ウソツキ、恒例のエイプリルフールライブは満員御礼「今日くらい1つになろうぜ」

2

253

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 61 161
  • 31 シェア

ウソツキが4月1日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて、ワンマンライブ「劇場版 USOTSUKA NIGHT」を開催した。

「劇場版 USOTSUKA NIGHT」の様子。(撮影:山野浩司)

「劇場版 USOTSUKA NIGHT」の様子。(撮影:山野浩司)

大きなサイズで見る(全10件)

バンド名にちなみ、例年エイプリルフールにワンマンライブを行ってきたウソツキ。会場が元映画館であることにちなんで“劇場版”と銘打って実施された今回は、ライブ本編を「劇場版 USOTSUKA NIGHT」の“完成披露試写会”に、アンコールを“舞台挨拶”に見立てて行われた。

「劇場版 USOTSUKA NIGHT」の様子。(撮影:山野浩司)

「劇場版 USOTSUKA NIGHT」の様子。(撮影:山野浩司)[拡大]

場内アナウンスに続き、映画の上映開始を思わせるブザー音が鳴ると、林山拓斗(Dr)がパワフルにドラムを叩き始める。彼が刻むビートにほかの3人が音を重ねていき、バンドは「一日だけヒーロー」で勢いよくライブを開始した。「ミライドライバー」を経て、竹田昌和(Vo, G)は「『劇場版 USOTSUKA NIGHT』へようこそ! 決してウソはつかないバンド、ウソツキです。今日は銀河鉄道に乗ってやってきました」とお決まりの挨拶をし、代表曲の1つである「金星人に恋をした」を披露。みずみずしいサウンドがホールいっぱいに広がり、観客たちは手を挙げて彼らのプレイを堪能した。

「ガタンゴトン」というコーラスワークがにぎやかな「京葉線SOLDOUT」、春の情景を描いた失恋ソング「春風と風鈴」を届けたあと、竹田は「今ここはライブハウスなので、皆さん自由に楽しんでいってください!」と声を上げる。その言葉に続いて披露された「水の中からソラ見てる」では、吉田健二(G)が仁王立ちで豪快にギターソロを弾いたり、藤井浩太(B)が人生初のベースソロに挑戦したりとアグレッシブなプレイでオーディエンスを盛り上げた。

竹田昌和(Vo, G)(撮影:山野浩司)

竹田昌和(Vo, G)(撮影:山野浩司)[拡大]

竹田は「我々ウソツキにとっては毎日がエイプリルフールなんですが、4月1日は皆さんが“ウソツキ”になれる日です。何が言いたいかって言うと、今日くらい1つになろうぜってことです」と語り、バンドは「旗揚げ運動」を演奏。ミュージックビデオでウソツキメンバーが踊るダンスを吉田がレクチャーし、オーディエンスはそのダンスを踊って会場に一体感を作り上げた。その後骨太なロックチューン「ネガチブ」を熱演した竹田は息を切らしながら「座ろう……」と観客を座らせる。そして学生時代の実体験を歌った「転校生はエイリアン」、センチメンタルなミドルチューン「綿飴とりんご飴」を披露。終盤では甘酸っぱいメロディの「ボーイミーツガール」や何気ない日常を描いたミドルチューン「ハッピーエンドは来なくていい」といった新曲が届けられる。そして本編ラストの「新木場発、銀河鉄道」まで駆け抜けた彼らは名残惜しそうにステージを下りた。

「劇場版 USOTSUKA NIGHT」の様子。(撮影:山野浩司)

「劇場版 USOTSUKA NIGHT」の様子。(撮影:山野浩司)[拡大]

“舞台挨拶”として行われたアンコールにウソツキはスーツ姿で登場。彼らは「次作を発表しようかなと……」とポスターを公開し、7月13日に新作「一生分のラブレター」をリリースすることをアナウンスした。新作のタイトルトラックとなるド直球のラブソング「一生分のラブレター」をさっそく披露したあと、バンドは「ダル・セニョールの憂鬱」を演奏。大合唱に包まれ、ハッピーな雰囲気の中ライブは幕引きとなった。

ウソツキは5月15日の愛知・池下CLUB UPSET公演より主催ツアー「ウソツカナイトツアー~禁断の三角関係~」を開催。また本日4月3日(日)深夜26:40より、ウソツキのレギュラーラジオ番組「今夜もダル・セーニョ」がbayfmにてスタートする。

この記事の画像(全10件)

ウソツキ・ワンマンライブ「劇場版 USOTSUKA NIGHT」
2016年4月1日 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE セットリスト

01. 一日だけヒーロー
02. ミライドライバー
03. 金星人に恋をした
04. 京葉線SOLDOUT
05. 春風と風鈴
06. 水の中からソラ見てる
07. 旗揚げ運動
08. ネガチブ
09. 転校生はエイリアン
10. 綿飴とりんご飴
11. きっと友達
12. Roll Roll Roll
13. ボーイミーツガール
14. ハッピーエンドは来なくていい
15. ピースする
16. 過去から届いた光の手紙
17. 新木場発、銀河鉄道
<アンコール>
18. 一生分のラブレター
19. ダル・セニョールの憂鬱

ウソツカナイトツアー~禁断の三角関係~

2016年5月15日(日)愛知県 池下CLUB UPSET
<出演者>
ウソツキ / GOING UNDER GROUND / ココロオークション

2016年5月26日(木)福岡県 DRUM SON
<出演者>
ウソツキ / GOING UNDER GROUND / ココロオークション

2016年5月27日(金)岡山県 CRAZYMAMA 2nd Room
<出演者>
ウソツキ / GOING UNDER GROUND / ircle

2016年5月28日(土)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
<出演者>
ウソツキ / GOING UNDER GROUND / Halo at 四畳半

2016年6月17日(金)宮城県 enn 2nd
<出演者>
ウソツキ / LOST IN TIME / ココロオークション

2016年6月19日(日)東京都 UNIT
<出演者>
ウソツキ / GOING UNDER GROUND / ココロオークション

bayfm「今夜もダル・セーニョ」

初回放送:2016年4月3日(日)26:40~27:00
※以降毎週日曜26:40~27:00に放送

全文を表示

読者の反応

  • 2

鉄道info @rail_info

ウソツキ、恒例のエイプリルフールライブは満員御礼「今日くらい1つになろうぜ」 https://t.co/j4X23zdfSp

コメントを読む(2件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 ウソツキ の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。