9mm Parabellum Bullet滝善充、期間を決めずにライブ活動休止

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9mm Parabellum Bulletの滝善充(G)がライブ活動をしばらく休むことが発表された。

滝善充(G / 9mm Parabellum Bullet)

滝善充(G / 9mm Parabellum Bullet)

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9mmは6月19日に東京・日比谷野外大音楽堂で行われたワンマンライブ「9mm Parabellum Bullet LIVE 2016 "Waltz on Life Line" at 日比谷野外大音楽堂」にて滝が左腕を負傷したため公演を一時中断し、6月22日に神奈川・F.A.D YOKOHAMAで行われたライブも左腕の不調で一時中断。その後に予定されていたツアーは前半6公演を中止し、後半の9月からサポートギタリストに武田将幸(HERE)を迎えた5人編成で行われた。

医師の診断によると滝はジストニアの疑いがあるとのこと。これまで病名を公表しなかった理由についてバンドは、診断書を出すレベルの検査結果には至っておらずあくまで疑いがあるとしか言えない状況であること、また日本ではジストニアの前例が少なく、インターネットで検索して出てくるジストニアの症例には個人差がありすぎるためだと説明している。

滝の病状について医師からは「明日からギターを弾かずに1年休めば治るものでもなく、10年休んでも治らないかもしれないし、明日急に治るかもしれない」と言われているとのこと。この状況を受けて滝は、左腕の負担が大きい「ステージでギターを弾くこと」を期間を決めずに休むことに決めた。なお、2017年春に発売予定の7thアルバムの制作はこれまで通り滝を含む4人で実施。ライブは11月10日の静岡・SOUND SHOWER ark公演から当面の間、サポートメンバーを迎えて行われる。

滝善充コメント

滝です。今年の中頃あたりから腕の不調により、ライブを中断したりキャンセルしたり、時間を短くしてしまったりと多くの方にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいました。改めて申し訳ありませんでした。

腕の状態ですが、野音の後に行った病院の検査ではジストニアの疑いがあるとの事でした。自分でも、腕や指が動くのか動かないのかも、いまいち解りませんでしたし、そういった事のストレスも重なり続けて体調を大きく崩したりもしました。

それからはシンセサイザーを導入してライブ活動をしばらく続けましたが、ツアーが進むにつれ、だんだん落ち込んでいってしまうような有様で、私の周りのみんなからも、一度休んだ方がいいんじゃないかという助言を沢山頂きまして、散々悩んだ結果、9mmでのライブ活動を一旦控えさせていただく事を決めました。

脱退とか活動休止とかではないので何とも伝え辛いのですが、9mmというバンドはやります。曲も作りますし、レコーディングもします。ただ、現状で人前に出て、9mmという看板を背負ってギターを弾くという責任を負えないなあ、という気持ちです。むしろ、9mmでやろうと思って作ったのに出せてない曲がまだまだ山積みなので、それはやらないと気がすまないぞ、という気持ちでもあります。

ギターもちゃんと普通に弾けるはずだと信じていますので、簡単な事から始めて、いけそうな気配がしてきたらまた少しずつ復帰させてもらえればいいなと思います。とりあえず、コピーバンドとか、気楽な感じのバンドとか、力まずにできる現場から始めていって、それを心身のリハビリとして前に進めたら近道なのかなと思っていますので、よろしくお願いします。

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