超特急が「めざましライブ」に登場するのは今回が初めて。「めざましテレビ」の「めざましじゃんけん」やエンタメコーナーに度々出演し、番組とは縁が深い彼らのめざましライブへの初登場を見届けようと、会場の「お台場夢大陸 SUMMER GATEスタジアム ~キミが来れば、台場の夏が変わる~」には満員の8号車(超特急ファンの総称)が集まった。
8号車のカウントダウンでライブの幕が開くと、誰もいない舞台上にタカシによる車掌風のアナウンスが響く。彼が「次はーお台場夢大陸、お台場夢大陸ー」と“停車駅”を告げると7人がステージに登場。彼らは「Rush Hour」でパフォーマンスの口火を切った。
満員電車の車内の様子を連想させるコミカルな振りを表情豊かに踊るダンサーの5人は、冒頭からの熱い盛り上がりに思わずアイコンタクトを交わす。続く「Drive on week」では挑発的な笑みを浮かべたコーイチが「夢大陸! 8号車に夢見せてやんよ!」と叫んで、8号車の悲鳴のような歓声を誘った。
2曲を終え自己紹介を行ったメンバーは、念願の「めざましライブ」出演を果たした喜びを口にする。カイは「この日を待ち過ぎてたからもうやばい! 超楽しい!」と声を弾ませた。MCではコーイチの「めざましテレビの中で一番好きなコーナーは?」という問いかけに、愛犬家のリョウガが「僕の好きなコーナーは聞かなくてもわかるでしょ? 『今日のわんこ』!」と反応。そして彼は「本当にこのコーナーが好きすぎて、実は『今日のわんこ』作ってきちゃった!」と切り出した。突然の展開にざわつく観客をよそに、舞台上のモニターには「今日のわんこ」ならぬ「リョウガのわんこ」というVTRが映し出される。映像はリョウガが自身の愛犬・ティアラを撮ったムービーで、彼はこのVTRを観ながら「とあるお家。ここで暮らしているのがぴっちぴちの12歳、ティアラです。いつもリビングでのんびりしているティアラですが、ひとたびおやつを見ると……野生の本能丸出しっ! さっきまで寝ていたのがウソのようです。ご主人の命令はまるで無視。よほどナメられているのでしょうねっ!」とノリノリでナレーションを入れた。
リョウガの“持ち込み企画”のクオリティの高さに感嘆のムードが漂う中、コーイチは「リョウガのやつがガチすぎて、なんか違う空気になってる!(笑) ユースケ、この空気変えて!」とユースケにバトンを渡す。これを受けたユースケは「みんなホントはもっと声出したいんじゃないの!? 僕たちのライブって、まだまだこんなもんじゃないよね!? 見せてやろうぜ! バッタマン!」とタイトルコール。7人はそのまま「バッタマン」になだれ込んだ。彼らはこの曲のパフォーマンスの中に“めざましじゃんけんタイム”をねじ込む、この日ならではのアレンジを披露してオーディエンスを楽しませる。本編のラストナンバーとなった「No.1」ではタクヤが「8」の字を全身で表現して笑顔を見せ、ユーキは軽やかな身のこなしでバック転やバック宙を決めた。さらにこの曲のクライマックスには、ダンサーの5人がステージを飛び出して客席通路で8号車と笑顔を交わすシーンも。大きな熱狂を生み出した7人は、はつらつとした表情で「ありがとうございました!」と挨拶し、ステージをあとにした。
8号車の「超特急!」コールを受けて再び姿を見せた7人は、最新曲「Beautiful Chaser」でアンコールをスタートさせる。コーイチとタカシは力強い歌声をお台場の空に響かせ、ダンサーの5人はキレのあるダンスで8号車を圧倒させた。この曲を終えると、ユーキが「アンコールありがとうございました!」と感謝を伝え「夏の最後の思い出作ろうぜ!」と8号車に呼びかける。この日最後に披露されたのは「Summer Love」。7人は弾けるような笑顔でこの曲を8号車に届け、会場に大きな一体感を生み出した。ステージを終え、ユースケは「来年も絶対出たい!」と思いを語る。コーイチは「『バッタマン』のめざましじゃんけん、ぜひオンエアで使ってください!」とムービーカメラに向かっていたずらっぽくアピールしていた。
超特急「めざましライブ」
2015年8月25日 お台場夢大陸 SUMMER GATEスタジアム ~キミが来れば、台場の夏が変わる~ セットリスト
01. Rush Hour
02. Drive on week
03. バッタマン
04. fanfare
05. No.1
<アンコール>
06. Beautiful Chaser
07. Summer love
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