petit milady、“社畜”と“ぶりっ子”と“ゴリラ”が彩った新譜イベント

5月23日、東京・品川プリンスホテル クラブeXでpetit miladyのイベント「『cheri＊cheri? milady!!』発売記念イベント」が昼夜にわたって開催された。

悠木碧と竹達彩奈からなるユニット・petit miladyは5月13日に2ndフルアルバム「cheri＊cheri? milady!!」をリリース。これを記念して彼女たちは東京、広島、大阪の3都市でイベントを行った。ここではそのうち東京公演第1部の模様をレポートする。

品川プリンスホテル クラブeXはフロア中央のステージをぐるっと囲むように客席が設置された円形のホール。「cheri＊cheri? milady!!」のアートワークやリード曲のミュージックビデオでも見せたロリータルックの2人はランウェイからステージへと歩を進めると、アルバム収録のロックナンバー「アップデートの坂道」をパフォーマンス。360度、あらゆる角度から投げかけられるオーディエンスの「ハイ！ ハイ！」コールを浴びながらイベントをスタートさせた。

その後ステージではさまざまなテーマに沿ってアルバムについて語り合うトークコーナーが行われた。しかい2人は「この曲はこんなシーンに聴いてほしいという希望はありますか？」の質問には「everyday shine3」の「shine」が「社員」に思えてならず「『エブリデイ社員』ということは社畜？」と疑問を呈し、さらに「でも『shine』は輝くって意味だから、社畜なのに明るい話に見える」と続けるなど脱線し放題。またレコーディング時のエピソードを聞かれた竹達が「Rainbow Jump!!」のタイトルと曲調に煽られて思わず歌いながらジャンプしそうになったと答えると、悠木がすかさず「それはノイズが立ちそうだね」と混ぜっ返し、客席の笑いを呼んでいた。

続くゲームコーナーも笑いの絶えないものに。いくつかのグラスに注がれたオレンジジュースの中から最も高級なものを当てる“格付け対決”、ランダムに選ばれた楽器でアルバム収録曲の1曲を奏で、その曲名をオーディエンスに当ててもらえたら勝利という“演奏対決”、オーディエンスのうち該当者が1人になる質問をしたら勝利できる“500人に1人を探せ対決”に竹達が3連敗。勝者悠木は語尾に“ニャン”を付け、ぶりっ子言葉で話し、ゴリラのマネをするという罰ゲームを彼女に課すも、その直後にはなぜか自ら声のピッチを上げて「彩奈はとーってもかわいいからー」と会話を繰り広げ、ゴリラのモノマネまで披露した。

そして2人が「この衣装と言ったらこの曲でしょう！」の声とともにアルバムリード曲「Fantastique▼Phantom」を歌ったところでイベントはお開き。彼女たちは大歓声に手を振って応えながら、ステージからランウェイへと歩を進めた。

なおpetit miladyは7月19日に千葉・舞浜アンフィシアターでライブイベント「アンフィシアターの怪人！ファントムを探せ！」を開催。チケットの一般発売日は後日発表される。