ダイブにモッシュ！シド、狂乱の男限定ライブ

2014年9月9日 12:24 365 17 音楽ナタリー編集部

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シドが9月6日に東京・TSUTAYA O-EASTにて男性限定ライブ「男魂-otodama-」を開催した。

シドとは？

マオ（Vo）、Shinji（G）、明希（B）、ゆうや（Dr）からなる4人組ロックバンド。2004年1月に現在のメンバーでの活動を開始し、同年12月に1stアルバム「憐哀-レンアイ-」をリリース。2006年には初の東京・日本武道館でのワンマンライブを行った。2008年10月にアニメ「黒執事」第1期オープニングテーマに採用された「モノクロのキス」でメジャーデビュー。その後も精力的なリリースとライブ活動を続け、2010年7月には埼玉・さいたまスーパーアリーナ、12月には東京・東京ドームでライブを行う。結成10周年を迎えた2013年は初のベストアルバム「SID 10th Anniversary BEST」のリリースをはじめ、アニバーサリーライブなどさまざまな企画を実施。2023年に結成20周年を迎え、3月にアニバーサリーボックス「SID 20th Anniversary BOX」をリリース。12月にトリビュートアルバム「SID Tribute Album -Anime Songs-」と新曲「微風」を発表する。同月末に日本武道館でアニバーサリーイヤーを締めくくるワンマンライブを行った。2024年3月に「面影」を、5月にテレビアニメ「黒執事 -寄宿学校編-」のエンディングテーマ「贖罪」をシングルとしてリリース。10月からホールツアーを開催する。

シド「男魂-otodama-」の様子。

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約4年ぶりの男性限定ライブとなった今回。メンバーは開演前に「4年前の男限定のときはすごく“男”を意識した。でも2回目の今回は普通に今のシドを見せたいと思う」と意気込みを明かしていた。

マオ（Vo）［拡大］

開演時間を迎え、野太いコールに迎えられた4人はまずは「V.I.P」をプレイ。続けて「サマラバ」を披露し徐々に会場の熱気を高めていく。なおこの日のセットリストはアッパーなロックチューンからバラードまで、シドの多彩な音楽性を見せつけるような内容で構成。曲の途中で明希（B）が客席エリアにダイブし、さらにベースを投げ込む一幕があったり、オーディエンスがクラウドサーフに興じたり、男性限定公演だからこそ生まれる光景が広がった。

本編の終盤では「吉開学17歳（無職）」「眩暈」といった激しいナンバーが続き、マオ（Vo）が「ハンパに来んなよ！」「飛ばせ！」「女に負けてんじゃねえのか？」と煽るとフロアの狂騒に拍車がかかる。アンコールでマオは「男が少しずつ増えてきたことは俺らの中ですごく尊い。こんだけの輪になったんだからはぐれんなよ」と語り、この日の盛り上がりを受けて男性限定ライブを今後も続けていくことを宣言。汗だくのオーディエンスを喜ばせて、「男魂-otodama-」を締めくくった。

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シド「男魂-otodama-」
2014年9月6日 TSUTAYA O-EAST セットリスト

01. V.I.P
02. サマラバ
03. MUSIC
04. モノクロのキス
05. 嘘
06. 2月
07. hug
08. 影絵
09. 赤い手
10. プロポーズ
11. park
12. 吉開学17歳（無職）
13. 眩暈
＜アンコール＞
14. ENAMEL
15. 夏恋
16. Dear Tokyo
17. Sympathy