イマーシブ・フォート東京が2月に営業終了、刀の森岡毅代表取締役「苦渋の決断」

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東京・お台場にある没入型テーマパークのイマーシブ・フォート東京が、2月28日をもって営業を終了することが発表された。

同施設は、旧ヴィーナスフォートの建物を活用し、2024年3月に体験型ライブ・エンターテイメント施設として誕生。シャーロック・ホームズの世界を歩く「ザ・シャーロック」や、江戸花魁の物語を体験する「江戸花魁奇譚」など、観客が物語の当事者として参加するイマーシブシアターを軸とした多様なアトラクションを展開してきた。

運営を担う刀の発表によると、「当初の事業計画では大人数を対象に広い施設面積を要する“ライトな体験”が大半を占めると想定しておりましたが、実際には人数を限定した“ディープな体験”に需要が強く偏ること」が判明。開業2年目となる2025年3月にはディープ体験中心への業態変更を実施したが、学び得た最適な事業モデルに照らし、現在の施設規模が過大であると判断し、営業を終了する決断に至ったという。

刀の森岡毅代表取締役CEOは「このたび、本施設の営業を事業期間を繰り上げて終了する苦渋の決断をいたしました。未踏の領域に挑む中で、多くの熱狂的な体験を生み出し、貴重な知見を得られた一方で、財務面を含め当初計画との大きな乖離が生じた事実は、経営者として重く、真摯に受け止めております」とコメント。さらに「ここで得た知見を次なるステージへと繋げ、さらに進化したイマーシブ体験を追求してまいります」と、今後の展望を語った。

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読者の反応

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しまりす🐿️ @oBvbjnTlM0zIAvh

営業終了するのね👀

1度は行ってみたいなと思っていたから残念💦 https://t.co/n6Lq7oFWtT

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