戦後80年特集が日仏学院で開催、ドキュメンタリー「悲しみと哀れみ」は日本初上映

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特集上映「戦後80年 日仏の交差する視線」が、10月3日から東京・東京日仏学院のエスパス・イマージュで開催される。本特集は戦争の見方や理解に変容を及ぼした作品を、フランス、日本、日仏共同製作作品から紹介する企画だ。

「悲しみと哀れみ-占領下にあったフランスのとある街の記録」場面写真 ©Gaumont

「悲しみと哀れみ-占領下にあったフランスのとある街の記録」場面写真 ©Gaumont

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「春婦傳」場面写真

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「ヒロシマモナムール」場面写真

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「主婦マリーがしたこと」場面写真

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今回、今年5月に死去したマルセル・オフュルスのドキュメンタリー映画「悲しみと哀れみ-占領下にあったフランスのとある街の記録」が字幕付きで日本初上映される。1971年に公開された本作は、ナチス占領下にあった1940年から1944年のフランスについて、著名人から農民、教師までさまざまな立場の人物にインタビューを行い、レジスタンスに参加した者、またナチスに協力することを選んだ者を映した。そのほか戦争中の女性に焦点を当てた「ヒロシマモナムール」「春婦傳」「主婦マリーのしたこと」などが上映される。

「ゆきゆきて、神軍」場面写真

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「ONODA 一万夜を越えて」場面写真

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なお「ゆきゆきて、神軍」の原一男や、「ONODA 一万夜を越えて」のアルチュール・アラリらを招いたトークイベントも実施予定だ。特集の詳細、上映スケジュールはアンスティチュ・フランセ総合サイトで近日中に告知される。鑑賞料金は上映のみが1100円、トーク付上映は1500円。チケットは9月19日正午よりPeatixにて発売される。

特集上映「戦後80年 日仏の交差する視線」開催概要

2025年10月3日(金)~26日(日)東京都 東京日仏学院 エスパス・イマージュ
※金・土・日のみ
料金:一律1100円 / トーク付上映 1500円

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