MIYAVI、さらなる前進誓ったワールドツアー国内ファイナルでレアカバー披露

MIYAVIが昨年4月12日、自身7度目となるワールドツアー「“DAY2”World Tour 2018」の国内最終公演を東京・Zepp Tokyoで開催した。

3月に東京でスタートした今回のツアーで韓国、シンガポール、台湾などを回ってきたMIYAVI。再び東京に戻ってきた彼がステージに現れると、オーディエンスはいっきにヒートアップする。MIYAVIはテレビアニメ「刻刻」主題歌となった「Flashback」や、三浦大知とのコラボレーションが話題を呼んだ「Dancing With My Fingers」などを次々とパフォーマンス。また「全国にいる彼が愛した人たちにこの曲を捧げます」というMCからhide「ピンク スパイダー」のカバーを披露し、ファンを喜ばせた。なおこのカバーは6月6日に発売されるhideのトリビュートアルバム「hide TRIBUTE IMPULSE」に収められる。

ライブ終盤、MIYAVIは「どんな状況であろうと乗り越えて、俺たちのメッセージを伝える。すべてではないかもしれないが、音楽を通じて一つになる、わかりあうことができると、アジアのツアーでも実感しましたし、自信も付きました」とツアーの手応えを語りつつ、「ここから先ヨーロッパ、アメリカ、南米に行ってくるので、大きくなって日本に帰ってきたいと思います」と意気込んだ。さらに彼は「たくさんの人にお世話になりました、たくさんの人に迷惑もかけてきました。そのおかげでこのようにやりたい放題で世界中、音楽だけでなく、映画、ファッション、人道支援の活動も含めて、今自分の目の前にあることに、まっすぐ100％、120％全力でチャレンジすることができてます。ファンのみんな、スタッフ、関係者の皆さんのおかげです。本当にありがとう」と、自身の活動に携わるすべての人へ感謝の意を示した。

「俺たちは過去に戻ることはできないけれど、未来は一緒に作ることができるので、その中で一瞬一瞬を噛みしめていきたいなと思います」と熱く語ったあと、MIYAVIは最後に「What's My Name? 2017」を全力でプレイ。超満員となったフロアから大歓声が沸きあがる中、ワールドツアー国内ファイナルを終えた。なおMIYAVIはこのあとフランス、イギリス、ロシアなどを回り、5月20日のアメリカ・ニューヨーク公演でツアーファイナルを迎える。