「朱鷺は来た!」NGT48新潟初の単独コンサートで色を探す旅へ、研究生昇格や組閣発表も

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NGT48が昨日4月13日に新潟・朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターにて単独コンサート「NGT48 単独コンサート~朱鷺は来た!新潟から全国へ!~」を開催した。

「NGT48 単独コンサート~朱鷺は来た!新潟から全国へ!~」の様子。

「NGT48 単独コンサート~朱鷺は来た!新潟から全国へ!~」の様子。

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「春はどこから来るのか?」の曲中にステージに登場する本間日陽(左から2番目)と加藤美南(右から2番目)。

「春はどこから来るのか?」の曲中にステージに登場する本間日陽(左から2番目)と加藤美南(右から2番目)。[拡大]

NGT48にとって通算3回目、新潟では初めての単独コンサートとなった今回の公演。オープニングでは、本間日陽が色のない桜の絵を描いている加藤美南を“色を探す旅”に連れ出す映像がスクリーンに映し出された。ライブは「overture」を経て4月11日発売の3rdシングル「春はどこから来るのか?」でスタートし、本間と加藤の2人は曲の途中で走りながらステージに登場。加藤が自身の絵を彩る色を探していることをメンバーに説明すると、北原里英は「今日はみんなで素敵な色を探す旅に出よう! ファンの皆さんも一緒に色を探しに行ってくれますか?」と会場に集まった大勢の観客に呼びかけた。

「NGT48 単独コンサート~朱鷺は来た!新潟から全国へ!~」の様子。

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ライブを再開させたNGT48は「誇りの丘」「みどりと森の運動公園」「ナニカガイル」といった歌詞やミュージックビデオで緑を連想させる曲を、センターステージや場内を移動するトロッコの上から立て続けに届けていく。荻野由佳が「朱鷺が来たぞー!」と叫ぶなど、朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターで単独コンサートができる喜びを語ったあとには、ユニットに分かれて青をイメージさせるナンバーを次々に披露した。水色の衣装を着た荻野と西潟茉莉奈は「てもでもの涙」を、小熊倫実、中井りか、村雲颯香、山田野絵、中村歩加はロックナンバー「青くさいロック」、北原、菅原りこ、長谷川玲奈、西村菜那子はマイクスタンドを使って「Blue rose」を歌唱。続く荻野、加藤、山田野絵が赤いセクシーな衣装で歌った「赤いピンヒールとプロフェッサー」では、加藤によるアクロバットパフォーマンスが決まった。

研究生メンバーを含めて「NGT48」を披露するNGT48。

研究生メンバーを含めて「NGT48」を披露するNGT48。[拡大]

ユニットブロック後には、新潟の郷土芸能・万代太鼓の経験者である小熊に村雲、西村を加えた3人が「RIVER」で太鼓の演奏を披露。新潟の名産や名所が歌詞に散りばめられた「NGT48」では、1月の「第3回AKB48グループドラフト会議」で指名を受けてNGT48に加入した安藤千伽奈、佐藤海里、高橋七実、對馬優菜子、藤崎未夢の5人のドラフト研究生がステージデビューを果たした。ドラフト研究生を紹介するMCでは、高橋七美に「歌がうまくなるにはどうすればいいですか?」と質問された荻野が歌がうまくなるための体操を教えるなど、先輩と後輩間のやり取りを見せてファンを和ませた。

左から北原里英、荻野由佳、本間日陽。

左から北原里英、荻野由佳、本間日陽。[拡大]

ライブ中盤には「春はどこから来るのか?」のカップリング曲が披露され、荻野、中井、長谷川、山田、中村、高橋真生の“新潟元気選抜”が「反省ソーダ」を歌ったほか、ファンから不思議キャラとして親しまれている加藤、菅原、高倉萌香、奈良未遥がかわいらしく「あとで」、太野彩香、西潟、村雲、西村、山口真帆といった20歳以上のメンバーがクールに「Whatcha Gonna Do」をパフォーマンスした。さらに彼女たちは荻野の「まだまだ元気ありますか!?」という煽りから、「青春のラップタイム」「10年桜」「桜、みんなで食べた」などのナンバーで観客を盛り上げ、中井がセンターを務めるメジャーデビュー曲「青春時計」を届けたところでライブを通して徐々に色が付け加えられた加藤の絵が完成。スクリーンには実際に加藤が描いた絵が映し出され、彼女はメンバーの個性を色で表現したことを説明した。

昇格の発表を聞いて感極まる研究生メンバー。

昇格の発表を聞いて感極まる研究生メンバー。[拡大]

チームNIIIの新キャプテンに任命され、ファンに挨拶をする加藤美南(左端)。

チームNIIIの新キャプテンに任命され、ファンに挨拶をする加藤美南(左端)。[拡大]

この日2回目の「春はどこから来るのか?」でライブ本編を締めくくったNGT48は、アンコールで客席通路を歩き回りながら「Maxとき315号」「君のことが好きだから」を歌唱。ステージに上がったあとには、AKB48「チームB推し」をNGT48バージョンの歌詞に変えた「チームNGT推し」を披露し、メンバー1人ひとりを紹介する歌詞でファンを魅了した。その後北原が挨拶を述べていると、ステージ上に新潟・NGT48劇場の今村悦朗支配人がサプライズで登場。驚き戸惑うメンバーに研究生8人が正規メンバーに昇格すること、グループ初の組閣としてNGT48がチームNIIIとチームGの2チーム体制になることを発表した。北原に代わりチームNIIIの新キャプテンに任命された加藤は、「これから新しいチームNIIIに生まれ変わって、そのキャプテンとして認めてもらえるように……皆さん応援してください」とコメント。研究生メンバーは昇格に感極まり、奈良は「応援してくださる皆さんは、私たちをずっと温かく押し上げてくださって」「こうやって新潟で今日初めて単独コンサートをさせていただいて、この大好きな新潟で研究生みんなで昇格させていただいて、本当にうれしいです」と涙ながらに心境を吐露した。そしてNGT48は「世界はどこまで青空なのか?」をラストナンバーとして披露。終演後には加藤が声を詰まらせながら「皆さんの力がなかったらNGT48は大きくなれないと思うし、キャプテンも務まらないです。私たちの目標は朱鷺メッセだけじゃない。これからAKB48がかつてやっていた大きなドームに立ちたい。そしてAKB48を超えてみせたいです」と影ナレで語り、場内には大きな歓声が沸き起こった。

なおNGT48は本日4月14日に朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターで北原の卒業コンサート「北原里英卒業コンサート~夢の 1115 日 新潟の女になりました!~」を開催。新体制での活動は7月上旬に開始する予定で、チームGのキャプテンはNGT48劇場での初日公演にて発表される。

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NGT48 単独コンサート~朱鷺は来た!新潟から全国へ!~
2018年4月13日 新潟県 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター セットリスト

00. overture
01. 春はどこから来るのか?
02. 誇りの丘
03. みどりと森の運動公園
04. ナニカガイル
05. てもでもの涙 / 荻野由佳、西潟茉莉奈
06. 青くさいロック / 小熊倫実、中井りか、村雲颯香、山田野絵、中村歩加
07. Blue rose / 北原里英、菅原りこ、長谷川玲奈、西村菜那子
08. 赤いピンヒールとプロフェッサー / 荻野由佳、加藤美南、山田野絵
09. パレオはエメラルド / 北原里英、菅原りこ、太野彩香、西潟茉莉奈、山口真帆、高橋真生、中村歩加
10. Glory days / 長谷川玲奈、本間日陽、奈良未遥
11. 制服のマネキン / 佐藤杏樹、高倉萌香、角ゆりあ、日下部愛菜、清司麗菜
12. RIVER
13. NGT48
14. 下の名で呼べたのは… / 研究生
15. 友達でいましょう / チームNIII
16. 反省ソーダ / 荻野由佳、中井りか、長谷川玲奈、山田野絵、高橋真生、中村歩加
17. あとで / 加藤美南、菅原りこ、高倉萌香、奈良未遥
18. Whatcha Gonna Do / 太野彩香、西潟茉莉奈、村雲颯香、山口真帆、西村菜那子
19. 青春のラップタイム
20. 片想いFinally
21. 思い出せてよかった
22. 10年桜
23. 桜、みんなで食べた
24. 青春時計
25. 春はどこから来るのか?
<アンコール>
26. Maxとき315号
27. 君のことが好きだから
28. チームNGT推し
29. 世界はどこまで青空なのか?

※高橋真生の「高」は、はしご高が正式表記。

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※記事初出時、写真キャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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