ひめキュン、進化を見せつけた単独公演で27曲熱唱「最高に幸せ」

ひめキュンフルーツ缶が1月10日に愛媛・ひめぎんホール サブホールにて「HimeKyun"Run before the wind"第一章」と銘打ったワンマンライブを開催した。

結成6年目の今年、年の初めから地元・愛媛のひめぎんホール サブホールで単独公演を行ったひめキュン。5人は目標であるひめぎんホール メインホールでの公演開催に思いを馳せつつも、松山城をモチーフにしたカラフルなステージセットで持ち前のパワフルなパフォーマンスを披露し、満席となったフロアを湧かせた。

「ひめぎんホール！ 行くよー！」と谷尾桜子が煽り、5人は「モノクロビタミン」からトップギアでライブを開幕。「それ冗談！これ本気!!」「アンダンテ」「ワタシダイイチキボウ」と軽快なロックチューンでオーディエンスを早くもヒートアップさせた彼女たちは、最初のMCでこの日地元で成人式を行ってきた奥村真友里をファンとともに祝福する。菊原結里亜は「今日の自分にがんばれって言うために、昨日自腹でうなぎを食べた」と報告。すると河野穂乃花も「私は夜中に牛丼を食べに行った」と菊原に対抗し笑いを誘った。激しいパフォーマンスとゆるいトークで緩急を付けながら、彼女たちはバラードナンバー「君と描いた未来」でライブ前半戦を終える。

衣装チェンジを経てライブは後半戦へ。「Seize the days!」では奥村と菊原がフロアに登場し客席の間を駆け抜けていく。「モラトリアム」「キラーチューン」とアッパーなナンバーも飛び出し、会場の熱気が高まったところで5人は1stシングルのカップリング曲「ひめキュン参上！」を投下。彼女たちの原点を彷彿とさせるナンバーをライブ本編最後に披露し、5人は大歓声に包まれながらステージをあとにした。

アンコールを受けて再登場した彼女たちは、ここから2月17日にリリースされるニューアルバム「天国ギミック」に収録される楽曲を初披露していく。コレオグラファーの南流石が振り付けを担当した「デッドギミック」では、力強さとしなやかさを両立させたダンスで、彼女たちの新たな魅力を提示。さらにダブルアンコールでは、「バズワード」のイントロが流れるや否やオレンジ色のペンライトが一斉に灯され、会場はミカン色に染め上げられる。5人は感動した表情を浮かべながら同曲を歌い切り、ラストナンバーに「例えばのモンスターを」チョイス。持てる力を振り絞り最後まで駆け抜けた5人は清々しい表情を浮かべる。岡本真依は「最高に楽しくて最高の景色が見れて、最高に大好きな皆さんに会えて幸せでした。次はもっと大きい会場で会いましょう！」と感謝の言葉を述べ、この日のワンマンライブを終えた。

なおひめキュンはニューアルバムのリリースを記念したツアーを開催。3月27日の大阪・梅田CLUB QUATTROを皮切りに、愛知、福岡、岡山、東京、愛媛の計6都市を回る。