GRANRODEOも駆けつけた！FLOWワールドツアー野音でフィナーレ

FLOWが8月15日に東京・日比谷野外大音楽堂にてワールドツアー「FLOW WORLD TOUR 2015 極 -kiwami-」の最終公演を開催した。

5月15日の大阪・BIGCATを皮切りに国内外を回ってきたFLOWの面々。3カ月におよんだツアーのフィナーレを見届けるため、野音には多くのファンが集結した。大歓声に迎えられてステージに上がった5人は、オープニングナンバーとして「AWAKE」を勢いよく届けたのち、「Re:member」「SUNSHINE60」「NUTS BANG!!!」などアッパーチューンを連続投下。真夏にぴったりな「常夏エンドレス」では、KOHSHI（Vo）が放水でオーディエンスをクールダウンさせる一幕もあった。またライブ中盤にはゲストのダイアナ・ガーネットが登場し、いきものがかり「ブルーバード」をFLOWとともにカバー。力強いハーモニーに観客はうっとりと酔いしれた。

楽器隊によるインストゥルメンタルナンバー「connection」が披露されている途中ではGRANRODEOのe-ZUKA（G）が登場。その後に続いた「New World」でKISHOW（Vo）も加わり、豪華なサプライズゲストにオーディエンスのテンションは一気にヒートアップした。GRANRODEOの2人は無事帰国したFLOWのメンバーに向かって「おかえり！」「ブラジルに呼んでくれたらよかったのに！」と声をかけ、和やかなトークを繰り広げる。さらに2組はFLOW×GRANRODEOとして発表したコラボ曲「7 -seven-」をパフォーマンス。会場に熱狂の渦を作り出した。

GRANRODEOが去ったあと、5人は最新シングル「虹の空」の収録曲「光追いかけて」や、「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」「GO!!!」など新旧のナンバーを熱演。本編最後のMCでKOHSHIが「初日のライブで言いました。バンドの長年の夢だった海外でのワンマンに挑んでくるから（ファンに）行かせてほしいと」と熱く語ると、彼らの凱旋を祝福するように観客は大きな拍手を送る。KEIGO（Vo）は「これがFLOWの変わらぬステージです！」と叫び、日本ではライブ初披露となる「虹の空」をオーディエンスにプレゼントした。

アンコールを彩ったのは「World Symphony」「Garden」の2曲。「World Symphony」の演奏中にはFLOWがワールドツアーで訪れた国の国旗を持った旗持ちが登場し、ライブのクライマックスを盛り上げる。なおアンコールが終わったあとも拍手が鳴り止まず、FLOWはゲストのGRANRODEOとダイアナ・ガーネットとともにカーテンコールを行いワールドツアーに幕を下ろした。