このフリーライブは本日の川崎公演を皮切りに、8月24日まで全国6都市で開催。初日となったこの日は14:00からと16:00からの2公演が行われ、計3000人もの観客や通行客でにぎわった。また片平は、フリーライブ実施前には島村楽器ラゾーナ川崎店にて1日店長も務め、接客業務の補助やギター特別レッスンも敢行。彼女の接客によって、実際にギターが1本売れるというサプライズもあった。そしてギター特別レッスンでは、小さい子供や同年代の女性を相手に自身のデビュー曲「夏の夜」のギターフレーズを伝授していった。
14:00からの1公演目直前には急に雨が降り出したものの、片平がステージに立って「夏の夜」からライブをスタートさせると雨は奇跡的にやみ始める。彼女がアコースティックギターをつま弾きながら歌唱するとどこからともなく蝉の鳴き声も聞こえ始め、曲の世界観に華を添えた。1曲歌い終えた片平は「今日は台風が近付いていて(天気が)どうなるかと思いましたけど……よかったです。保ちましたね」と挨拶。続けて「『夏の夜』は18歳のときに、自分の部屋でひっそりと作った曲で。そのときはこんなにたくさんの人に迎え入れられて歌う光景がまったく想像できてなかったので、歌いながら感慨深いものがありました」と、観客に感謝の言葉を送った。
その後片平は「Hey boy!」で観客や通行人を恒例のコール&レスポンスに巻き込む。続くヒットシングル「女の子は泣かない」ではファンによる合唱が起こる場面も。そして彼女は首にハーモニカホルダーをかけると、渋谷でストリートライブをしていた頃を思い浮かべながら「CROSS ROAD」を歌唱。最後にアルバム表題曲「amazing sky」を感情たっぷりに歌い上げ、30分にわたるフリーライブを無事終了させた。
ライブが終わると観客とのフォトセッションや囲み取材が実施された。ラゾーナ川崎での野外ライブについて質問されると、片平は「気持ちいいですね、こんなキレイな場所でライブをするのは初めてだったので。リラックスしてできました。(今日の出来は)75点ぐらい(笑)」と笑顔で答えた。その後、アルバム購入者を対象とした「サイン&HIGH FIVE(ハイタッチ)会」にて、1時間以上にわたり数百人のファンとの交流を楽しんだ。
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