シャネルズ「ランナウェイ」が30年の時を経て映画主題歌に
2010年2月25日 13:03 1
「シーサイドモーテル」は山奥のひなびたモーテルを舞台に繰り広げられる密室劇。劇中音楽は
シャネルズとしてのデビューから30周年を迎えた鈴木雅之は「『歌』を歌い継いで次の世代に伝える、我々ヴォーカリストの使命でもあります。しかも、『ランナウェイ』が映画のストーリーを伝える上でお役に立てるのであれば、嬉しさを通り越して、感謝したい気持ちでいっぱいです」とコメント。ちなみに本日2月25日は「ランナウェイ」の発売日からちょうど30年目となる。
鈴木雅之 コメント
2010年は、ワタクシ、鈴木雅之が「ランナウェイ」でデビューしてからちょうど30年という節目の年。30年間という長い時間、歌い続けることができた、そしてファンとその時間と音楽を共有することができた、ヴォーカリスト・鈴木雅之としての「自信」と「誇り」、なにより「感謝の気持ち」を届ける1年だと思っています。そんな記念すべき年に「ランナウェイ」が映画『シーサイドモーテル』の主題歌として起用される、こんなに嬉しいことはありません。
守屋監督の言葉にもあるように、当時の想いが今あらためてよみがえり、そしてまたこの時代に届けられる……それはまさに「歌」を歌い継いで次の世代に伝える、我々ヴォーカリストの使命でもあります。しかも、「ランナウェイ」が映画のストーリーを伝える上でお役に立てるのであれば、嬉しさを通り越して、感謝したい気持ちでいっぱいです。
この曲が描いた青春の想いや夢が、映画『シーサイドモーテル』を通して、当時聴いてくれていた多くの方はもちろん、今の世代にもまた新鮮に伝わってもらえればと願っています。
守屋健太郎監督 コメント
「ランナウェイ」は初めて聴いたのはまだ小学生で、テレビ番組の「ザ・ベストテン」から流れてきたのだと思います。当時は意味もわからず、口ずさんでいたその大ヒット曲を「シーサイドモーテル」の脚本の執筆中に偶然聴く機会がありました。久しぶりに再会したこの曲は、まるで麻生久美子さん演じるキャンディの気持ちを代弁しているかのようで、僕はその瞬間に主題歌に決めてしまったのです。こうして映画が出来上がり、エンドロールで「ランナウェイ」が流れると、まるでこの曲の為に、この物語を作ったかのような不思議な感覚に襲われます。僕は30年かけてやっとこの曲の意味がわかったのかもしれません。
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