豊洲でRIP、ユニゾン、NICO、チュート徳井バンドが異色競演

9

501

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 324 641
  • 83 シェア

昨日3月8日、東京・豊洲PITにてライブイベント「uP!!! presents MUSIC SHOWERチュートリアルの徳ダネ福キタル SPECIAL LIVE」が行われた。

「uP!!! presents MUSIC SHOWERチュートリアルの徳ダネ福キタル SPECIAL LIVE」フィナーレの様子。(撮影:岸田哲平)

「uP!!! presents MUSIC SHOWERチュートリアルの徳ダネ福キタル SPECIAL LIVE」フィナーレの様子。(撮影:岸田哲平)

大きなサイズで見る(全22件)

スペースシャワーTVで放送されているチュートリアルがMCを務める「uP!!! presents MUSIC SHOWER チュートリアルの徳ダネ福キタル♪」から派生したこのイベントは、番組放送開始1周年を記念して企画されたもの。「徳ダネ福キタル」への出演経験のあるNICO Touches the Walls家入レオKEYTALKUNISON SQUARE GARDENRIP SLYMEに加え、チュートリアルの徳井義実が率いるバンド・鴬谷フィルハーモニーも登場した。

「uP!!! presents MUSIC SHOWERチュートリアルの徳ダネ福キタル SPECIAL LIVE」オープニングの様子。(撮影:岸田哲平)

「uP!!! presents MUSIC SHOWERチュートリアルの徳ダネ福キタル SPECIAL LIVE」オープニングの様子。(撮影:岸田哲平)[拡大]

オープニングトークはチュートリアルと、彼らと一緒に番組MCを務めるニコルが担当。3人は「すげえ! 人が入ったねえ」「うれしい!」と大勢の観客を前に大興奮しながら、軽妙なトークでトップバッターのNICO Touches the Wallsにつなげる。

NICO Touches the Walls(撮影:岸田哲平)

NICO Touches the Walls(撮影:岸田哲平)[拡大]

家入レオ(撮影:岸田哲平)

家入レオ(撮影:岸田哲平)[拡大]

MC陣の呼び込みで登場したNICO Touches the Wallsは、アコースティックバージョンによる「手をたたけ」「THE BUNGY」の2連発で陽気なムードを会場に作り出す。光村龍哉(Vo, G)は「トップバッターがやるべきことは1つ! みんなにとって最高の1日になるよう、ステージと客席の壁をぶっ壊すことです!」と威勢よく宣言しアッパーチューンを怒濤のように連投した。2番手の家入レオは「miss you」を皮切りに堂々とした歌声を響かせる。MCでは先日ニューアルバム「20」を発表したことを明かし、そのあとのブロックでは「Silly」や「勇気のしるし」など同作からのナンバーを惜しみなく熱唱。さらにラストの「サブリナ」ではランウェイに駆け出し観客を盛り上げた。

NICO Touches the Wallsの光村龍哉、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介のセッションの様子。(撮影:岸田哲平)

NICO Touches the Wallsの光村龍哉、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介のセッションの様子。(撮影:岸田哲平)[拡大]

KEYTALK(撮影:岸田哲平)

KEYTALK(撮影:岸田哲平)[拡大]

その後の転換時間には、先ほどライブを終えたばかりのNICO Touches the Wallsの光村と、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介(Vo, G)がギターを抱えてランウェイに登場。予想外の組み合わせにフロアが沸き立つ中、2人は卒業シーズンにぴったりなスピッツ「空も飛べるはず」を弾き語り、穏やかなひとときを会場に提供した。イベントの折り返し地点の盛り上げ役を務めたKEYTALKは、ランウェイを存分に活用しながらアグレッシブなステージを展開。さらにライブ終盤で投下された「MONSTER DANCE」では、徳井とニコルを含むポールダンサーと競演を繰り広げ、このイベントならではのコラボレーションで観客を熱狂させていた。またUNISON SQUARE GARDENは、1曲目の「サイレンインザスパイ」からキレのあるバンドサウンドで会場を挑発していく。斎藤は「第1回にしてやりたい放題感がすごいな(笑)」と濃密なイベントの内容について感想を漏らし、「楽しみ方はそれぞれなんで、好き勝手やりましょう!」と叫んだ。

鴬谷フィルハーモニー(撮影:岸田哲平)

鴬谷フィルハーモニー(撮影:岸田哲平)[拡大]

KEYTALKの小野武正(G)と八木優樹(Dr)が、家入に“大人の先輩”としてアドバイスするというコミカルな転換トークを経て始まったのは鴬谷フィルハーモニーのステージ。「徳ダネ福キタル」で徳井が「下ネタバンド」と自称していた通り、セックスフレンドについて歌った「Thanks friend!」、失恋を歌った歌詞にふんだんに下ネタも盛り込んだ「夏月」と、徳井の趣味が炸裂したナンバーが披露され観客の笑いを誘う。徳井は「なんかいろいろスイマセン……」と謝りながらも20分のライブをやり遂げ、生温かい拍手を浴びながらステージを降りていった。転換中のトークで徳井が「今年40を迎えるのに……。ふざけてやっていただけなのに、とんでもないところに来てしまった」と恐縮していると、相方の福田充徳は「目標とかないの? 紅白目指せよ!」と煽る。しかし徳井は「NHK(の放送コード)で引っかかるわ。男性器がギリギリ!」と返して観客を爆笑させていた。

RIP SLYME(撮影:岸田哲平)

RIP SLYME(撮影:岸田哲平)[拡大]

4時間半におよんだイベントのトリはRIP SLYMEが担当。5人は「FUNKASTIC」からパーティムードを演出し、イベントのクライマックスを彩っていく。さらに彼らはライブの中盤で4月29日にトリプルA面シングル「ピース / この道を行こう / ナイショデオネガイシマス」をリリースすることをアナウンス。収録曲である「ピース」「この道を行こう」を初披露するサプライズでファンを狂喜させる。スペシャルな演出はこれだけで終わらず、アンコールではRYO-Z(MC)の「最後にみんな一緒に熱い夜を作りませんか?」というひと言から、チュートリアルの2人も加わって「熱帯夜」が届けられた。

出演者たちは2回目の開催にも意欲満々で、徳井が「スペシャの経費が続く限り、続けましょう!」と明言すれば、RYO-Zが「毎年呼んでくださいね!」とアピール。次回への期待を込めて「uP!!! presents MUSIC SHOWERチュートリアルの徳ダネ福キタル SPECIAL LIVE」は幕引きとなった。

なおイベントの模様は、3月30日(月)21:00よりスペースシャワーTVにて放送されるので、視聴環境がある人はチェックしておこう。

この記事の画像(全22件)

スペースシャワーTV「uP!!! presents MUSIC SHOWERチュートリアルの徳ダネ福キタル♪SPECIAL LIVE」

2015年3月30日(月)21:00~22:30
※4月にリピート放送あり

全文を表示

読者の反応

  • 9

𝗧𝘀𝘂白𝗺𝗮 𝘆𝘂𝗸𝗼 ⚗️🫧🧫 @yuu_com_jp

豊洲でRIP、ユニゾン、NICO、チュート徳井バンドが異色競演 http://t.co/KcyS0X6zPm http://t.co/Zskh0FYh8b

これいきたかったなー!
思ったよりすごい人だなw http://t.co/KcyS0X6zPm

コメントを読む(9件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 RIP SLYME / UNISON SQUARE GARDEN / KEYTALK / 家入レオ / NICO Touches the Walls / チュートリアル の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。