第74回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門に出品された「
2014年のロカルノ国際映画祭で出会った「息を殺して」の
第74回ヴェネツィア国際映画祭でディレクターを務めたアルベルト・バルベラは「極めて詩的な、極めて厳密な構成美で描かれた、極めて魅惑的なそぞろ歩きである。この映画は、一見何も物語っていないように見えるが、しかしさてはて、たくさんのことを深く私たちに語りかけてくるのだ」とコメントを寄せている。
「泳ぎすぎた夜」は東京のシアター・イメージフォーラムほかにて全国で順次ロードショー。
アルベルト・バルベラ コメント
私はこの小さな映画に恋をしてしまった。
その子供は、信じられないくらいに表現力豊かである。
舞台は冬の日本の北部に位置する小さな町であり、魔法がかった風景、それはもうほとんど幻想的だ。何も起こらない物語──その子供は、魚市場で働く彼の父親を探すために家を出る。そして見知らぬ街で迷子になる。
それは極めて詩的な、極めて厳密な構成美で描かれた、極めて魅惑的なそぞろ歩きである。この映画は、一見何も物語っていないように見えるが、しかしさてはて、たくさんのことを深く私たちに語りかけてくるのだ。
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五十嵐耕平の映画作品
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yoshitomo nara / 奈良美智 @michinara3
今一番観たいと思った映画。たぶん、知ってる風景ばっかりな気がする。
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