本日のBiSHは、フリーライブの前にセントチヒロ・チッチとリンリンが東京、アイナ・ジ・エンドとハシヤスメ・アツコが大阪、モモコグミカンパニーとアユニ・Dが名古屋と3チームに分かれ、お面を付けた清掃員(BiSHファンの総称)を探し回る企画「BiSHのジャイチャレ」を実施した。メンバーは清掃員を見つけ出し、Twitterへ写真を投稿することでポイントが加算されるルールで対決。優勝チームには賞金30万円が贈呈され、最下位のチームには罰ゲームとして“ゲテモノグルメツアー”が課せられることになっており、結果発表は今回のフリーライブの最中に行われた。
会場付近で午前から無料配布された優先エリアの入場整理券は、配布開始からほどなくして予定枚数を終了。優先エリアとその外側を含む一帯にファンが集まった。フリーライブ開始時間になり、メンバーは「GiANT KiLLERS」のリリース日を迎えたことを改めて発表したあと、同ミニアルバムの1曲目を飾るタイトル曲でライブをスタートさせた。清掃員と共にシンガロングに興じて会場一帯のボルテージを高め、続けて「Marionette」「Nothing.」と新作に収められている全5曲をノンストップで披露した。
MCの時間には彼女たちのマネージメントを手がけるWACK代表・渡辺淳之介氏が登場し、日中に行われた「ジャイチャレ」の結果を発表。東京チームが92ポイント、大阪チームが76ポイント、名古屋チームが88ポイントとなり、チッチとリンリンが30万円を獲得し、アイナとハシヤスメがゲテモノグルメツアーへと旅立つことになった。アイナとハシヤスメはその結果に納得がいかないと声を荒らげる。お面を着用したファンらと写真撮影することでポイントが加算される仕組みとなっていたが、渡辺氏は「『お面を着用するとは何か』という哲学的な問題に直面しました」と述べつつ、ポイント査定についてはWACKスタッフ・伊藤専務の提言した基準を採用したことを明かした。そのためアイナとハシヤスメが「おい伊藤! 出てこい!」などと叫ぶ場面もあったが、「ジャイチャレ」の模様はゲテモノグルメツアーの実施後にまとめて映像として公開されるとのことなので、続報を楽しみにしておこう。また「細かく真摯にルールを守った」と言う勝者の東京チームは、大声を上げたあとにすねていた大阪チームを横目に笑顔を見せていた。
その後、7月22日に千葉・幕張イベントホールで単独公演を行うことを告知した彼女たち。チッチが最新作のタイトルには「番狂わせ」「大物に立ち向かっていく」といった意味が込められていると説明したあとに「幕張イベントホールはすごいキャパも広いし、私たちにとっては“大物”だって怯む感じもあるけど、当日は物怖じしない素敵な私たちを見せることを“プロミス”します!」と宣言し、「プロミスザスター」を披露した。エモーショナルなメロディに乗せてアイナのパワフルなロングトーンが響き渡り、歩道側では通行人や外国人観光客が足を止めてステージの様子を伺うような光景も見られた。そしてラストにメンバーは、すっかり日が落ちて夕闇に包まれたステージで「BiSH-星が瞬く夜に-」を届け、フリーライブを締めくくった。
BiSH「YOYOGi GiANT KiLLERS」
6月28日 代々木公園野外ステージ セットリスト
01. GiANT KiLLERS
02. Marionette
03. Nothing.
04. 社会のルール
05. VOMiT SONG
06. プロミスザスター
07. サラバかな
08.
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BiSH、野外で「GiANT KiLLERS」全曲披露&ゲテモノツアー行きの2人が決定 - 音楽ナタリー https://t.co/NnZHUwfEZm