本日10月5日、第18回東京フィルメックスのラインナップ発表記者会見が東京のアンスティチュ・フランセ東京にて行われ、
アジアを中心に、世界各国から独創的な作品を集めて上映する同映画祭。まずは同映画祭ディレクターの林加奈子よりコンペティション作品が発表された。同部門には新進監督が名を連ね、
続いてプログラムディレクターの市山尚三が特別招待作品を紹介した。オープニング作品には台湾出身の女優
また、ホラー映画「キャット・ピープル」で知られる
会見では、原がコンペティションの審査委員長を務めることも明らかに。原は上海国際映画祭でチベット人監督ペマ・ツェテンに会った際、彼の監督作「タルロ」が第16回東京フィルメックスで最優秀作品賞などを受賞したと誇らしく教えてくれたことで、“東京フィルメックス”という映画祭の名が自身に強く刻み込まれたと話す。また自身の新作「ニッポン国VS泉南石綿村」については、「いつも過激な主人公を選び、過激な映画を撮ってきたと自分で思っている。ところが昭和が終わって平成になると、過激な主人公がどこにもいなくなった」「本作は映画の手法としては珍しくないが、普通の人を撮っていかに面白く作るか。私にとって極めて冒険的な映画になっています」とコメント。続いて過去に「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」「ひそひそ星」などが同映画祭で上映されてきた園は、「東京フィルメックスは映画祭らしい映画祭。日本にこういう映画祭があるのは貴重だし、ここで上映できることは常に僕にとって名誉なことです」と思いを語った。
第18回東京フィルメックスは11月18日から26日まで東京・有楽町朝日ホールほかで開催。主なラインナップは以下の通り。
第18回東京フィルメックス
2017年11月18日(土)~26日(日)東京都 有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇、東京国立近代美術館フィルムセンター
コンペティション部門
「
「見えるもの、見えざるもの」(インドネシア、オランダ、オーストラリア、カタール)
「殺人者マルリナ」(フランス、マレーシア、タイ)
「暗きは夜」(フィリピン)
「ジョニーは行方不明」(台湾)
「とんぼの眼」(中国)
「シャーマンの村」(中国)
「氷の下」(中国)
「泳ぎすぎた夜」(日本、フランス)
特別招待作品
「相愛相親」(中国、台湾 / オープニング作品)
「24フレーム」(イラン、フランス / クロージング作品)
「時はどこへ?」(ブラジル、ロシア、インド、南アフリカ、中国)
「サムイの歌」(タイ、ドイツ、ノルウェー)
「天使は白をまとう」(中国)
「ファンさん」(香港、フランス、ドイツ)
「ニッポン国VS泉南石綿村」(日本)
「東京ヴァンパイアホテル 映画版」(日本)
特別招待作品 フィルメックス・クラシック
「モアナ(サウンド版)」(アメリカ)
「山中傳奇」(台湾)
特集上映 ジャック・ターナー
「私はゾンビと歩いた!」(アメリカ)
「夕暮れのとき」(アメリカ)
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- 第18回東京フィルメックス 公式サイト
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第18回東京フィルメックスのラインナップ発表、キアロスタミの日本初上映作も https://t.co/lDpEQUTfSi https://t.co/1co8vs3uhj