EX THEATER ARIAKEラインナップ発表会、傷を恐れる面々に古田新太「床は張り替えられる」

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4月25日に開場する東京・EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)のオープニングラインナップ発表会が本日3月25日に行われた。開場から来年3月までの1年間をオープニングイヤーとし、その間に上演される作品より、河原雅彦大橋和也寺西拓人いのうえひでのり古田新太小山ゆうな岩本照堤幸彦上田竜也川島如恵留小林香三浦宏規福田雄一岩田剛典が登壇した。

EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)オープニングラインナップ発表会より。

EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)オープニングラインナップ発表会より。

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EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)内観

EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)内観 [高画質で見る]

EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)は1階から3階まで、1500の客席を有する新劇場。客席のセンターブロックでは観客の視界に配慮した千鳥配置が採用されたほか、舞台床は取り外しできる組立床となり、演目の特徴に合わせて、回り盆などの演出を施すことができる。また、中通路より前の客席はオーケストラピットや張り出し舞台、花道など多様な設営が可能で、作品によって空間を自在に変えることができる。

オープニングラインナップには、柿落とし公演「AmberS -アンバース-」劇団☆新感線の46周年興行となるSHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」、日本版初演となるミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」、映画版(邦題「きみがぼくを見つけた日」)でも知られるミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」、青崎有吾の小説を舞台化する「ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE」、約17年ぶりの上演となるミュージカル「ミー&マイガール」、6年ぶり4度目の上演となるミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」の7作品が並んだ。

EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)オープニングラインナップ発表会より。

EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)オープニングラインナップ発表会より。 [高画質で見る]

劇場紹介のVTRが流れたあと、登壇者が拍手と共に迎えられた。加藤シゲアキがクリエイティブプロデューサー・原作・脚本を担う「AmberS -アンバース-」で、演出を手がける河原は、「立ってみると、思った以上に大きい劇場。また、お客様との距離が近いのは、良い劇場の条件だと思います。劇場のスケールに見合う、ダイナミックな作品をお届けできたら」と率直に述べる。本作でW主演を務める大橋と寺西は、「(この作品に出演することに)めちゃくちゃ緊張しています。加藤くんが思い描く世界観にどう近づけられるかということもありますが、加藤くんが考えてなかったような、すごいものを作りたい」(大橋)、「稽古は怖いくらい順調です。ディスカッションを重ねながら、加藤くんのオリジナル原作をいちから、みんなで立ち上げている実感があります」(寺西)とそれぞれに語った。

福原充則が初めて劇団☆新感線に書き下ろす「アケチコ!」について、いのうえが「今までの劇団☆新感線と雰囲気が違う。ちょっと気持ち悪い感じ(笑)」と言うと、古田も「意味がわからないんですよね。福原が書いてるホンが」と続け、周囲の笑いを誘う。古田は「ゲストの宮野(真守)くんとかがお客を呼んでくれればいいなと。いつもはヘビーメタルな劇団ですが、今回は悪役の匂いをさせようとしている。音響システムがすごくいい劇場ということで、楽しみにしています。ホンは、あと30ページぐらい切ってほしいなというのが希望です」とアピールした。なお、いのうえによると、今作の音楽は「少し懐かしい感じのロック」になるという。

EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)オープニングラインナップ発表会より。

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2016年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで上演され、人気を博した「ディア・エヴァン・ハンセン」の日本版で演出を担うのは、小山。小山は舞台上から1階客席の最後列までよく見えることを伝えつつ、「お客様のことをすごく考えてくれている劇場。舞台上と客席が遠く感じないというのは、双方にとっていいことだと思います」とコメント。また、先日行われた本読みの話題では、Wキャストでエヴァン・ハンセン役を演じる柿澤勇人、吉沢亮の様子を明かし、「私自身が翻訳をしている関係で、『皆さんの声で(セリフ)を聞いてみたい』と伝えたところ、ほぼ全員の方が集まってくださって、気合いを感じました。吉沢さんが繊細だけど実のあるアプローチ、柿澤さんは力強いエヴァンと、2人共まったく違うエヴァンを観せてくれるのでは」と期待をあおった。

ウォーリー木下が日本版上演台本・演出を担当する「タイムトラベラーズ・ワイフ」で、自分の意思とは関係なく時間を行き来してしまう主人公・ヘンリーを演じる岩本は、役について「抗えない運命を背負っていますが、ある女性との出会いにより、人生にいろいろな変化が起きてくる。時間にも翻弄される中で、自分の人生をしっかり生きていくというところを表現したい」と話す。また、“タイムトラベル”が核となる本作では、「フライングなど、舞台ならではのギミックを使って表現する形になると思うので、僕も楽しみにしています」と微笑んだ。

インターホンもドアチャイムもノッカーもない探偵事務所(ノッキンオン・ロックドドア)を舞台に、探偵2人が難事件に挑む「ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE」で、演出を手がける堤は、W主演の上田、川島を見やり、「圧の強い方に来てもらったので、(自身が監督で参加した)テレビドラマはさておき、考えを初期化しました」と語る。「物語的にはドラマをなぞる部分もありますが、それよりも、ど真ん中にすごいミステリーが控えている作品。(浜田秀哉に)舞台ではできないと思うような脚本をいただいたので、劇場の素晴らしい機構を利用して、“あり得ない表現”ができれば」と意気込んだ。上田は「緊迫感あるミステリーの中にふんだんに込められた笑いが一見するとミスマッチですが(笑)、堤監督がやることによって素晴らしい作品に変わると思っています」と述べ、そんな上田を“たつ兄”と慕う川島は「たつ兄とは先輩後輩の関係ですが、この作品では同い年の役で、同じ探偵役。ステージ上でどのように同じ視線、同じ立場に立てるかが楽しみです」と期待を語った。

EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)オープニングラインナップ発表会より。

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「ミー&マイガール」(通称ミーマイ)を演出する小林は、1937年に初演された本作について、「長い歴史を持つ作品を演出するときは、“古き良き”を踏まえつつも、今どうしてこの作品を上演するのかということを見つめ直して上演したい。“王道中の王道”とされる作品ですが、2026年の“王道”とは何か。新しい劇場のピカピカな魅力と、ミーマイの90年磨かれてきた魅力がEX THEATER ARIAKEで出会うことを光栄に思って作っていきたいです」と言葉に力を込める。また、ロンドンの下町・ランベス生まれの青年ビルを演じる三浦は、共演の上白石萌音と舞台『千と千尋の神隠しSpirited Away』のロンドン公演で現地を訪れた際に、上白石とランベスの町を歩いたというエピソードを披露。「それが本当に良い経験だなと思っていて。何の役に立つかはまだわかりませんが、実際に歩いて、肌で感じて、ランベスの道を踏みしめたことが、ミーマイをやるにあたって1つの説得力になるのではないかなと感じています」と説明した。

4度目の「モンティ・パイソンのSPAMALOT」演出に臨む福田は、本作を「僕の知る範囲では、ミュージカル史上最もくだらないミュージカル」と表現しつつ、「作者のエリック・アイドルには『台本を全部変えても良いから、日本のお客さんが大爆笑するような作品にしてほしい』と言われ、その時々で、僕の周りにいる笑いに特化したメンバーに出演してもらいました。僕のフィールドで、“くだらない笑い”というものを追求していきたい」と語った。また、本作でミュージカルに初出演する三代目 J SOUL BROTHERSの岩本は、「(出演のオファーは)寝耳に水でした。でも、飛び込むつもりで思いっきりやらせていただきます。一生懸命やります!」と意気込みを見せた。

発表会では登壇者のクロストークも行われ、中でも一同が口にしていたのは、「新しい劇場の床に傷を付けてしまうのではないか」という懸念。古田が、組立床である同劇場では「床は張り替えられますから」と安心させるも、その話題は続き、寺西が「舞台上は張り替えられるということで、楽屋はなるべく綺麗に使いたい」と言うと、寺西の約半年後に出演を控える上田が「汚かったらカチコミに行く」と圧をかけ、会場を笑いで包んだ。EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)オープニングイヤーのラインナップは以下の通り。

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EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP「AmberS -アンバース-」

開催日程・会場

2026年4月25日(土)〜5月24日(日)
東京都 EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)

スタッフ

クリエイティブプロデューサー・原作・脚本:加藤シゲアキ
演出:河原雅彦
音楽監督:岩崎太整
キャラクタービジュアルディレクター / 衣装デザイナー:柘植伊佐夫

出演

大橋和也 / 寺西拓人 / 猪狩蒼弥 / 嶋﨑斗亜 / 川﨑皇輝 / 松尾龍 / 山﨑玲奈 / 渡部豪太 / 真風涼帆 / 市川右團次

※鑑賞サポートあり。

公演・舞台情報

2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」

開催日程・会場

2026年6月12日(金)〜7月12日(日)
東京都 EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)

2026年7月24日(金)〜8月8日(土)
福岡県 キャナルシティ劇場

2026年8月20日(木)〜30日(日)
大阪府 フェスティバルホール

スタッフ

作:福原充則
演出:いのうえひでのり

出演

宮野真守 / 神山智洋 / 石田ニコル / 浜田信也 / 志田こはく / 粟根まこと / 古田新太 / 右近健一 / 河野まさと / 逆木圭一郎 / 村木よし子 / インディ高橋 / 山本カナコ / 礒野慎吾 / 吉田メタル / 中谷さとみ / 保坂エマ / 村木仁 / 川原正嗣 / 武田浩二 / 藤家剛 / 川島弘之 / 菊地雄人 / あきつ来野良 / 藤田修平 / 北川裕貴 / 米花剛史 / 武市悠資 / 井上真由子 / 本田桜子 / 髙橋優香 / 今中美里 / 一條雪乃 / 吉田美緒 / 古見時夢

※東京公演はU-25チケットあり。福岡・大阪公演はヤングチケット(22歳以下)あり。

公演・舞台情報

ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」

開催日程・会場

2026年7月25日(土)〜8月23日(日)
東京都 EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)

2026年8月29日(土)〜9月6日(日)
愛知県 御園座

2026年9月10日(木)〜21日(月・祝)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

スタッフ

翻訳・演出:小山ゆうな
訳詞:高橋知伽江
音楽監督・歌唱指導:清水恵介

出演

エヴァン・ハンセン:柿澤勇人 / 吉沢亮
ハイディ・ハンセン:安蘭けい / 堀内敬子
ゾーイ・マーフィー:木下晴香 / 松岡茉優
コナー・マーフィー:立石俊樹 / 廣瀬友祐
ジャレッド:上口耕平 / 須賀健太
アラナ:高野菜々 / 宮澤佐江
シンシア・マーフィー:瀬奈じゅん / マルシア
ラリー・マーフィー:石井一孝 / 新納慎也
尾関晃輔 / 澤村亮 / 瀬崎宙乃 / 十川大希 / 福島玖宇也 / 藤田実里 / 渡邉南

公演・舞台情報

EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」

開催日程・会場

2026年9月
東京都 EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)

2026年10月
大阪府

スタッフ

脚色:ローレン・グンダーソン
音楽・歌詞:ジョス・ストーン / デイブ・スチュアート
日本版上演台本・演出:ウォーリー木下

出演

岩本照 / 和希そら

公演・舞台情報

EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP「ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE」

開催日程・会場

2026年10月
東京都 EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)

2026年11月
大阪公演

スタッフ

原作:青崎有吾(「ノッキンオン・ロックドドア」徳間文庫)
脚本:浜田秀哉
演出:堤幸彦

出演

上田竜也 / 川島如恵留

公演・舞台情報

ミュージカル「ミー&マイガール」

開催日程・会場

2026年12月
東京都 EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)

2027年1・2月
福岡県 博多座、大阪府 梅田芸術劇場

スタッフ

脚本・歌詞:L・アーサー・ローズ&ダグラス・ファーバー
音楽:ノエル・ゲイ
改訂:スティーブン・フライ
改訂協力:マイク・オクレント
演出:小林香

出演

ビル・スニブソン:三浦宏規
サリー・スミス:上白石萌音
ジャッキー:星風まどか
ジェラルド:小野田龍之介
パーチェスター:荒川務
ジョン卿:池田成志
マリア公爵夫人:瀬奈じゅん
バターズビー卿:田村雄一
バターズビー夫人:大月さゆ
ジャスパー・トリング卿:港幸樹
ミセス・ブラウン:小此木麻里
チャールズ:神田恭兵
彩橋みゆ / 金子桃子 / 坂口杏奈 / 篠本りの / 鈴木遼太 / 富田亜希 / 楢原じゅんや / 原広実 / 廣瀬喜一 / 藤田晴 / MAOTO / 松永トモカ / 森下結音 / 鑓水海人 / 吉井乃歌 / 吉田萌美 / 米澤賢人 / 渡辺謙典 / 渡邉寿宏

公演・舞台情報

ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」

開催日程・会場

2027年1⽉
東京都 EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)

スタッフ

原作:映画「Monty Python and the Holy Grail」より
脚本・詞:エリック・アイドル
⾳楽:ジョン・ドゥ・プレ
音楽:エリック・アイドル
上演台本・演出:福田雄一

出演

岩田剛典

公演・舞台情報

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【会見レポート】EX THEATER ARIAKEラインナップ発表会、傷を恐れる面々に古田新太「床は張り替えられる」
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