しょこたん初の武道館で「ありがとうの笑顔」と涙

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中川翔子が昨日10月24日、日本武道館にてワンマンライブ「超貪欲☆まつり IN 日本武道館」を行った。

総スパンコールの虹色ドレスをまとったしょこたん。ライブの様子は「しょこたん☆ぶろぐ」でも紹介されているので、そちらもチェックを。

総スパンコールの虹色ドレスをまとったしょこたん。ライブの様子は「しょこたん☆ぶろぐ」でも紹介されているので、そちらもチェックを。

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自由すぎる選曲のメドレーを披露するしょこたん。

自由すぎる選曲のメドレーを披露するしょこたん。

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運動の苦手なしょこたんだが、武道館ではダンサーを従えたにぎやかなダンスも披露した。

運動の苦手なしょこたんだが、武道館ではダンサーを従えたにぎやかなダンスも披露した。

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しょこたんの母、桂子は客席に「恋活遊園地in 東京ドームシティ“しょこたんのマジカルサマー”」でしょこたんが着ていた天使の衣装を着込んで登場。客席の「桂子」コールにスカートをたくし上げて応戦していた。

しょこたんの母、桂子は客席に「恋活遊園地in 東京ドームシティ“しょこたんのマジカルサマー”」でしょこたんが着ていた天使の衣装を着込んで登場。客席の「桂子」コールにスカートをたくし上げて応戦していた。

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しょこたんにとって初の武道館ワンマンとなった今回のライブ。彼女の自他ともに認める雨女ぶりからか、空模様は週間天気予報をくつがえす雨となったが、武道館には1万人の熱狂的なファンが集まった。ピンクのしょこたんハッピやさまざまなキャラクターのコスプレを身にまとったファンが大勢集まった光景はもはやおなじみだが、過去最大規模の人数となっただけに、お祭りムードはかつてないほどに高まる。期待でパンパンに膨らんだ武道館に、まずは「空色デイズ -天元突破 EDITION 螺巌篇-」のイントロが鳴り響いた。

舞台にはバンドメンバーが横一列に並び、その後方に設置された巨大な半円状のスクリーンには、スピード感あふれるCGが映し出される。映像がしょこたんの動きとリンクし、場内のテンションは一気に上昇。「ガンガンいこうぜ!」のかけ声で始まった「rainbow forecast」では、左右に伸びたステージを駆け回りながら歌うしょこたんに大きな歓声が飛び交った。

「夢じゃない。夢じゃないんだ。来ちゃったぜ武道館!!」と喜びを噛みしめるしょこたん。彼女が初めてライブを行ったのは2年前の2007年10月20日、渋谷C.C.Lemonホールで開催された「貪欲☆まつり」だった。目まぐるしい日々を過ごし、ついに憧れのステージに立ったしょこたんは「この2年間でみんなが作った、大きな大きな貪欲の螺旋。大きなドリルの先端が、今日のここ、日本武道館に向かっていたんだと思うんです。今日は人生の中で、とってもとっても大事な1日になる気がします!」とこのライブにかける思いを語った。

前半のクライマックス「超貪欲メドレー」では、小泉今日子「なんてったってアイドル」やアニメ「けいおん!」エンディングテーマ「Don't say "lazy"」、松田聖子「赤いスイートピー」、さらには「ブルース・リーのテーマ」ほか趣味全開のカバーを次々と披露。戦隊モノカバー3連発ではしょこたんゆかりのキャラクター、スカシカシパンマンと科学くんも応援に駆けつけ、ステージ上で戦隊ショーさながらのバトルを繰り広げた。

後半戦には「綺麗ア・ラ・モード」「心のアンテナ」「涙の種、笑顔の花」と歌声をじっくり聴かせるナンバーを連発。「心のアンテナ」では天井から吊り下げられたブランコに乗り宙に浮かぶなど、広い武道館ならではの演出も見られた。

そして終盤には「続く世界」「calling location」と勢いのあるロックチューンを熱唱。ステージには火柱が上がり、しょこたんはステージの端から端まで全力疾走する。右手を高く上げたしょこたんの動きに合わせ、会場のファンも大きなかけ声を上げながら拳を振り上げた。

ここまで元気に会場を盛り上げてきたしょこたんだったが、ラストナンバー直前のMCで思わず涙ぐんでしまう。先日、大好きだった祖父が亡くなり、悲しみに暮れていた彼女を励ましたのは、大勢のファンからのメールや手紙の声だった。会場じゅうに響き渡る声援を受け、「本当に今日という日が迎えられてよかったです。心からありがとうの気持ちをひとりひとりに、空まで届くように……最後の曲、聴いて下さい」と、自ら作詞を手がけた新曲「『ありがとうの笑顔』」を歌い上げた。

アンコールの声に代わる「空色デイズ」の大合唱に応え、しょこたんはふたたびステージに登場。「Shiny GATE」を歌い終えると「土下座でも足りないから、土下寝!」と叫びながらうつぶせに寝転がるという特殊な表現で感謝の気持ちを表した。そしてブログ用に客席との記念撮影を行い、さらにアンコール2曲を披露し、笑顔でステージを後にした。

客電も灯され、スクリーンには終演を知らせるエンドロールが流れたが、ここでもBGMに合わせて「空色デイズ」の大合唱が巻き起こる。鳴り止まない歌声に三たびステージに戻ってきたしょこたんが客席と一緒に「空色デイズ」を熱唱していると、ここで思わぬサプライズが。歌うしょこたんの後ろでバンドメンバーがこっそりスタンバイを始めたのだ。

サビの大合唱が終わると同時にドラマーが刻み始めたカウントに、思わず「えっ!?」と後ろを振り向くしょこたん。そのままバンド演奏による「空色デイズ」へとなだれ込み、武道館は笑顔に包まれ大団円を迎えた。

中川翔子「超貪欲☆まつり IN 日本武道館」セットリスト

01. 空色デイズ -天元突破 EDITION 螺巌篇-
02. We can do it!!
03. rainbow forecast
04. Brilliant Dream
05. 超貪欲メドレー
[なんてったってアイドル/みつばちのささやき/Don't say "lazy"/ブルース・リーのテーマ/もえよギザみみピチュー!/鳥人戦隊ジェットマン/侍戦隊シンケンジャー/特捜戦隊デカレンジャー/FLY ME TO THE MOON/星間飛行/赤いスイートピー/夏の扉/雨にキッスの花束を/マカロン☆ホリディ/CAT Life/なんてったってアイドル]
06. せーので恋しちゃえ
07. pretty please chocolate on top
08. 綺麗ア・ラ・モード
09. 心のアンテナ
10. 涙の種、笑顔の花
11. 続く世界
12. calling location
13. 「ありがとうの笑顔」

<アンコール>
14. Shiny GATE
15. 午前六時
16. happily ever after
17. 空色デイズ(サプライズ)

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読者の反応

シバちゃん @shibatomo823

このライブ行きたかったなぁ(当時中学生)
っていうかこんな大きな会場でやっていたのか、、

しょこたん初の武道館で「ありがとうの笑顔」と涙 https://t.co/9jZpb6aVAw

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