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n-bunaがバンド編成で初ライブ「1人だと思ってたけど支えられてた」

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「n-buna 1st Live『月を歩いている』」の様子。(撮影:高岡弘)

「n-buna 1st Live『月を歩いている』」の様子。(撮影:高岡弘)

n-bunaが初のワンマンライブ「n-buna 1st Live『月を歩いている』」を8月14日に東京・新代田FEVERで実施した。このライブは7月6日に発売された2ndアルバム「月を歩いている」の購入者を抽選で招待して行われたもの。多数の応募の中から選ばれた幸運なファンが会場に集まり、n-bunaの初めてのステージを目撃した。

開演後にステージに現れたのはn-bunaと、女性ボーカリストのsuis、ギタリストのMii、ベーシストのキタニタツヤ、ドラマーのMasack(ex. MY FIRST STORY)。n-bunaが爪弾くギターに合わせてsuisがゆっくりと「かぐや」を歌い、n-bunaの初めてのライブがスタートした。続く「白ゆき」ではn-bunaがメインで歌い、男女ツインボーカルで掛け合いを繰り広げた。

「n-bunaです! 今日は楽しんでいきましょう」と挨拶した彼は、その後も「ウミユリ海底譚」「メリュー」など自身の楽曲をオルタナ風のギターロックサウンドによる生演奏で再現。観客は初めて観る彼のパフォーマンスを噛みしめるようにじっと見つめていたが、ライブが進むにつれて自然とハンドクラップが発生し、新しい曲が始まるたびに歓声が湧いた。

ライブ終盤に彼は「今回あまりにも多くの応募があって、来たくても来れない人もいたので、11月10日に代官山UNITでもう1度ライブをやることにしました」と告知。声を上げて沸き上がる観客に向けて、彼は続けて「昔から僕はずっと1人で自分だけのために曲を作り続けてきたので、いつのまにかアルバムを出すに至って、ライブをやることになるなんて考えたこともなかったです。自分1人だと思ってたけど、いつの間にかいろんな人に支えられてたんだなってことを、やっとわかるようになりました」と感謝の言葉を伝えた。

「着火、カウントダウン」で会場中が「オーガスター!」という声に包まれたのち、ステージには花火が打ち上がる映像が流れた。そして本編ラストにMii、キタニタツヤ、Masackが退場し、この日の1曲目だった「かぐや」をn-bunaのギター1本に合わせてsuisが再び歌唱。アンコールを求めるオーディエンスの「n-buna」コールを受けて再びステージに戻った彼は、うれしそうに「なんも用意してないっすよ(笑)」とはにかみつつ、観客の手拍子に合わせてエレキギターの弾き語りで「メリュー」を歌った。曲が終わるとn-bunaは肩からギターを下ろし、「また会いましょう」と一言つぶやいてステージを去った。

「n-buna 1st Live『月を歩いている』」2016年8月14日 東京都 新代田FEVER セットリスト

01. かぐや
02. 白ゆき
03. 三月と狼少年
04. ウミユリ海底譚
05. 夜祭前に
06. メリュー
07. 昼青
08. 始発とカフカ
09. 七月、影法師、藍色、ロッカー
10. 花降らし
11. 背景、夏に溺れる
12. ラプンツェル
13. 着火、カウントダウン
14. 夜明けと蛍
15. かぐや
<アンコール>
16. メリュー

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