BiS、BiSH、GANG PARADE、EMPiRE集結!衝撃発表にざわついた「WACKのフェス。」

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BiSHBiSGANG PARADE、EMPiREの所属事務所WACKの主催イベント「WACKのフェス。」が、昨日12月8日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催された。

BiS、BiSH、GANG PARADE、EMPiREによる「nerve」披露の様子。(写真提供:WACK)

BiS、BiSH、GANG PARADE、EMPiREによる「nerve」披露の様子。(写真提供:WACK)

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このイベントにはWACK所属4グループのほか、SCRAMBLESの松隈ケンタが在籍するバンドGHOST ORACLE DRIVEやWACK選抜ユニットSAiNT SEXが登場。12月6日に発売されたばかりのオムニバスアルバム「WACK & SCRAMBLES WORKS」に参加している面々が競演を繰り広げた。

「WACKのフェス。」より渡辺淳之介を迎えたGHOST ORACLE DRIVEのライブの様子。(写真提供:WACK)

「WACKのフェス。」より渡辺淳之介を迎えたGHOST ORACLE DRIVEのライブの様子。(写真提供:WACK)[拡大]

1番手として登場したのは、今回が2回目のライブとなるGHOST ORACLE DRIVE。このバンドでボーカルを務める松隈はサングラスをかけて1曲目を歌い、間奏では紅一点のサポートメンバー・ひなこ(B)がスラップ演奏を披露して歓声を浴びた。MCで松隈は「渡辺淳之介(WACK代表)に無理を言ってオープニングアクトで出演した」と話しつつ、このあとに出てくる全グループの楽曲のサウンドプロデュースを手がけていることから、「今日は自分の曲と対バンする感じ。生バンドで過去の音に負けないようにしたいね」とコメント。さらにひなこが来年からGHOST ORACLE DRIVEの正式メンバーに加入することがアナウンスされ、ひなこはおっとりとした口調で3月1日に東京・TSUTAYA O-Crestで自身の正式加入後、初めてのライブを行うことを告知した。3曲を届けたあと、ステージに招かれた渡辺は、「まさかZepp Divercity TOKYOで歌うことになるとは」と笑い、松隈とのユニットbeat mints boyzとしてBiSH「スパーク」を少し緊張した面持ちでカバーした。

「WACKのフェス。」よりEMPiREのライブの様子。(写真提供:WACK)

「WACKのフェス。」よりEMPiREのライブの様子。(写真提供:WACK)[拡大]

渡辺と松隈によるトークに続き、WACKとエイベックスの共同プロジェクトとして今夏に始動した5人組アイドルEMPiREが登場。名刺代わりのナンバー「EMPiRE is COMiNG」とメロウな「TOKYO MOONLiGHT」を披露した。5人はMCで11月にファンクラブ会員限定でライブをして、今回が初めての一般客の前でのステージであることを話してから、BiSHのアイナ・ジ・エンドが“類人猿たち”をテーマに振り付けを手がけたドラマチックなナンバー「アカルイミライ」を力いっぱい歌い踊った。

BiS(写真提供:WACK)

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続くBiSは勢いよくステージに飛び込み、エビ反りダンスで盛り上がるキラーチューン「nerve」、高速ギターロックチューンの最新曲「I can't say NO!!!!!!!」を連投して場内の熱気と一体感を高める。カミヤサキが「今日は最高の宴にしようぜ!」と煽って「SOCiALiSM」、ももらんどが「私たちがー!」と声を振り絞ってから全員で「BiSだー!」と叫んでから「BiSBiS」を披露。「Fly」など旧BiS時代の楽曲を間に挟みつつ、ラストの「Gives」までノーMCで駆け抜け、ストイックな姿を見せつけた。

GANG PARADE(写真提供:WACK)

GANG PARADE(写真提供:WACK)[拡大]

爆音のオープニングSEと共に入場したGANG PARADEのステージは、自身の代表曲「Plastic 2 Mercy」でスタート。セルフタイトル曲の「GANG PARADE」をパフォーマンスしたあとには、ココ・パーティン・ココが「今までWACK内の負け組とか下っ端とか言われていて、こういうイベントもトップバッターが多かったけど、今日は4組中3組目です。ありがとう。LIQUIDROOMでのワンマンが終わって着実に次に見える景色が大きくなっています。これも遊びに来てくれるみんなのおかげです。負け組ってワードが似合わなくなったギャンパレを誇らしく思ってます。大胆不敵なギャンパレのライブに遊びに来てください」とアピールし、バラード「Barely Last」へとつなげた。その後、「Beyond the Mountain」「FOUL」とエネルギッシュなナンバーでオーディエンスの心をつかんだギャンパレは、この日2回目の「Plastci 2 Mercy」でライブを締めくくった。

BiSH(写真提供:WACK)

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暗転したままのステージに静かに現れたのは、ライブ本編最後のアクトであるBiSH。彼女たちはシャウトが炸裂する「SHARR」、ストリングスアレンジが印象的な壮大なロックバラード「My landscape」、さらに先日の音楽番組「ミュージックステーション」に初出演した際に披露した人気曲「プロミスザスター」と最新アルバム「THE GUERRiLLA BiSH」の楽曲で観客を魅了した。セントチヒロ・チッチが「最後はBiSHです! ここからはBiSHの時間なので最後まで楽しんでってください!」と述べてから、破壊力のあるハードコアパンクチューン「DEADMAN」、リンリンによる「お前らののどちんこ焼き殺してやるからなー!」というおなじみの煽りから「GiANT KiLLERS」とアグレッシブなナンバーを次々に投下。「MONSTERS」では1階フロアのみならず2階席の観客も激しくヘッドバンギングをするなど熱狂的な盛り上がりを見せ、彼女たちは最後に「BiSH-星が瞬く夜に-」をパフォーマンスしてステージをあとにした。

左から吉岡紘希、アイナ・ジ・エンド、松隈ケンタ。(写真提供:WACK)

左から吉岡紘希、アイナ・ジ・エンド、松隈ケンタ。(写真提供:WACK)[拡大]

SAiNT SEX(写真提供:WACK)

SAiNT SEX(写真提供:WACK)[拡大]

アンコールではまず、アイナがアコースティックギターを抱えた松隈と、パーカッション担当の吉岡紘希というSCRAMBLESコンビと共にアコースティック編成でBuzz72+の「屋上の空」をカバー。表現力豊かな歌声に大きな拍手が沸き起こった。次にカラフルな照明のもと、BiSHのアイナ、アユニ・D、BiSのプー・ルイ、カミヤサキ、GANG PARADEのユメノユア、ヤママチミキ、アヤ・エイトプリンスからなるSAiNT SEXが持ち曲「WACK is FXXK」をパフォーマンス。終了後に渡辺がステージに登場し、「本日をもって、SAiNT SEXは解散します」「もういいっしょ、解散」とフランクに告げたため、この日の公演が同ユニットのラストライブとなった。

カミヤサキ(BiS)とアヤ・エイトプリンス(GANG PARADE)のレンタルトレード終了発表時の様子。(写真提供:WACK)

カミヤサキ(BiS)とアヤ・エイトプリンス(GANG PARADE)のレンタルトレード終了発表時の様子。(写真提供:WACK)[拡大]

また渡辺は「もう1つお知らせがありまして、カミヤさんとアヤさんは3月3日を持ってレンタルトレードを解除します」と切り出し、3月4日に東京・両国国技館で行われるBiSのワンマンライブ「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??」にはGANG PARADEも登場し、“レンタルトレード終了の儀”を行うと宣言。GANG PARADEからBiSにレンタル移籍中のカミヤは神妙な表情で押し黙り、GANG PARADEからBiSにレンタル移籍中のアヤは感情のやり場に困ってかジャンプしたり、くるくる回ったりと落ち着かない様子を見せる。コメントを求められたアヤは「どこにいてもがんばりたいので、皆さんよろしくお願いします」と述べ、今にも涙を流しそうなカミヤは「温度差がすごくて申し訳ないんですけど、正直言葉が出ません。私はBiSの音楽が世界一カッコいいと思っているので、残された期間、精一杯その魅力をここにいる皆さんより多くの人たちに伝えられるようがんばっていきます。よろしくお願いします!」と自らを奮い立たせるように話した。それを受けて少し落ち着きを取り戻したアヤは「軽い気持ちではなくて、びっくりして言葉が出てこないんです……。今までGANG PARADEとして歩んできたことを、しっかりBiSに持ち帰って、3月4日を迎えたいと思います。それまでのGANG PARADEの期間も悔いの残らないようにもっと今のGANG PARADEで成長できるところまでがんばりたいと思います」と改めてコメントした。

カミヤがこらえきれずに涙を流している傍ら、渡辺は「みんな『戻せ』って言ったり、『戻すな』って言ったりワガママだよね!」とドライに語り、2人がレンタル移籍先で軌道に乗っていることから「そうなってきちゃったら壊したくなるのがWACKだから。WACKはスクラップ&スクラップで壊しては壊してくから」とコメント。そして「両国国技館は絶対楽しくなると思うし、まだ4カ月あるからどうやって生き抜くか考えないといけない」と付け加え、続けて3月に合宿を含むWACK合同オーディションを開催することもアナウンスした。

「WACKのフェス。」の様子。(写真提供:WACK)

「WACKのフェス。」の様子。(写真提供:WACK)[拡大]

イベントの最後には、BiS、BiSH、GANG PARADE、EMPiREのメンバーがステージに集結。MiDORiKO EMPiREが「それでは聴いてください。『nerve』!」とタイトルコールをしてから、WACK所属4グループ全員でBiSの「nerve」を歌い踊った。全演目が終わり、GHOST ORACLE DRIVEのメンバーも再び登場。全員で「We are WACK!」と叫んで「WACKのフェス。」は大団円を迎えた。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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WACKのフェス。
2017年12月8日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

GHOST ORACLE DRIVE

01. Maintain Maintain
02. SUNDAY
03. Have you ever seen
04. スパーク(with 渡辺淳之介

EMPiRE

01. EMPiRE is COMiNG
02. TOKYO MOONLiGHT
03. アカルイミライ

BiS

01. nerve
02. I can't say NO!!!!!!!
03. SOCiALiSM
04. BiSBiS
05. CHANGE the WORLD
06. Fly
07. Gives

GANG PARADE

01. Plastic 2 Mercy
02. pretty pretty good
03. GANG PARADE
04. Barely Last
05. Beyond the Mountain
06. FOUL
07. Plastic 2 Mercy

BiSH

01. SHARR
02. My landscape
03. プロミスザスター
04. DEADMAN
05. GiANT KiLLERS
06. MONSTERS
07. BiSH-星が瞬く夜に-

アイナ・ジ・エンド×松隈ケンタ×吉岡紘希

01. 屋上の空

SAiNT SEX

01. WACK iS FXXK

BiS×BiSH×GANG PARADE×EMPiRE

01. nerve

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