細野晴臣プレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」 第2回 [バックナンバー]

安部勇磨(never young beach) / 菅原慎一(シャムキャッツ)編

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来年2019年に音楽活動50周年を迎える細野晴臣。長年にわたるキャリアで細野が発表してきた楽曲の数々が、Apple Musicで氏の誕生日7月9日より順次配信されている。

ソロ名義の作品はもちろん、はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、SKETCH SHOW、HAS、HASYMO、Yellow Magic Orchestraなどなど、プロデューサーとして手がけてきたプロジェクトが多岐にわたる細野。このたびApple Musicでは細野楽曲の配信に併せて、世代もジャンルも異なる著名人が細野の楽曲で構成するプレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」を公開している。音楽ナタリーはこの企画と連動し、著名人たちのプレイリストとコメントを連載形式で展開している。

第2回に登場いただくのは、細野に多大な影響を受けたというnever young beachの安部勇磨と、シャムキャッツの菅原慎一。2人にそれぞれの視点からプレイリストを制作してもらった。

安部勇磨(never young beach)

never young beachロゴ

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プレイリスト名

僕が初めて聴いた細野晴臣さんの作品は泰安洋行だった。

プレイリスト

01. 蝶々san
[作詞・作曲:細野晴臣]

02. "Sayonara" The Japanese Farewell Song
[作詞:Freddy Morgan / 作曲:Hasegawa Yoshida]

03. Roochoo Gumbo
[作詞・作曲:細野晴臣]

04. 泰安洋行
[作曲:細野晴臣]

05. 東京 Shyness Boy
[作詞・作曲:細野晴臣]

06. Exotica Lullaby
[作詞・作曲:細野晴臣]

コメント

ジャケットは赤と緑の不思議な国、真ん中にはサイケデリックな怪しいおじさん。なんだこれは!? 聴いたときの衝撃。耳に入る音もリズムも全てが初めてのもの。聴いたことがあるような気もするのに聴いたことがない。浮かぶ景色は日本なのに日本ではないどこか。理解出来るのに理解できない。とんでもないものを聴いてしまった。そのときの衝撃は雷のようで、打たれてから身体の中に帯電し、僕を震わせます。

プロフィール

安部勇磨(Vo, G)、阿南智史(G)、巽啓伍(B)、鈴木健人(Dr)によるバンド。2015年5月に1stアルバム「YASHINOKI HOUSE」を発表し、7月には「FUJI ROCK FESTIVAL '15」に初出演する。2016年には2ndアルバム「fam fam」をリリースし、さまざまなフェスやライブイベントに参加。2017年7月にSPEEDSTAR RECORDSよりメジャーデビューアルバム「A GOOD TIME」を発表した。2018年10月3日に10inchアナログシングル「うつらない / 歩いてみたら」をリリースし、同月よりツアーを行う。

never young beach | Official Web Site

菅原慎一(シャムキャッツ)編

シャムキャッツ

シャムキャッツ

プレイリスト名

わざと遠回りする帰り道

プレイリスト

01. ユリイカ2
[作曲:細野晴臣]

02. デザート・ブルース
[作詞・作曲:J.Rodgers]

03. Noktode la Galaksia Fervojo
[作曲:細野晴臣]

04. Black Peanuts
[作詞・作曲:細野晴臣]

05. 絹街道
[作詞・作曲:細野晴臣]

06. ホタル
[作詞・作曲:細野晴臣]

07. 最後の楽園
[作曲:細野晴臣]

08. ウォリー・ビーズ
[作詞・作曲:細野晴臣]

09. 終りの季節
[作詞・作曲:細野晴臣]

10. ユリイカ1
[作曲:細野晴臣]

コメント

ジャック・タチもマーティン・デニーも細野さんから教わった。細野さんは自分にとって先生のような存在です。イヤホンから流れる音楽(授業)に夢中になって、わざと遠回りしながら帰る毎日が、とても幸せだなあ。

プロフィール

夏目知幸(Vo, G)、菅原慎一(G, Vo)、大塚智之(B, Cho)、藤村頼正(Dr, Cho)からなる4人組。メンバーが高校3年生のときに千葉県浦安で結成される。2009年に1stフルアルバム「はしけ」をリリース。日本語によるオルタナティブロックの探求とインディペンデントなバンド運営を主軸に置き活動している。2016年より自主レーベルTETRA RECORDSを拠点に活躍中。2018年7月にシングル「カリフラワー」を発表した。

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バックナンバー

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