左からMACO、RIKU。

THE RAMPAGE RIKUの「音楽大陸」 Vol.8(前編) [バックナンバー]

運命を信じて生きるMACO

誰もが楽に生きられるヒント

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少女マンガを読めば女の子の気持ちがわかると思った

RIKU さっき話題に挙がったMACOさんの新曲「運命」を今日ここで聴かせてもらえるということで……。

MACO はい。じゃあ流しますね。

※動画は現在非公開です。

MACO RIKUくんがスタッフチーム以外で聴いてくれた人第1号です。どうでしたか?

RIKU おお! ありがとうございます。愛する人への告白っぽいワードがたくさんあるなと思ったんですが、歌詞の全貌を見ると決意表明みたいな曲なんですね。かなり強い思いを歌っているんですけど、メロディラインやトラックは優しくて壮大な雰囲気なのでギャップがあるなと思いました。きっとこれは聴けば聴くほどいろんな捉え方ができる不思議な曲ですね。

MACO ありがとうございます。この曲を作曲したMUSOHさんは、何回も聴きたくなるような魔法がかかった曲を作るんです。RIKUくんは「LOVE」(2015年発売アルバム)が好きだとおっしゃってくれたんですが、「LOVE」でご一緒した作家さんなんですよ。今回ひさびさにタッグを組みました。

RIKU あー、じゃあ絶対僕が好きになるのも当然ですね。聴いていて、桜が咲いた春の河川敷を制服を着た2人が手をつないで歩いているみたいな情景が浮かびました。あ、その河川敷は完全に僕の地元の風景なんですけど(笑)。

MACO 「桃色の風」とか「花びら」という歌詞があるので、春っぽいですよね。

RIKU 「桃色の風」って、恋が実った2人が手をつないで歩いているところを見た第三者が「あいつらの周りハートが飛んでるやんけ!」って思ったのかもと妄想しました(笑)。

MACO すごい想像力(笑)。

左からMACO、RIKU。

左からMACO、RIKU。

RIKU 僕、中高6年間男子高だったので、学校では先生しか女性に関わることがなかったんです。女子の生態を知りたくても知るすべがなくて、同級生と編み出した方法が、少女マンガを読むこと(笑)。少女マンガは女の子の目線で物語が進んでいくので、読めば女の子の気持ちがわかると思ったんですよ。例えば廊下で人とぶつかっても、普通だったら「痛い!」って思うところが、気になる彼だったらキュンとしちゃうみたいな。少女マンガを読んで「シャンプーの匂いが好きな女子が多いらしい」というのも知って、その夜から母親のいい匂いのするシャンプーを勝手に使い始めたんです。減るのが早いからバレてめちゃくちゃ怒られました(笑)。で、「あいつらの周りハートが飛んでるやんけ!」も少女マンガからの影響です。

運命は変えていける?

MACO ちなみにRIKUくんって自分の運命は最初から最後まで決まっていると思いますか? 変えていけると思っていますか? 私は全部決まっていると思っているんですけど。

RIKU 僕は変えられると思っていますね。

MACO RIKUくんがそう思うこと自体も“運命”だなって思うんです。

RIKU はい……? その心は?

MACO そういうふうに思うように生まれてきているってことです。生まれたときから死ぬまで全部決まっている。そう思えば何も怖くなく生きられるんですよ。今回RIKUくんの連載のゲストに呼んでもらえて出会えたのも運命だし、プロポリスをプレゼントできたのも運命。だってスケジュールが合わなかったらここには来れなかったし、プロポリスが売り切れてたらプレゼントできなかったから。プロポリス、お店でラス1だったんですよ。

RIKU それは運命を感じちゃいますね。

MACO 恋愛に関することを運命と言うと大げさだと思われるかもしれないですけど、そう思っちゃうくらい恋愛って人をバカにさせることだと思うんですよ。それに恋愛だけじゃなくて、人との出会いもいつ死ぬのかも運命で最初から決まってたとMACOは思っていたいんです。

左からMACO、RIKU。

左からMACO、RIKU。

RIKU 僕は自分で運命を変えてきた人間だと思ってるんですよ。もともと親の顔色を伺いながらいい子でいたタイプなんですけど、これだけは譲れないと思って高校時代に部活をサボってEXPGの体験レッスンに行ったんです。監督には今日は休みますと伝えて、親にサボったことがバレないように練習着を公園でわざと汚して帰って。あの経験がなければ今、僕はここにはいない。要所要所でいろんな選択をして自分の運命を変えてきたんじゃないかなって思っているんです。でもMACOさんからすると、そもそもそうやって選んでいくことすら運命なんですよね。運命ってなんなんだろう……わからなくなってきた……(笑)。

MACO そう。わからなくなってくるんです(笑)。今のRIKUくんの話を聞いて泣きそうになりました。当時のRIKUくんの気持ちを全部想像できちゃって。

RIKU 僕、毎日をやりきって、いつ死んでも後悔をしない生き方をしたいなと思ってるんです。人生って選択の連続じゃないですか。でもMACOさん論で言うと、「今までの自分だったらこっちを選ぶけど、あえてこっちを選んでみよう」と思うことすら運命なんですよね。「運命は決まっている」、いい言葉をもらいました。ありがとうございます。

MACO なんかとってもいい話だったね!

「音楽大陸」Vol.8後編は7月23日(金・祝)11:00に公開予定です。

MACO

MACO

MACO

1991年5月10日生まれ。北海道函館市出身のシンガーソングライター。テイラー・スウィフト「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない~ We Are Never Ever Getting Back Together」の“テイラー公認”日本語カバーで人気を博し、2014年にメジャーデビュー。テイラーのカバーは、「第29回日本ゴールドディスク大賞」の新人部門を受賞した。2019年にソニー・ミュージックへ移籍し、同年末から行った全国11都市でのアコースティックワンマンツアー「My Acoustic Tour 2019-2020」のチケットはソールドアウトした。2021年は3、4月に東京と大阪のBillboard Live、6、7月に埼玉と福岡の結婚式場でライブを開催するなど、積極的にライブを開催中。7月14日に配信シングル「運命」をリリースする。

MACO(@maco___official)・Instagram photos and videos

RIKU

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

1994年8月10日生まれ。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカル。2014年4月に行われたLDH主催オーディション「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4 ~夢を持った若者達へ~」に合格し、THE RAMPAGEのボーカル候補生となる。同年9月に行われた「武者修行ファイナル」で正式メンバーに昇格。2017年1月にシングル「Lightning」でメジャーデビューを果たした。2021年2月に3rdアルバム「REBOOT」をリリース。6月末にニューシングル「HEATWAVE」をリリースした。7月からは東京・東京ドーム2DAYS公演を含むアリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2021 “REBOOT” ~WAY TO THE GLORY~」を開催している。RIKU個人としては毎週金曜日にメンバーの陣と共にスペースシャワーTV「ライブを100倍楽しむLIVE YEAH!!!」、bayfm「WEEKEND THE RAMPAGE」にレギュラー出演中。

RIKU(@_riku_r.m.p.g_ldh)・Instagram photos and videos

新コーナー「RIKUが撮ルンです」

今回から音楽大陸のサブコーナーとして「RIKUが撮ルンです」をスタート致しました。
あえてレトロなカメラを使い、
僕目線のゲストさんの写真をはじめ、今までの載ってた写真とはまたちょっと違うスタイルの僕とゲストさんの写真をお届けしたいと思います。
現像してみないとどんな風に撮れたか分からないのもミソ!
このコーナーを通してより取材中の雰囲気が伝わるような写真を撮っていきたいと思いますので、乞うご期待!!
初回はMACOさんにご協力頂きましたー!

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