2月28日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて
会場の客電が落ちると、ステージ中央にコムアイが登場。彼女はしなやかな振り付けとともに「西玉夫」を歌い、フロアのテンションをじわじわ引き上げていく。その後「ウランちゃん」「ユタ」とノンストップで披露され、最初のMCへ。コムアイはフロアを見渡しながら「うわー、すっごい人」と感嘆の声を漏らし、満員のフロアに向けて感謝の言葉を述べた。さらに彼女は「ここからはわかりやすい歌で攻めていきます」と宣言し、「猪八戒」をパフォーマンス。その後は「小野妹子」「ライト兄弟」と最新アルバム「ジパング」収録曲を連発し、観客を盛り上げていく。
「ナポレオン」歌唱時には神輿に乗ったコムアイが客席に乱入。また「桃太郎」ではウオーターボールの中に入った彼女がフロアに現れ、オーディエンスに揺さぶられながら同曲を歌唱した。縦横無尽に会場を駆け回ったあとステージに戻ったコムアイは「超楽しい。もっと遊んでいたい」と笑顔で話していた。
またMCでコムアイは、2月26日にテレビ朝日系「ミュージックステーション」に出演したことなど触れ、「面白くて、カッコよくて、美しいものがいっぱいできるように、そういうものに関わっていけたらなと思っています」と話す。さらに彼女が「くだらない番組には出ないので」と続けると、フロアから盛大な拍手と歓声が上がった。ライブ終盤には、マッチに見立てた棒状の小道具の先端に火を灯し、淡い照明が会場内を照らす中で「マッチ売りの少女」を歌唱。さらに本編最後の曲「メデューサ」ではバックダンサーとともにキレのあるダンスを披露し、ステージをあとにした。
盛大なアンコールを受けてコムアイはフロアに再登場。彼女は「ドラキュラ」を歌いながらオーディエンスをかき分け、フロア後方でライブを見守っていたメンバーのケンモチヒデフミにマイクを渡す。ケンモチは同曲のサビの一節を熱唱してオーディエンスを沸かし、大盛況のワンマンライブ「OEDO!」をフィナーレに導いた。
水曜日のカンパネラ「ワンマンライブ『OEDO!』」
2016年2月28日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト
01. 西玉夫
02. ウランちゃん
03. ユタ
04. 猪八戒
05. 小野妹子
06. ライト兄弟
07. ツイッギー
08. ナポレオン
09. モスラ
10. 桃太郎
11. ディアブロ
12. ラー
13. シャクシャイン
14. モノポリー
15. ミツコ
16. マッチ売りの少女
17. メデューサ
<アンコール>
18. ドラキュラ
リンク
- TOP of 水曜日のカンパネラ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ましゃ @mashamasha1974
行きたかった
水曜日のカンパネラ、演出満載の「OEDO!」ワンマンでケンモチも歌唱 - 音楽ナタリー https://t.co/jVe1ybIbb8