左からRIKU、荒牧陽子。

THE RAMPAGE RIKUの「音楽大陸」 Vol.9(後編) [バックナンバー]

声のスペシャリスト荒牧陽子が分析するスリボの魅力

三者三様な歌声、RIKUが目指すTHE RAMPAGEでの立ち位置

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喜んでくれる人がいるならば

RIKU 荒牧さんをテレビで観ていると、パフォーマンス的にもメンタル的にもプロフェッショナルでカッコいい人だなと僕は思うんです。たくさんの声を歌い分けるのは並大抵の努力じゃできないことですが、今のような声の多彩さを身に付けるまでに大変だったことはありましたか?

左からRIKU、荒牧陽子。

左からRIKU、荒牧陽子。

荒牧 うーん。声が多彩と言ってもらえるのはもちろんうれしいんですけど、実はパフォーマンスを求められるうえで自分の中で100%の納得ができていないものを披露することもあって……。ものまね番組って、「自信あります!」「私が勝ちます!」って気持ちを持って歌わないといけない。みんな本気で戦っているから。もちろん私も勝ちたい気持ちはあるけれど、100%の納得ができないまま番組で披露することも正直稀にあって、申し訳ない気持ちになります。でも求められているのであれば、自分が出せるすべてを出して臨むし、その限界まで力を発揮できたという点では納得しているんです。私のファンの方が作ってくれたWikipediaを見ると、レパートリーが大量にあるんですね。1回やったかなくらいのクオリティが低いものも全部載ってる。それを見ると、今までなんとかがんばって作品に仕上げてきたんだなと思うんです。その一方で、私が納得していなくてもテレビで観て「すごかった!」「楽しかった!」と思ってくれる人もいる。そっくりではなかったとしてもそこに向かって努力する私の姿を見て喜んでくれる人がいるのであれば、やってよかったと納得できたりもするんですよね。

RIKU ああ……。

荒牧 あと似てないものまねほど、ご本人に申し訳ない気持ちになるんです。ほかの人との兼ね合いもあるので、求められて挑戦することも多くて日々葛藤していますね。無理をしてしまって喉を壊してしまったこともあったんですけど、誰かに喜んでもらえるならがんばりたいんです。

それはもう筋トレをするしかない

荒牧 いろんなものまねを続けていると、喉を酷使してる感じがあるんですよ。RIKUさんもそうだと思うんですけど、使えば使うほど喉って衰えてくるというか、歳をとった声になりますよね。それをいかにケアするかが重要なんですけど、私はずぼらで本当にヤバくなるまで全然ケアをしてなくて(笑)。

左からRIKU、荒牧陽子。

左からRIKU、荒牧陽子。

RIKU 喉を痛めたときはどんなケアをしていますか?

荒牧 加湿したり、のど飴をなめたり。私は「ヴィックス」一択で、喉が悪くなりそうになったらなめます。私は風邪を引きやすいので、喉を使いすぎて壊してしまうよりも風邪を引かないようにどうするかを念頭に置いてるんですけど……。

RIKU それはもう筋トレをするしかないですね。筋トレしたら風邪を引かなくなりますよ。僕は4年くらい前に筋トレを始めて以降、一切風邪を引いてないです。筋肉が付くと動物的な強さを手に入れられるんです。まあ持論なんですけど(笑)。

荒牧 なるほど……勉強になります。運動は大事ですよね、やっぱり。

RIKU 毎日30分歩くだけでも変わってくると思いますよ。冷え性ですか?

荒牧 冷え性です。お風呂から出てすぐ風邪を引いたりします。地方のホテルで体温調節がうまくできないと次の日はもうダメ(笑)。今は漢方と「ヴィックス」でなんとか保ってます。

RIKU そうなんですね。次が最後の質問です。もし僕とコラボレーションするならどんな曲を歌いたいですか?

左からRIKU、荒牧陽子。

左からRIKU、荒牧陽子。

荒牧 私は叫ぶように歌うのが好きなので、その感じを出せる曲を歌ってみたいですね。RIKUさんが好きなR&Bでもいいんですけど、私はパワフルな歌が好きなので、RIKUさんとそういう歌を歌いたい。でもRIKUさんはしっとりR&Bが好みですよね。

RIKU そうですね(笑)。でも叫ぶと普段の鬱憤が吹き飛んで気持ちいいし、シャウト系のロックを歌うのもいいかもしれないです。

荒牧 私は壊れちゃうくらいパワフルなRIKUさんを観てみたいです。

RIKU THE RAMPAGEのライブだと観られますよ。花道を全力でダッシュしてスライディングをしてお客さんを驚かせたりして。いつかライブにも遊びに来てほしいです。

荒牧 ぜひ観に行かせてください!

荒牧陽子(あらまきようこ)

荒牧陽子

荒牧陽子

岡山県岡山市出身のものまねシンガー / スタジオシンガー。20歳で上京し、アーティストとして活動しながら、スタジオシンガーとしてのキャリアをスタートさせる。カラオケのガイドボーカルがテレビ局スタッフの耳に留まり、2011年にものまねシンガーとしての活動を開始。得意とするものまねは倖田來未、大黒摩季、中島みゆき、LiSAなど。昭和のヒットソングを歌ったカバーアルバム「リスペクト! 私が昭和を歌ったらこんな感じ!」が好評発売中。

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RIKU

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

1994年8月10日生まれ。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカル。2014年4月に行われたLDH主催オーディション「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4 ~夢を持った若者達へ~」に合格し、THE RAMPAGEのボーカル候補生となる。同年9月に行われた「武者修行ファイナル」で正式メンバーに昇格。2017年1月にシングル「Lightning」でメジャーデビューを果たした。10月27日にニューシングル「LIVING IN THE DREAM」をリリース。RIKU個人としては毎週金曜日にメンバーの陣とともにスペースシャワーTV「ライブを100倍楽しむLIVE YEAH!!!」、bayfm「WEEKEND THE RAMPAGE」にレギュラー出演している。9月22、23日には初の主演舞台「ETERNAL」が東京・東京ガーデンシアターにて上演される。

RIKU (@_riku_r.m.p.g_ldh)・Instagram photos and videos

RIKUさんバースデーサプライズの様子を写真でもお届け

9月10日に動画でお届けしたRIKUさん27歳のお誕生日を祝うバースデーサプライズの写真を公開します。

荒牧陽子さんからのバースデーサプライズに驚くRIKUさん(左)。

荒牧陽子さんからのバースデーサプライズに驚くRIKUさん(左)。

荒牧陽子さんからケーキを受け取ったRIKUさん(左)。

荒牧陽子さんからケーキを受け取ったRIKUさん(左)。

荒牧さんが大黒摩季さんのものまねでバースデーソングを歌うと、RIKUさんは「聞いてない!」と目を丸くしました。荒牧さんは対談の中にも登場した「ヴィックス」ののど飴をRIKUさんにプレゼント。RIKUさんはタイムリーなプレゼントに大喜びしていました。

ケーキを手に目を丸くするRIKUさん。

ケーキを手に目を丸くするRIKUさん。

荒牧陽子さんから「ヴィックス」のど飴をプレゼントされるRIKUさん(左)。

荒牧陽子さんから「ヴィックス」のど飴をプレゼントされるRIKUさん(左)。

「音楽大陸」Vol.9では、2本目の番外編動画を用意。RIKUさんが荒牧さんのアドバイスを受けながら人気キャラクターのものまねに挑戦する動画を9月24日(金)に公開します。

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音楽ナタリー @natalie_mu

THE RAMPAGE・RIKUさんの連載「#音楽大陸」Vol.9後編では、歌声のスペシャリストである、ものまねシンガーの荒牧陽子さんがTHE RAMPAGEのボーカルの魅力を分析。川村壱馬さんと吉野北人さんにかかる“レインボーブリッジ”になりたいと話すRIKUさんの思いとは?
https://t.co/5E4A5rrjIY

#THERAMPAGE https://t.co/P1vvv7tr5i

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