The Flickers企画、Xmas曲カバーで吉田ヨウヘイ&HAPPYのAlecとコラボ

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The Flickersが昨日12月11日に東京・新宿MARZで自主企画「SUMMER OF LOVE」を開催した。

The Flickers、吉田ヨウヘイ(吉田ヨウヘイgroup)、Alec(HAPPY)によるコラボセッションの様子。(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

The Flickers、吉田ヨウヘイ(吉田ヨウヘイgroup)、Alec(HAPPY)によるコラボセッションの様子。(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

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The Flickersのライブの様子。(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

The Flickersのライブの様子。(Photo by MASANORI FUJIKAWA)[拡大]

「SUMMER OF LOVE」は約1年半ぶりに行われた彼らの自主企画で、今回は3カ月連続で実施される。昨日の公演はこの企画の第1弾にあたり、ゲストに吉田ヨウヘイgroup、HAPPYを迎えたライブが繰り広げられた。

吉田ヨウヘイ(Vo, G, Alto Sax / 吉田ヨウヘイgroup)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

吉田ヨウヘイ(Vo, G, Alto Sax / 吉田ヨウヘイgroup)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)[拡大]

1番手の吉田ヨウヘイgroupはサポートを加えた7人編成で登場し、「暗い部屋」からライブの口火を切った。彼らはギター、ベース、ドラム、アルトサックス、キーボード、トランペット、フルートと、最大5声のコーラスで厚みにある演奏を聴かせる。吉田ヨウヘイ(Vo, G, Alto Sax)は「安島(裕輔)くんはすごくいい人なんですよ。メンバーとももっと仲良くなりたいんで、いい演奏をしたいと思います」とThe Flickersについて語ってから、「ブールヴァード」を披露。この曲では間奏で吹奏楽器隊が順にソロを決めるなど、メンバー個々の見せ場も用意された。ラストナンバーの「Continue」で彼らは幻想的なムードのイントロから、最後は熱のこもったパワフルなジャムセッションを展開してステージを去った。

Alec(Vo, G / HAPPY)

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スモークに包まれたステージにゆっくりと登場したHAPPYは、オープニングSEが鳴り止む前にギターのフィードバックノイズやエフェクターを使って会場にうねる音の渦で満たす。「Lift This Weight」ではゆっくりとミラーボールが回転する中、スペーシーなシンセサウンドと裏打ちのビートが会場のテンションを引き上げ、観客は合いの手を打ったり、歌詞にあわせてピースサインをステージに向けたりと盛り上がった。また「The world began with a number」ではメンバー同士が向き合って、かっちりとブレイクを決めるなど一体感のあるパフォーマンスを見せた。Alec(Vo, G)は「The Flickers、今日は呼んでくれてありがとう! 冬だけど『SUMMER OF LOVE』楽しんでいきましょう!」と話し、続けて「みんなちょっと静かすぎちゃうん? 2階の人、ダイブしてもいいんだよ」などと冗談を飛ばす。元気なトークのあとにバンドはダンサブルなナンバー「R.A.D.I.O.」を演奏し、客とシンガロングをしてフロア全体を沸き立たせた。

安島裕輔(Vo, G, Syn / The Flickers)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

安島裕輔(Vo, G, Syn / The Flickers)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)[拡大]

三橋隼人(G / The Flickersサポート、HERE)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

三橋隼人(G / The Flickersサポート、HERE)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)[拡大]

Kanako(Syn / The Flickersサポート、ORGALOUNGE)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

Kanako(Syn / The Flickersサポート、ORGALOUNGE)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)[拡大]

トリのThe Flickersはこの日、サポートに三橋隼人(G / HERE)、Kanako(Syn / ORGALOUNGE)を迎えた5人編成で登場。1発目に疾走感のあるナンバー「orange sunshine distortion」を投下し、安島裕輔(Vo, G, Syn)はギターを高く掲げてボディを叩き、ハンドクラップを誘発させた。Kanakoのシンセから始まったハイテンションなナンバー「midnight express」では、安島がステージにメンバーの機材が所狭しと並んでいる中、「新宿もっとノッてけるか! 行くぞ!」と叫び、モニタースピーカーに足をかけて身を乗り出すような体制で観客を煽った。そして高くジャンプして定位置に戻るなどアグレシブなパフォーマンスを展開していく。

本吉“Nico”弘樹(Dr, Cho / The Flickers)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

本吉“Nico”弘樹(Dr, Cho / The Flickers)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)[拡大]

堀内祥太郎(B, Cho / The Flickers)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)

堀内祥太郎(B, Cho / The Flickers)(Photo by MASANORI FUJIKAWA)[拡大]

そしてテンションを高く保ったまま、彼らはキラーチューン「non-fiction」「super sonic」などをプレイ。ファンはThe Flickersの奏でる迫力たっぷりのサウンドと、激しいパフォーマンスに興奮した様子で腕を突き上げたり、歓声を送ったりしていた。MCでは堀内祥太郎(B, Cho)が「今日は3カ月連続企画の1発目です。次もドカンと盛り上げていきたいんでよろしくね」と話す。そして「吉田ヨウヘイgroupもHAPPYもすごく勇気の出る音を鳴らしてる。俺らはトリだから、最高にみんなを楽しませてから帰るよ」と宣言。その言葉に続けて安島が「俺たちが一番すげえよ。しっかり観とけよ」と鼓舞し、バンドはライブ本編を締めくくる「love in the music」までエネルギッシュなステージングで駆け抜けた。

アンコールでThe Flickersは未発表の新曲を披露。この曲は「summer of love」と自主企画名と同じタイトルのミディアムチューンで、彼らはピアノサウンドをフィーチャーした同曲を情感豊かに披露した。そしてアンコールの最後には吉田ヨウヘイをと、HAPPYのAlecがゲストとして登場。安島は「もうこんなことをやる機会はなかなかないでしょうね」と話してから、Wahm!の「Last Christmas」をカバーすることを観客に伝える。そしてクリスマスの話題になり、安島とAlecはともにクリスマスの雰囲気が好きであると述べ、吉田は「ちょっともう飲み過ぎちゃってて、よくわかんないっす、油断しました」とおどけて会場の笑いを誘っていた。Alecはボーカル、吉田はギターでセッションに参加し、レアな組み合わせによる「Last Chrstmas」のカバーでライブはフィナーレを迎えた。

なおThe Flickersは1月29日に同会場にて「SUMMER OF LOVE」の第2弾を開催。ゲストはアナログフィッシュ、SAKANAMONとなっている。

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The Flickers presents「SUMMER OF LOVE」(※終了分は割愛)

2016年1月29日(金)東京都 新宿MARZ
<出演者>
The Flickers / アナログフィッシュ / SAKANAMON

2016年2月26日(金)東京都 新宿MARZ
<出演者>
The Flickers / and more

The Flickers presents「SUMMER OF LOVE」in OSAKA

2016年2月20日(土)大阪府 LIVE SQUARE 2nd LINE
<出演者>
The Flickers / and more

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ゆさ @vl_7xx

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