bump.y、西寺郷太プロデュースの新曲で頂点目指す

2012年11月1日 23:52 148 1 音楽ナタリー編集部

148

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

35 14
65 シェア

記事へのコメント（1件）

bump.yのニューシングル「COSMOの瞳」が2013年1月16日に発売することが明らかになった。

bump.y

大きなサイズで見る

前作「ガラゲッチャ～GOTTA GETCHA～」から約7カ月ぶりのリリースとなる本作は、タイトル曲「COSMOの瞳」のプロデュースを西寺郷太（NONA REEVES）が担当。西寺と谷口尚久が共同で作詞・作曲を行い、松田直がミックスを手がけている。楽曲は80年代風のノリが良くキャッチーなメロディで、懐かしさと新しさが混在したナンバーに仕上げられた。

シングルは通常盤に加え、DVD付きの初回限定盤Aとグッズ付きの初回限定盤Bの3仕様でリリース。初回限定盤AのDVDには「COSMOの瞳」のビデオクリップとメイキング映像が収録される予定だ。初回限定盤Bにのみ収録される「Be Mine～code offlowers～」は、シングル発売に先駆け11月12日よりレコチョクにて先行着うた配信が決定。この楽曲は、ドラマなどで活躍中の脚本家・渡辺千穂が作詞に初挑戦した切ないバラード。メンバーの桜庭ななみをはじめ、女優としても活動中のbump.yならではの脚本家とのタッグにも注目したい。

なおbump.yは11月25日に東京・青山円形劇場にて、「帰ってきた！bump.yナイト2」と題したイベントを開催する。チケットは現在発売中。

西寺郷太コメント

近年「アイドル戦国時代」と言われ、数多くの魅力的で個性的なグループが登場しています。ジャンルによる画一的な偏見は確実に薄れ、中にはこれまでアイドルとは縁のなかったいわゆる「大人の音楽フリーク」をも満足させ、夢中にさせる例も少なくありません。bump.y最大の特徴は、年齢差も8歳と幅広い彼女たち5人が、そもそも個々に女優としてスカウトされエンターテイメントの世界に入ったこと。グループありきでなく、まずそれぞれの「個」ありき……。
僕は80年代、ザ・ベストテンやトップテンなど歌番組全盛期に育ちました。そこで今回目指したのは、例えるなら「松田聖子さんや、中森明菜さん、小泉今日子さんなど当時の独立したソロのアイドル歌手が、もしもグループを組んでレコードを制作していたなら、どんな曲を歌うのだろうか？」という妄想を具現化することでした。
新体操部出身のしなやかな肢体と透き通る美貌を持つ松山メアリ、太陽のようにキラキラときらめく桜庭ななみ、その瞳に大化けする予感に満ちた光を秘めた宮武美桜、長身でクールなムードが魅力の高月彩良、最年少で天真爛漫さを全身から放つ宮武祭、それぞれにフォーカスを集める。そのための決定的シングル作り。
今回、プロデューサーである僕が共同制作として迎え入れたのが、僕とともにSMAP、V6の楽曲を共作し、個人としてもCHEMISTRY、関ジャニ∞、JUJUなどに作品提供してきた盟友・谷口尚久。ミックスは、テイ・トウワ、リップスライム、チャットモンチーを手がけてきた松田直氏。
結果「COSMOの瞳」は、メロディと歌詞のインパクトにこだわった「昭和」の香りを内包するシングルとして完成しました。古き良き「歌謡曲」としてのオーソドックスな「強さ」と、クラブでも映えるヴィヴィッドな「サウンド」との両立。そこから生まれる新世代のポップ・ミュージック。遂に準備は整った。まるで遅れてきたものの戦国時代を結果的に制した徳川家康のように……。bump.yと僕はみんなが口ずさめる強さとインパクトを持った「COSMOの瞳」で、頂点を目指します。