「次の夢に向かう」という理由で、今回のツアーをもって毎年行ってきた全国ツアーを終了すると発表していた加山。ツアーファイナルではライブ前に「(最初は)53公演は結構あるなと思ったのですが、全国を1年以内に全部回れたということはうれしいです」と語った。
ライブ本編は4月に78歳を迎えた加山の貴重な幼少期の映像でスタートした。この映像は彼の父親で俳優の
その後もパワフルなライブを続け、「海 その愛」「この愛いつまでも」「サライ」などで会場の空気をひとつにまとめ上げた加山。アンコールで「Dreamer ~夢に向かって いま~」を披露した際には「皆さんご存知だと思いますが、僕は夢を持っております。今設計している船を完成させて80歳になったら7つの海をぐるっと回りたいと思います。皆さんも夢を持ってこれからも生きていこうじゃないですか。今からでも遅くない!」とメッセージを贈った。アンコール終了後も鳴り止まない喝采を受けた加山は「ありがとう。じゃあ、もう1曲!」と元気よくダブルアンコールに応え、最後に「時を超えて」を披露してツアーは大団円を迎えた。
なお加山は今回が最後のツアーであると告知していたが、「音楽を辞めるわけではない。死ぬまで歌えるなら歌いたい、音楽は生涯の親友なので。終わりは始まりのもと」とも話しており、THE King ALL STARSでの活動などは継続するとのことだ。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
加山「僕は夢を持っております。今設計している船を完成させて80歳になったら7つの海をぐるっと回りたいと思います」/ラストツアー完遂の加山雄三「80歳になったら7つの海をぐるっと回りたい」 - 音楽ナタリー http://t.co/2I9YdT5v5g