていく。その後、シームレスに「MINT」が始まり今度は清涼感のある空気が会場中に広がった。ライブの後半に差し掛かると6人は、スケール感のある「YOU'VE GOT THE WORLD」やサイケデリックな「FACE」など多彩な楽曲を披露し、起伏のある流れでオーディエンスを酔わせた。さらに「DUMBO」ではTAIKING(G)が弾くサイレンのようなギターの音色が緊張感と高揚感を煽り、YONCEの激しい歌声によって観客のテンションが引き上げられていく。同曲でTAIKINGはフロアに降り、激しいプレイを繰り広げオーディエンスを圧倒していた。そしてメンバーは「YMM」を披露したのち、本編の締めくくりにNHKサッカー放送のテーマソング「VOLT-AGE」を投下。強烈なビートを軸に進行していくナンバーでクライマックスを盛り上げた。

「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」の様子。(Photo by Shohei Maekawa)

「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」の様子。(Photo by Shohei Maekawa)[拡大]

アンコールではサッカーのユニフォームに着替えたYONCEが、「素晴らしいこの日に新曲を1曲持ってきました。俺たちの思いの丈が詰まってます」とロックオペラのように壮大で複雑な展開を見せるナンバーをパフォーマンス。6人は新作「THE ASHTRAY」の収録曲とはまた異なる世界観を観客に提示してみせ、最後に「ONE DAY IN AVENUE」を届けてステージをあとにした。

なおMCでYONCEはアスリートへのリスペクトとシンパシーを語り、会場外で催されているライブペイントや写真展などの企画についても言及。そして「いつか横浜スタジアムで(ライブを)やりたい」というかねてからの夢を改めて述べつつ、「100人とか200人とか、そういうところでもバンドとして立ちたい。いろんなところで、いろんな人の前でやりたいと思ってる」とバンドとしてのスタンスを力強く明かしていた。

Apple Music、Spotify、LINE MUSICでは、昨日のライブのセットリストをもとにしたプレイリストを公開中なのでファンはチェックしてみよう。

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Suchmos「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」2018年7月3日 新木場STUDIO COAST セットリスト

01. S.G.S.4
02. Get Lady
03. BROOKLYN(新曲)
04. WIPER
05. STAY TUNE
06. 808
07. BODY
08. MINT
09. YOU'VE GOT THE WORLD
10. TOBACCO
11. FACE
12. DUMBO
13. YMM
14. VOLT-AGE
<アンコール>
15. 新曲
16. ONE DAY IN AVENUE

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ふくはらかずと🤮 @KxZxT

【ライブレポート】Suchmos、白熱プレイで夏の始まり告げた「F.C.L.S.」企画ライブ(写真17枚) - 音楽ナタリー https://t.co/WDvchmizlD

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