エビ中の小林歌穂「ぽーランド」でファミリーと○×クイズ、ソロ公演2周目の幕開ける

昨日6月8日に東京・赤坂BLITZにて私立恵比寿中学の小林歌穂によるソロライブ「ぽーランド2!!」が開催された。

昨年6月の小林のソロライブを皮切りに、各自のバースデー企画としてセルフプロデュース公演を行ってきたエビ中メンバー。6月12日に17歳の誕生日を迎える小林はソロ公演2周目の幕開けを飾った今回のライブで、昨年同様に自身のニックネーム「ぽーちゃん」にちなんだ夢の国「ぽーランド」を舞台にしたコンセプトのもと、パフォーマンスを繰り広げた。

「#彼女とデートなう。に使っていいよ」という文字が添えられた小林の写真などがステージ上のスクリーンに映し出されたのち、ライブは5月発売のエビ中のアルバム「エビクラシー」の収録曲「感情電車」でスタート。MCで「ロリータを着てみたんです」と王冠が散りばめられた赤い衣装について照れながら触れた彼女は、「ゼッテーアナーキー」をオーディエンスに合唱させて会場の一体感を高めた。

「みんな今日喉の調子いいですね！」とエビ中ファミリーの歌声を褒め称えた小林は、その後自身のソロ曲「ぐらりぐら想い」と、いきものがかり「ホタルノヒカリ」を歌唱。小林がエビ中メンバーに膝かっくんを仕掛けたり、じゃんけんや縄跳びで遊んだりする「箸休めVTR」を観客と鑑賞したあと、吉澤嘉代子「泣き虫ジュゴン」、チャラン・ポ・ランタン「人生のパレード」を優しい歌声でカバーした。

場内が温かい雰囲気で包まれる中、ライブは小林に関するクイズにエビ中ファミリーが○か×で答えるコーナーに突入。「歌穂の好きな食べ物は餃子とパンである」「歌穂はズボンを履く時右足から履く」といった問題が次々と出題され、不正解した観客は回答権を失った証として入場時に配布されたマスクを着用していく。「この会場でかくれぽーちゃんは4人いた」という会場のさまざまなところに貼られた小林のイラストについての問題では、ステージ上のスクリーンに“かくれぽーちゃん”が貼られていたことが彼女から発表された。約20人に絞られた正解者はステージ上でクイズに挑み、最後まで勝ち残った11人のエビ中ファミリーには小林のサインが入った黄色いハンカチが賞品としてプレゼントされた。

クイズで観客とひとしきり盛り上がった小林は「全力☆ランナー」「面皰」「お願いジーザス」とエビ中のナンバーを立て続けにパフォーマンス。「全力で面皰治してお願いジーザズ」という曲のタイトルをつなげたストーリーを思い付いて3曲を歌ったことを明かした彼女は、「エビクラシー」より「藍色のMonday」と、明るい曲調の「CHAN-CHARA-CHAN」を披露してライブ本編を締めくくった。

小林はステージを立ち去るも、アンコールがかかった瞬間、スモークと共に「早かった!?」と笑顔で再登場。プロミスのCMをオマージュした演出で観客を驚かせた彼女は、「バタフライエフェクト」で場内の熱気を上昇させた。さらに退場してすぐにステージに現れるという流れを繰り返して会場を盛り上げると、「MISSON SURVIVOR」を熱演。エビ中ファミリーと共に元気よくタオルを振り回した彼女は、最後の挨拶で「もし3週目があるならまたがんばります！」と力強く宣言し、自身2度目の生誕ソロライブ「ぽーランド2!!」の幕を閉じた。

次回のエビ中メンバーのバースデー公演である安本彩花のソロライブ「歌って！踊って！歌謡ショー!!安安（やすやす）」は6月27日に赤坂BLITZにて行われる。