凛として時雨、ツアーへの期待煽った「Hyper Secret GIG」

凛として時雨が昨日2月4日に東京・LIQUIDROOMにてシークレットライブ「Hyper Secret GIG」を行った。

このライブには1月14日にリリースされたベストアルバム「Best of Tornado」とシングル「Who What Who What」をあわせて購入した人の中から選ばれた約800人が集結。凛として時雨は目前に迫った全国ツアー「凛として時雨 Hyper Tornado Tour 2015」の開催を前に、一夜限りの熱いライブを繰り広げた。

凛として時雨がワンマンライブを行うのは、2013年6月の東京・日本武道館公演以来およそ1年7カ月ぶりのこと。ステージに登場したメンバーは新曲「Who What Who What」を1発目に投下し、会場の熱気を一気に引き上げる。そして3人は「Best of Tornado」にも収録されている活動初期の楽曲や、ライブ定番曲を次々に披露していく。

ライブの中盤には「Enigmatic Feeling」「abnormalize」というアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」のオープニングテーマが立て続けに演奏された。ピエール中野（Dr）による緩急のついたエモーショナルなビートの上に、TK（Vo, G）と345（Vo, B）の畳みかけるようなツインボーカルが重なり、観客はスリリングなアンサンブルにみるみる引き込まれていく。続く「ラストダンスレボリューション」ではダンサブルな楽曲にぴったりのミラーボールによる演出でもフロアを盛り上げた。

そして迎えたラストに披露されたのは「Missing ling」。歪んだギターと切なげな歌声が会場全体に響きわたる。緊張と興奮が入り乱れる雰囲気の中、3人は激情的なサウンドとパフォーマンスを届け、観客の視線を釘付けにした。

なお凛として時雨の全国ツアー「凛として時雨 Hyper Tornado Tour 2015」は2月8日の宮城・Rensa公演よりスタート。ツアーファイナルの4月5日、東京・Zepp DiverCity TOKYO公演まで全国11都市で15公演が行われる。ベスト盤とニューシングルを携えてのツアーでどのようなセットリストが用意されるのか、参加予定の人は楽しみにしておこう。