KICK THE CAN CREW、約13年ぶりの全国ツアー開幕「またこうして会えてうれしいです」

2017年12月1日 23:19 817 2 音楽ナタリー編集部

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KICK THE CAN CREWが本日12月1日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて、全国ワンマンツアー「LIVE TOUR 2017『タコアゲ』」の初日公演を行った。

KICK THE CAN CREWとは？

それぞれソロで活動していたKREVA、LITTLE、MCUが集まり1997年に結成。同年にシングル「タカオニ / カンケリ」でインディーズデビューし、2001年5月にシングル「スーパーオリジナル」でメジャーデビューを飾る。山下達郎の「クリスマス・イブ」をサンプリングした「クリスマス・イブRap」でブレイクを果たしたのち、「マルシェ」「アンバランス」「イツナロウバ」などヒットを飛ばす。2002年12月には「第53回NHK紅白歌合戦」に出場し、「マルシェ」をパフォーマンスした。人気絶頂の2004年に活動休止を発表し、それぞれソロに転向。しかしメンバー間の交流は途絶えることなく、KREVAのライブにLITTLEとMCUが参加したり、KREVAがLITTLEとMCUのユニットULをプロデュースするなど音楽活動を共にする。2014年にKICK THE CAN CREW名義で「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」に出演。その後も不定期でKICK THE CAN CREWとしてライブを行い、2017年8月に14年ぶりのオリジナルアルバム「KICK!」を発表した。

KICK THE CAN CREW（撮影：岸田哲平）

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KICK THE CAN CREW「LIVE TOUR 2017『タコアゲ』」初日公演の様子。（撮影：岸田哲平）［高画質で見る］

このツアーは8月にリリースされた約13年8カ月ぶりのアルバム「KICK!」を携えて行われるもの。KREVA、MCU、LITTLEの3人は熊井吾郎（MPC, DJ）と共に登場すると、「千％」「完全チェンジTHEワールド」「また波を見てる」といった「KICK!」収録曲を次々とパフォーマンスする。さらに「アンバランス」など歴代のヒット曲も惜しみなく披露し、オーディエンスを熱狂させた。

満員のフロアを眺め、KREVAは「またこうして会えてうれしいです。音楽のある生活、というかKICK THE CAN CREWのある生活に“完全チェンジTHEワールド”してもらって、これからも一緒に楽しめたらと思います」と挨拶。MCUは「あの頃のツアーとか来てた人いるの？みんな何も変わってねえな。あの頃と同じだよ」と笑った。そしてLITTLEが「『また戻っておいで』って言いましたけども、また戻ってきました」と話すと、フロアからは盛大な拍手が。彼は「我々が休止と言ってから、14年の月日を必要としました。『コイツらずっとやらないんじゃないの』って思った人もいるかもしれない。もしかしたら、俺たちもそう思うことがあったかもしれない。でもここでこうしてライブできるのはみんなのおかげです。そしていつも支えてくれてるスタッフや仲間にもお礼が言いたいです」と感謝を述べた。

KICKはこのツアーでZepp DiverCity TOKYOを皮切りに、12月24日の福岡・福岡サンパレスまで全7公演を行う。

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KICK THE CAN CREW「LIVE TOUR 2017『タコアゲ』」（※終了分は割愛）

2017年12月3日（日）宮城県チームスマイル・仙台PIT
2017年12月10日（日）北海道 Zepp Sapporo
2017年12月16日（土）愛知県 Zepp Nagoya
2017年12月17日（日）大阪府 Zepp Osaka Bayside
2017年12月21日（木）広島県広島CLUB QUATTRO
2017年12月24日（日）福岡県福岡サンパレス