牛尾憲輔「あなたは原発の寿命を知っていますか?」で音楽担当

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政治メディア「ポリタス」のWEBサイトに公開されたインフォグラフィック「あなたは原発の寿命を知っていますか?」の音楽を牛尾憲輔が担当した。

agraphとは?

牛尾憲輔のソロユニット。牛尾は2003年よりテクニカルエンジニアとして石野卓球、電気グルーヴ、RYUKYUDISKO、DISCO TWINSの音源制作やライブをサポート。2007年に石野卓球主宰レーベル・platikから発表されたコンピレーションアルバム「GATHERING TRAXX VOL.1」にkensuke ushio名義で参加し、2008年にはagraph名義として初のソロアルバム「a day, phases」を、2011年には2ndアルバム「equal」をリリースした。その一方でナカコー、フルカワミキ、田渕ひさ子とともにLAMAを、ミト(クラムボン)とアニソンDJユニット2 ANIMEny DJsを始動させたほか、CMやアニメ作品などに楽曲を提供するなど多方面で活躍。2014年4月には「ピンポン THE ANIMATION」で初めて劇伴を担当した。2016年2月に3rdアルバム「the shader」を完成させ、同年9月には映画「聲の形」の劇伴を担当。2018年にはNETFLIX「DEVILMAN crybaby」、映画「サニー/32」、映画「リズと青い鳥」、映画「モリのいる場所」の劇伴を担当した。2020年にはNETFLIX「日本沈没2020」の劇伴が大きな反響を呼び、全米でもCDが発売、配信される。2022年1月には、音楽を担当したテレビアニメ「平家物語」が放送開始。さらにはテレビアニメ「チェンソーマン」の音楽担当を務める。2025年9月公開の劇場版「チェンソーマン レゼ篇」でも音楽を担当した。ほかにもNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の音楽など、その活躍は多岐にわたる。

牛尾憲輔

牛尾憲輔 [拡大]

「あなたは原発の寿命を知っていますか?」と題されたインフォグラフィックは、日本国内の原子力発電所の寿命を視覚化したもの。閲覧者が自分の年齢を入力すると、日本初の商用原発となる東海原発の建設が始まった1960年から映像がスタート。自身の年齢と比較しながら、日本の原発の歴史と今後の予定を確認することができる。

このインフォグラフィックでは、東海原発はマリンバ、志賀原発はピアノというように各原発ごとに音色が割り振られており、運転を開始する原発が増えるほど音数が増えていく。また廃炉作業が開始されると割り振られた音色の音量が下がり、廃炉完了と同時に音が消える。

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「あなたは原発の寿命を知っていますか?」

プロデューサー:津田大介
ディレクター:小嶋裕一
アートディレクション:氏デザイン
音楽:牛尾憲輔
録音:渡部高士
プログラム:松竹誠
アシスタントディレクター:登尾建哉

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東海原発はマリンバ、志賀原発はピアノというように各原発ごとに音色が割り振られており、運転を開始する原発が増えるほど音数が増えていく。/牛尾憲輔 政治メディア「ポリタス」「あなたは原発の寿命を知っていますか?」で音楽担当(音楽ナタリー) http://t.co/77ZKu0pIua

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