およそ31年ぶりのアルバム「あいつの好きそなブルース」を発表した梶芽衣子が昨日6月5日、タワーレコード渋谷店にてリリース記念イベントを開催した。
イベントは公開対談&ミニライブの2本立てで行われ、対談ではアルバムの楽曲プロデュースを手がけた宇崎竜童が登壇。2人のコラボレーションは1978年の映画「曽根崎心中」以来、実に28年ぶり。トークではレコーディングの裏側などを話した。宇崎の「梶さんはレコーディング前は『私はまな板の鯉になる』とおっしゃっててくれたのに、俺は包丁を持ったまま台所に突っ立たされていた感じ(笑)」というコメントに対し、梶は「(宇崎が)切り刻んだじゃない!」と応戦し、取材陣の笑いを誘った。
アルバム制作前、梶から「ロックやジャズ、ボサノバの要素を入れたアルバムにしたい」という要望を受けた宇崎は、バラエティに富んだ7曲を用意した。梶は希望どおりの内容に大喜び。また、梶は「もう一度歌おうと思ったのは、今までいろんな苦労や失敗もして、経験を積んだ私たち世代だから伝えられることがあると思った」と音楽活動再開の理由を明かし、今後はこのアルバムリリースを機に、精力的なライブ活動を行いたいと意欲を語った。
なお、テイチクオフィシャルサイトでは本日6月6日より、梶芽衣子本人のコメント映像が公開中。また、アルバム全曲の試聴音源も用意されているので、まだアルバムを購入していない人はぜひチェックしてみよう。
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音楽ナタリー @natalie_mu
梶芽衣子、31年ぶりアルバム発表でライブ活動に意欲 http://natalie.mu/music/news/50784