77歳の若大将、旭日小綬章を手にファンと記念撮影

加山雄三が11月15日に東京・中野サンプラザホールで全国ツアー「加山雄三ファイナルホールコンサートツアー “若大将EXPO～夢に向かって いま～”」の東京公演を開催した。

4月11日に喜寿を迎えた加山は、先日11月10日に受章した旭日小綬章を約2200人の観客に披露。「77歳になってえらいものをもらっちゃいました」と謙遜しつつも、「親父を超えようと思い、がんばってきてここに立っているわけですが、皆さんの支えがあったからです。ありがとうございます」「旭日小綬章は、皆さんを代表してもらってきました」と感謝の言葉を述べた。観客は加山に祝福の言葉を投げかけ、中には「旭日小綬章 受賞おめでとうございます」と書かれた横断幕を掲げる人もいた。

ライブで加山は、自らギターを演奏しつつ「お嫁においで」「旅人よ」「YESTERDAY」「海 その愛」など往年のヒット曲を全45曲披露。満員の会場はお祝いムードも相まって大きな盛り上がりを見せた。なおこの日のセットリストは8月に東京・日本武道館で行われた「加山雄三 LIVE in 日本武道館」の内容を踏襲したもの。武道館公演の模様は10月に発売されたライブアルバム「若大将EXPO～夢に向かって いま～ 加山雄三 Live in 日本武道館」で楽しむことができる。

「加山雄三ファイナルホールコンサートツアー “若大将EXPO～夢に向かって いま～”」は9月の神奈川・茅ヶ崎市民会館からスタートした、加山にとって最後になるという全国ツアー。最終公演の2015年7月25日の東京・NHKホールまでに47都道府県で行われる。