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植田真梨恵、恒例「Lazward Piano」ファイナルで活動10周年ライブ開催を発表

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植田真梨恵(撮影:竹谷さくら)

植田真梨恵(撮影:竹谷さくら)

植田真梨恵の全国ツアー「Live of Lazward Piano “bilberry tour”」のツアーファイナルとなる東京・東京グローブ座公演が3月24、25日に開催された。この記事では24日公演の模様をレポートする。

ピアニストの西村広文(アカシアオルケスタ)との2人編成で行われる恒例のライブシリーズ「Live of Lazward Piano」。約2年ぶりの開催となった今回、2人は2月3日の北海道・札幌KRAPS HALLから東京・東京グローブ座まで全国12カ所を回った。

客席後方が半円状となった東京グローブ座のステージに登場した植田は、2008年7月30日リリースの1stアルバム「退屈なコッペリア」収録の「ハルシネーション」でライブをスタートさせる。アコースティックギターをかき鳴らしながら妖艶な歌声を響かせて一気に世界観を作った彼女は、「未完成品」「スメル」など懐かしのナンバーを勢いよく繰り出していった。

6曲を届けたところで彼女はギターを置き、「ザクロの実」を情感豊かに歌い上げる。そしてファルセットボイスを織り交ぜながら「ソロジー」「僕の夢」などのバラードを歌唱。じっと聴き入っていた観客は、曲が終わると大きな拍手を送った。

「人から人に受け継がれていく愛情みたいなものを歌った曲です」という紹介のあとに届けられた「勿忘にくちづけ」を経て、「心と体」からライブは佳境に。植田と西村は息のあったプレイを披露し、演奏はどんどん激しさを増していく。「センチメンタリズム」「FRIDAY」といったロックナンバーを植田は激しいギターストロークと共に熱唱。また「パエリア」では複雑なリフを見事弾き切ると小さくガッツポーズする場面も。そして「あっという間に時は過ぎていくので、今日という日をここで過ごせてよかったです。ありがとうございました」と挨拶し、バラード「吠える虎」で伸びやかな歌声を響かせ会場を包み込んだ。

アンコールは「REVOLVER」でスタートし、続く曲はファンのリクエストをもとにその場で決められることが植田から告げられる。「さよならのかわりに記憶を消した」「きえるみたい」などさまざまなリクエストが挙がる中、この日は「夜風」を披露することに。「5年は弾いてない」と不安を覗かせる西村をよそに植田は初めて作ったという同曲を楽しそうに歌い上げ、最後に「アリス」を届けてステージをあとにした。

なお本日3月25日公演で植田は、活動10周年を記念したアニバーサリーライブ「indies 10th ANNIVERSARY LIVE 『loadSTAR』」を東阪で開催することを発表。ライブはメジャーデビュー後初のワンマンライブを開催したライブハウスでもある大阪・Shangri-Laで7月21日に、その後東京・新宿ReNYで7月30日に行われる。

植田真梨恵「Live of Lazward Piano “bilberry tour”」2018年3月24日 東京グローブ座 セットリスト

01. ハルシネーション
02. 未完成品
03. 白い月
04. スメル
05. シンクロ
06. わかんないのはいやだ
07. ザクロの実
08. ソロジー
09. 僕の夢
10. 昔の話
11. 勿忘にくちづけ
12. ハイリゲンシュタットの遺書
13. ペースト
14. 心と体
15. センチメンタリズム
16. FRIDAY
17. パエリア
18. コンセントカー
19. 吠える虎
<アンコール>
20. REVOLVER
21. 夜風
22. アリス

植田真梨恵「indies 10th ANNIVERSARY LIVE 『loadSTAR』」

2018年7月21日(土)大阪府 Shangri-La
2018年7月30日(月)東京都 新宿ReNY

植田真梨恵 コメント

私が作詞作曲を始め、それを世の中に放ってから、今年の7月で10年になります。
自分が何者なのか、何か作って生み出したりすることができるのか、全くわからず手探りで、とにかくほんとうの想いを切り取り、歌ってきました。いつかほんものになれる日がくればと。
どちらかというと計画的というよりは、その時々の思いがけないことに導かれて、人にたくさん助けてもらって、進んできたように思います。
そんな10年を記念して、「道しるべになる星」という意味を持つ“loadstar”という言葉からタイトルをつけました。集え、道しるべに!

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