後ろから前から取り出せる！畑中葉子BOX登場

畑中葉子のソロデビュー35周年を記念した4枚組ボックスセット「後から前からBOX ソロ・デビュー 35th Anniversary Special」が8月20日に発売される。

畑中は1978年に平尾昌晃とのデュエット曲「カナダからの手紙」がオリコンランキング1位となった2年後に、清純派のイメージを覆してにっかつロマンポルノの女優としてデビュー。このとき発売されたシングル「後から前から」は過激な歌詞が話題を呼び、彼女の代表曲となった。「後から前から」は近年ではテレビ朝日系「アメトーーク！」で大久保佳代子の登場曲として、またフジテレビ系「アウト×デラックス」でカブトムシゆかりのカラオケレパートリーとして知られるようになり、また今年6月上旬に畑中本人が「アウト×デラックス」に出演した後にはiTunes Storeの演歌・歌謡曲ランキングや、歌詞サイトJ-Lyric.netの総合アクセスランキングで1位にるなど、若い世代からも注目されるようになった。

今回のボックスは1981年の「白昼夢」、1982年の「メタモルフォーゼ（脱皮）」、1982年の「強行突破」、1983年の「香艶的夜總會（ロマンティックナイトクラブ）」というオリジナルアルバム4作品をデジタルリマスターした、4枚のSHM-CDをパッケージしたもの。アルバム未収録だったシングルやカセット企画音源など、ボーナストラックも多数追加収録されている。さらに畑中や制作関係者によるロングインタビューも封入。「後から前から」にちなんで、後ろからも前からも取り出せる仕様になっている。

またボックスのリリースにあわせて、今年4月に発売されすぐに完売した「後から前から」Tシャツの第2弾が販売されることも決定した。今回もデザインは畑中が完全プロデュース。このTシャツはビクターオンラインショップ、および一部の本人出演イベントで数量限定で販売される。