INI 池﨑理人×Lenovo Yoga Tab Plus|「いつまでも描き続けていたい」万能タブレット

Lenovoのプレミアムタブレット「Yoga Tab Plus」は、12.7インチの大画面ディスプレイとDolby Atmos対応スピーカーを備え、イラスト制作から映像視聴、仕事用途まで幅広く活躍する1台。色彩を鮮やかに再現する高精細ディスプレイ、大容量バッテリーなど多彩な機能が詰め込まれているほか、本物のペンで描くようなリアルな描き心地を実現するデジタルペンが付属する。

本特集では、INIのメンバーとして活躍しながら、グループの楽曲のジャケットビジュアルやグッズデザインを手がけるなど“趣味の域を超えた”イラスト制作でも注目を浴びる池﨑理人がYoga Tab Plusを体験。配色バランスや光と影の表現など、彼ならではのこだわりを生かして制作した複数のイラストを解説しつつ、描き心地や機能性を彼ならではの視点で語ってもらった。

取材・文 / 岸野恵加撮影 / 上野留加

Lenovo Yoga Tab Plus

Lenovoのプレミアムタブレット。付属のデジタルペン・Lenovo Tab Pen Proは筆圧感知に対応し、まるで本物のペンで描いているような自然な描き心地を実現。さらに12.7インチ・3K解像度ディスプレイやDolby Atmos対応スピーカーを搭載し、12000mAhの大容量バッテリーにより約12時間の連続使用が可能となっている(※バッテリーの使用時間 / 充電時間は利用状況によって異なります)。

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Lenovo Yoga Tab Plus

大きな画面で描けるって素晴らしい

──今日の取材のために、池﨑さんにはYoga Tab Plusでイラストを制作していただきました。最初に、Yoga Tab Plusを使ってみての率直な感想を教えてください。

まず、大きな画面で描けることって素晴らしいな、と感じました。普段使っているタブレットより大きいので、常に全体像を把握して描けたし、バランスが崩れることがなくて感動しましたね。あとは液晶画面の解像度が高くて、色彩表現が鮮やかなのもうれしい。僕は色をたくさん使うのですが、細部までニュアンスを表現してくれて、満足感が高かったです。普段自分のタブレットではペーパーライクフィルムを使っているんですが、これを貼るとどうしても液晶が白く濁った感じに見えて、作画中に正確な色味がよくわからなくなったりするんです。Yoga Tab Plusはフィルムを貼らなくてもすでに紙のような描き心地があるので、色の見え方に影響が出ず、ストレスなく作業できました。

池﨑理人(INI)

池﨑理人(INI)

池﨑理人(INI)

──INIのグッズやジャケットなどのイラストも手がけている池﨑さんですが、普段はどんなイラストを描くことが多いですか?

はっきりとした方向性はないんですが、都会的な雰囲気のカッコいい絵を描くのが好きです。自由に文字を配置したりもするので、どちらかというと全体をデザインするようなイメージで描くことが多いかもしれないです。写真をもとに模写しつつ、イラストならではのよさを意識しながら描いていくことが多いですね。

──デジタルで絵を描くようになったきっかけは?

タイで撮った写真を、スマホにデフォルトで入っているお絵描きアプリでふと模写したのが始まりでした。プールに浸かった自分の脚を撮った写真なんですが、限られた機能の中で描くからこそいい味が出た気がして、「面白いな」とハマったんです。そこから絵を描くためのタブレットや専用ソフト、ペンを購入して、デジタル作画についてネットで勉強して習得していきました。最近は楽曲制作などにも興味があって、少し頻度は減っているんですが、基本的にはグループ活動の待ち時間に絵を描くことが多いですね。

池﨑理人(INI)

池﨑理人(INI)

──今年1月に開催された所属事務所の合同イベント「LAPOSTA 2025 Supported by docomo」では、ほかのメンバーが歌やダンスのパフォーマンスを披露する中、池﨑さんはアートの展覧会「UP TO YOU。」を開催して異彩を放っていましたね。

「何をやってもいい」と言われたので、少し変わったことをしてみたくなったんです(笑)。作品を披露するたびに、ファンの方から「いつか個展をやってね」と言ってもらっていたこともあって、いい機会だなと思いました。すごく楽しかったし、この日のために何点も作品を描き下ろしたので、作画のスキルも上がったと思います。

この感覚を味わうために描き続けたい

──普段のイラスト制作は、どんな工程で進めていますか?

僕は基本的に線画を描かないんですよ。境界が曖昧なほうが、絵のよさが出るような気がして。全体像はあまり決めず、思いつくままに色を塗って、そこに光と影を付けていく感じですね。ファンの方に「理人は光と影をきれいに描くから、はっきりと物が描かれていなくても何を描いているかわかる」と言ってもらえたことがあるんです。確かに、光と影はいつも自分なりのこだわりを持って描いているので、そこは自分の作品のポイントになっていると思います。今回Yoga Tab Plusで制作したイラストでも光と影の表現を意識しました。

「Yoga Tab Plus」で積乱雲を描く池﨑理人(INI)。

「Yoga Tab Plus」で積乱雲を描く池﨑理人(INI)。

──先ほど「色をたくさん使う」とおっしゃっていましたが、色彩表現にはどんなこだわりがありますか?

配色にはセオリーがあるので、僕はとにかくバランスを調べます。「beautiful color combination」といった単語で検索すると一般的に良いとされている色の組み合わせが出てくるので参考にしつつ、自分が気持ちいいと感じる配色を意識して取り入れるようにしています。だからこそ、自分が使いたい色が細部まで再現されるディスプレイは本当にありがたいです。

──そのこだわりを、今回描いていただいた空のイラストではどのように表現しましたか?

大きな積乱雲が大好きなので、夏の空を描きました。個人的に気楽に描き始められるので、空をモチーフに描くことは多いです。この作品では最初にネイビー、紫、オレンジなどの色を思いつくままに乗せていって、境界を少しずつ調整して仕上げていきました。イラスト全体の雰囲気は、大好きな新海誠さんに影響を受けている部分もあると思います。Yoga Tab Plusでは色が濁らず鮮明に出てくれるので、グラデーションも思い通り表現できて気持ちよかったですね。

池﨑理人(INI)が「Yoga Tab Plus」で描いた夏の空のイラスト。

池﨑理人(INI)が「Yoga Tab Plus」で描いた夏の空のイラスト。

──Yoga Tab Plusのディスプレイには反射防止処理が施されているので、部屋の照明などの映り込みを気にせず描ける心地よさもあったのでは?

ああ、確かに! 明るい部屋でテレビもつけていたんですが、描いていて全然ストレスがなかったです。あとは、とにかく付属のペンに感動しました。サラサラとした描き心地で、まるで本物の紙に描いているみたいで……あれは何かが振動しているんですか?

Lenovo Yoga Tab Plusに付属するペン。

Lenovo Yoga Tab Plusに付属するペン。

──ペン⾃体が振動して、本物の紙に描いているような摩擦感を再現しているんです。

そうなんですか。ペンを走らせる楽しさを与えてくれるので、「この感覚を味わうために、いつまでも描き続けていたい」と思うくらい、描き進めるモチベーションになりました。デジタルイラストを始めたいと思っている人にはもってこいだと思います。ペンが別売りだとどれが最適かわからなくて不安になるので、最初からこんなに素晴らしいペンがセットになっているのは、安心だしうれしいですよね。このYoga Tab Plusと付属のペンのセットでイラスト制作を始めたら、もうほかの機種に乗り換えられないかも(笑)。それくらい最高なスタートが切れると思います。

──まさに入門にはぴったりですね。そして続いては鮮やかな緑の背景に、自画像を描いてくださったイラストについてもお話を聞かせてください。

これは8月30日に公開した自分のオリジナル楽曲「1X3」(ワンバイスリー)のミュージックビデオ撮影での1シーンを描いたものですね。実際に真緑のバスルームで撮影したんですが、こういう“The Backrooms”的などことなく不気味な雰囲気が好きで、それを自分の曲のMVで表現できてうれしかったです。イラストの制作では水彩のペンを使ったんですが、本当に水でにじんだような質感になって、重ねていくと混ざる感覚も面白かったですね。そのにじみや重ね塗りの質感もディスプレイ上で自然に再現されていて、描いていて楽しかったです。

池﨑理人(INI)

池﨑理人(INI)

池﨑理人(INI)が「Yoga Tab Plus」で描いた自画像。

池﨑理人(INI)が「Yoga Tab Plus」で描いた自画像。

──ちなみに、池﨑さんがご自身の顔を描くのは珍しい気がしたんですが……。

そうですね。自分の絵はなかなか描かないので、レアかもしれないです。我ながら「きれいな横顔だな……」と思いながら描きました(笑)。正面の自画像も描いてみたけど、それは全然うまくいかなかったんですよ。横顔だったから、いい感じに客観視して描けたような気がしています。ただ似顔絵って形が単純じゃないから難しくて……普段はあまり描かないんですが、もっとうまくなりたいと思いました。

池﨑理人(INI)

池﨑理人(INI)

──普段、メンバーの似顔絵を描いたりはしないですか?

番組や企画ではよく描いています。「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(INIが誕生したオーディション番組)に出演していたときは、スマホが使えない環境で娯楽が少なかったので、僕が練習生の似顔絵を描いたらすごく好評だったこともいい思い出です(笑)。僕はつい誇張して描いてしまうんですが、みんなそれでゲラゲラ笑ってくれて、「俺も描いて!」と次々にリクエストしてくれて。次はもっとアーティスティックでおしゃれな似顔絵を描けるようになりたいので、どんどん描いて練習したいですね。

Lenovo Yoga Tab Plus

Lenovoのプレミアムタブレット。付属のデジタルペン・Lenovo Tab Pen Proは筆圧感知に対応し、まるで本物のペンで描いているような自然な描き心地を実現。さらに12.7インチ・3K解像度ディスプレイやDolby Atmos対応スピーカーを搭載し、12000mAhの大容量バッテリーにより約12時間の連続使用が可能となっている(※バッテリーの使用時間 / 充電時間は利用状況によって異なります)。

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