本日12月20日、「“笑い納め”の・ようなもの」と銘打ったイベントが東京・新宿末廣亭にて開催され、「
本作は、2011年に急逝した
松山は老舗寄席の高座から客席を見渡すと、「なんだか広く見えますね。面白いこと言わなきゃいけないような感じがしてちょっと怖いです」と緊張気味に感想を述べる。劇中では実際に落語を披露しており、本日の司会者である古今亭志ん丸から習っていたという。その師匠ぶりについて「絶対に『ま、いいんじゃないですか』って言うんですよ。『いいのかな?』って思ってるうちにスタッフに見せようとするから、もう怖くて怖くて」と本音を吐露。しかし「そのおかげで自分次第なんだと思えて、本当に練習しました。『今のよかったですよ!』とか言われてたら、あんまり練習してなかったかも」と師匠に感謝する。
そんな松山が披露した落語は、北川いわく「本物の落語家さんみたいでした」という出来栄えのよう。北川は「憑依したみたいに、小さな男の子からお父さんの役まですべて1人で演じ切っていました」と松山を絶賛。志ん丸から「落語やる男子はどうですか?」と聞かれると「カッコいいです!」と即答し、大いに喜ばせていた。
ここから、落語を題材とした本作にちなみ、登壇者たちは大喜利に挑戦。お題は「○○とかけまして、○○の・ようなものと解く」。まず松山は「青春」とかけ、「エスプレッソの・ようなもの」と解く。その心は「最後に苦味が残ります」と答え、観客から盛大な拍手が送られる。続いて北川が「落語」とかけて「オシャレの・ようなもの」と解き、「どちらもセンスが必要です」と落とすと、会場からは感心の声が。松山も北川もプレッシャーを感じていたようで、回答を終えるとホッとしたような笑顔を見せた。
イベント終了後、一行は東京・新宿ピカデリーに場所を移し、本作のプレミア試写会にて舞台挨拶を実施。35年前の作品「の・ようなもの」にも出演していた
「の・ようなもの のようなもの」は1月16日より東京・新宿ピカデリーほかで全国ロードショー。
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- 「の・ようなもの のようなもの」公式サイト
- 「の・ようなもの のようなもの」予告編
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