ワンマンツアー完遂！お台場Zeppで“歌った＠りょーくん”

「歌った＠りょーくん」と題した動画シリーズの投稿などで活躍する歌い手・りょーくんが、6月22日に東京・Zepp Tokyoにてワンマンライブを開催した。

今年1月にリリースしたアルバム「Re:alize」の発売を記念して東名阪の3都市で「Re:alize Tour 2014」を行ったりょーくん。ツアーファイナルとなったZepp Tokyoには、中高生をはじめとした多くのファンが会場を埋め尽くした。

客電が落ち、青白く光った多数のサイリウムが客席に上がるとステージ全体を覆う半透明なカーテンの向こう側にりょーくんが登場。そのままバックバンドの演奏に乗せて「蜜月アン・ドゥ・トロワ」を披露する。カーテンが開き、オーディエンスの前に素顔を見せた彼はミドルテンポのナンバー「S・K・Y」を歌唱。その後は「リセット」「ネトゲ廃人シュプレヒコール」と一転してアップテンポなナンバーを畳みかけ、オーディエンスのテンションを一気に引き上げた。

MCでは名古屋や大阪での公演についても触れ、回を追うごとに自らが成長してきたことを語る。りょーくんは「どう考えても今日は特別なライブになります」と高らかに宣言。観客を大いに沸かせ「風待ちハローワールド」から、ライブを再開させる。

ライブ後半にはカラフルな照明が会場を照らしたパーティナンバー「わらいあえばきっと」、「リラックスして聴いてください」のひと言から始まったバラード「アイロニ」、ステージ狭しとりょーくんが左右に走り回った「夏の日、幽霊と、かみさま」など、緩急のあるセットリストでオーディエンスを魅了。楽曲の合間には「一番遠くから来た自信がある人？」「サッカー日本代表選手で一番好きな選手は？」などオーディエンスに声をかけ、ファンとの交流を深める一面もあった。ライブ本編のクライマックスを飾った「永遠花火」では最後のフレーズをりょーくんがアカペラで歌唱。オーディエンスからは惜しみない拍手が送られ、りょーくんとバンドメンバーはステージを後にした。

演奏終了後も拍手は鳴りやまず、ライブはアンコールに突入。再びステージに姿を現したりょーくんは、アルバム表題曲「Re:alize」と1stソロアルバムの表題曲「Re:you」を間髪入れずに歌い上げる。最後にはりょーくんの「一番最初に作家さんに書き下ろしてもらった、思い入れの深い曲をやります」のMCから「ワールド・ランプシェード」をオーディエンスにプレゼント。壮大なシンガロングを巻き起こし、この日のライブは大団円を迎えた。

りょーくん Re:alize tour 2014
2014年6月22日 Zepp Tokyo セットリスト

01. 蜜月アン・ドゥ・トロワ
02. S・K・Y
03. リセット
04. ネトゲ廃人シュプレヒコール
05. DOGS
06. Blackjack
07. 風待ちハローワールド
08. マジックコード
09. シリョクケンサ
10. しわ
11. わらいあえばきっと
12. アイロニ
13. 恋愛フィロソフィア
14. ぼくらのレットイットビー
15. 夏の日、幽霊と、かみさま
16. Starduster
17. 心拍数#0822
18. 永遠花火
＜アンコール＞
19. Re:alize
20. Re:you
21. ワールド・ランプシェード