今年、いよいよ音楽活動50周年を迎える
ソロ名義の作品はもちろん、はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、SKETCH SHOW、HAS、HASYMO、Yellow Magic Orchestraなど、プロデューサーとして手がけてきたプロジェクトが多岐にわたる細野。Apple Musicでは2018年7月より細野楽曲の配信に併せて、世代もジャンルも異なる著名人が細野の楽曲で構成するプレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」を公開している。音楽ナタリーはこの企画と連動し、著名人たちのプレイリストとコメントを連載形式で展開中だ。
13回目の今回は、氏の音楽を敬愛する
いとうせいこう
プレイリスト名
細野マジック
プレイリスト
01. 相合傘
[作詞・作曲:細野晴臣]
02. さよならアメリカ さよならニッポン
[作詞:はっぴいえんど / 作曲:はっぴいえんど&ヴァン・ダイク・パークス]
03. 恋は桃色
[作詞・作曲:細野晴臣]
04. 薔薇と野獣
[作詞・作曲:細野晴臣]
05. ウォリー・ビーズ
[作詞・作曲:細野晴臣]
06. アヤのバラード
[作詞・作曲:細野晴臣]
07. ESASHI
08. FLYING SAUCER BREAKDOWN
[作詞・作曲:細野晴臣]
09. 住所不定無職低収入(New ver.)
[作詞・作曲:細野晴臣]
10. CHOO CHOO ガタゴト・アメリカ編
[作詞・作曲:細野晴臣]
解説コメント
誰もが言うだろうけど、十曲選ぶのは難しい。名作ばっかりなのはもちろん、同じ曲の演奏違いを聞き比べることになったらとてもじゃないが甲乙つけられない。結局その日の自分次第ということになる。朝起きてどんな天気がしっくり来たか、体調と夢見と聴覚の調子と、などなど。
とはいえ今何か選ばねばとなったら、と仕方なくこうなりました。テーマは「細野マジック」。細野さんの音の魔術に酔いしれてきた、長いリスナー生活の途中経過がこれです。初期に偏ってるのはそれだけ自分が何度も聴いたという経験の値に過ぎず、細野マジックはむろん全作品に満ちあふれ、潜み、いまだに外にあらわれていないものもあるに違いないから恐ろしい。
細野晴臣は地球の歴史に残るチャーミングな魔物。
プロフィール
1961年3月19日生まれ、東京都出身。早稲田大学在学中からピン芸人としての活動を始動し、ホットドッグ・プレスなどの編集を経て、1985年に宮沢章夫、シティボーイズ、竹中直人、中村有志らと演劇ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を結成。1988年に小説「ノーライフキング」を発表し、その後も「想像ラジオ」「鼻に挟み撃ち」などが芥川賞候補となった。ジャパニーズヒップホップの先駆者としても知られており、2009年には
・WATCH SEIKO
・いとうせいこう(@seikoito)|Twitter
豊崎愛生
プレイリスト名
わたしの大好きな細野さんの声
プレイリスト
01. My Bank Account Is Gone
[作詞・作曲:ジェシー・アシュロック]
02. Ain't Nobody Here But Us Chickens
[作詞・作曲:アレックス・クラマー、ジョーン・ホイットニー]
03. 東京Shyness Boy
[作詞・作曲:細野晴臣]
04. 三時の子守唄
[作詞・作曲:細野晴臣]
05. The Song Is Ended
[作詞・作曲:アーヴィング・バーリン]
06. 悲しみのラッキースター
[作詞・作曲:細野晴臣]
07. 暗闇坂むささび変化
[作詞:松本隆 / 作曲:細野晴臣]
08. 恋は桃色
[作詞・作曲:細野晴臣]
09. ろっかばいまいべいびい(New ver.)
[作詞・作曲:細野晴臣]
10. はらいそ
[作詞・作曲:細野晴臣]
解説コメント
声優というお仕事柄、どうしても普段からいろんな人の“声”の部分に興味を持って暮らしています。そんなわたしが一番好きな声は、ほかでもない細野さんの声。唯一無二のあたたかい低音に癒されてほっとして、これまでもたくさんの幸せをもらってきました。メロディと合わさったときにさらに魅力を増す細野さんの歌声をたっぷり堪能し、さらに一緒に鼻唄を重ねて楽しめるようなご機嫌なプレイリストをつくりました。懐かしい曲も新しい曲も、細野さんの音楽はいつだってモアベターよ!
プロフィール
1986年10月28日、徳島県生まれの声優 / アーティスト。2009年放送のテレビアニメ「けいおん!」で主要キャラクターの1人、平沢唯を演じて注目を集めた。同年2月には同じミュージックレインに所属する寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥と共にユニット・スフィアの活動を始め、10月にシングル「love your life」でソロデビュー。以降は、ソロ、スフィア、さらには数々のアニメのキャラクターソングなど幅広く音楽活動を行っている。2017年にはベストアルバム「love your Best」をリリース。今年の10月に初のカバーミニアルバム「AT living」を発売し、11月に千葉・舞浜アンフィシアターでコンサート「LAWSON presents 豊崎愛生 コンサート2018『AT living』」を2日間にわたって開催した。
・豊崎愛生 Official Website
バックナンバー
関連する特集・インタビュー
細野晴臣のほかの記事
リンク
- hosonoharuomi.jp | 細野晴臣公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ほしの @miruku_da
いとうせいこう / 豊崎愛生編 | 細野晴臣プレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」 第13回 - 音楽ナタリー https://t.co/Iojo3B0dOV