凛として時雨ツアー「Five For You」大盛況のうちに終幕、次は6月東阪ホールワンマン

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凛として時雨が4月30日に東京・Zepp Tokyoでワンマンツアー「凛として時雨 Tour 2018 "Five For You"」の最終公演を開催した。

「凛として時雨 Tour 2018 "Five For You"」Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:河本悠貴)

「凛として時雨 Tour 2018 "Five For You"」Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:河本悠貴)

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このツアーは2月リリースの最新アルバム「#5」を携えて行われたもの。TK(Vo, G)、345(Vo, B)、ピエール中野(Dr)はアルバムの1曲目である「Ultra Overcorrection」でライブの口火を切った。その後、TKの機材トラブルにより曲間がしばらく空くも、ピエール中野がドラムソロでカバーしてアッパーチューン「High Energy Vacuum」へとつなげた。

TK(Vo, G)(撮影:河本悠貴)

TK(Vo, G)(撮影:河本悠貴)[拡大]

「凛として時雨です」というTKの短い挨拶を挟み、3人はツインボーカルのかけ合いが映える「Who What Who What」、演奏開始と共に拍手を沸き起こした「I was music」で会場のテンションを引き上げ、「DISCO FLIGHT」ではイントロのギターフレーズにあわせて345が何度か飛び跳ね、観客の興奮を誘った。「Tornado Minority」「Chocolate Passion」と新作の収録曲が届けられたあと、「a symmetry」ではステージ後方のスクリーンにシンメトリーな映像が映し出された。続く「ten to ten」はTKの弾き語りで始まる重厚なナンバーで、345のクールなコーラスがありつつ、徐々に激しさを増す楽曲展開とそれにあわせた照明演出も加わってライブ中盤で大きな盛り上がりを作り出していた。

ピエール中野(Dr)(撮影:河本悠貴)

ピエール中野(Dr)(撮影:河本悠貴)[拡大]

TKと345がステージを去ってから、マイクを握ったピエール中野は「言いたいことは1つだけ。お酒の飲み過ぎには気を付けてください!」と呼びかけてから、YOSHIKI(X JAPAN)の出演していたテレビ番組を酒に酔いながら観ていたところ号泣してしまい、思わずYOSHIKIに連絡をしたというエピソードを口にした。彼はトークの流れから「ツアーファイナルなので」と前置きしつつ、オーディエンスと共に“Xジャンプ”。さらに「凛として時雨のライブとの美しいコントラストを楽しんでいただければ」と童謡「どんぐりころころ」をBGMにしたドラムソロを披露し、最初こそシュールな雰囲気だったものの、手数、足数の多いパワフルなプレイを繰り出して場内をどっと沸かせた。

345(Vo, B)(撮影:河本悠貴)

345(Vo, B)(撮影:河本悠貴)[拡大]

TKと345がステージに再び登場し、3人はテレビドラマ「下北沢ダイハード」のオープニングテーマとしてもおなじみの「DIE meets HARD」を演奏。巨大ミラーボールが光り輝く中、エモーショナルなメロディの「Who's WhoFO」、さらにプログレッシブな楽曲展開の「EneMe」と新作から多彩な楽曲群をオーディエンスに届けた。ライブ終盤には「abnormalize」「Telecastic fake show」と人気曲を畳みかけ、2005年発表の1stアルバム「#4」から唯一「TK in the 夕景」を披露した。345が「こんなにたくさんの方が来てくださってうれしいです」「追加公演もあるので、また会場で会いましょう」と話してから、3人がラストにプレイしたのは「#5」。アウトロでTKが絶叫してギターを荒々しく床に放って、壮絶なインパクトを残してライブを終え、ハウリングノイズが鳴り止むと、フロアから感嘆の拍手が送られた。

なお凛として時雨は、6月1日に大阪・フェスティバルホール、6月11日に東京・東京国際フォーラム ホールAにて「凛として時雨 Tour 2018 "Five For You" ~Vacuum The Hall Edition~」と題した本ツアーの追加公演を行う。

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「凛として時雨 Tour 2018 "Five For You"」2018年4月30日 東京都 Zepp Tokyo セットリスト

01. Ultra Overcorrection
02. High Energy Vacuum
03. Who What Who What
04. I was music
05. DISCO FLIGHT
06. Tornado Minority
07. Chocolate Passion
08. a symmetry
09. ten to ten
10. DIE meets HARD
11. Who's WhoFO
12. EneMe
13. abnormalize
14. Telecastic fake show
15. TK in the 夕景
16. #5

凛として時雨 Tour 2018 "Five For You" ~Vacuum The Hall Edition~

2018年6月1日(金)大阪府 フェスティバルホール
2018年6月11日(月)東京都 東京国際フォーラム ホールA

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読者の反応

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Kouhei @Kouhei_0118

凛として時雨「#5」のリリースから5年ですか。全てが神曲。Five For Youツアーの記憶は今でも色濃く残ってます。特に金沢EIGHT HALLで熱気で酸欠になりながら見たライブが脳裏にこびりついてます。リリースツアーは特別だから行った方がいい。

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