文学座「華岡青洲の妻」が開幕、劇団に受け継がれる作品に演出の鵜山仁「再発見の旅に出る」

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文学座「華岡青洲の妻」が昨日10月26日に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで開幕した。

文学座「華岡青洲の妻」より。(撮影:宮川舞子)

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「華岡青洲の妻」は、麻酔薬の研究に打ち込む華岡雲平(青洲)の母である於継、妻の加恵による争いを描いた有吉佐和子の戯曲。1970年に文学座本公演として戌井市郎の演出で初演され、その後、劇団内外で上演が重ねられてきた。劇中では、世界初の麻酔薬開発の背後にある嫁姑や家族間の人間ドラマが繰り広げられる。

文学座「華岡青洲の妻」より。(撮影:宮川舞子)

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文学座「華岡青洲の妻」より。(撮影:宮川舞子)

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今回は、於継役の小野洋子、雲平(青洲)役の釆澤靖起、加恵役の吉野実紗に加え、石川武つかもと景子、金沢映実、大原康裕、𠮷野正弘、太田しづか、奥田一平川合耀祐、小谷俊輔、平体まひろが出演する。開幕に際し、鵜山は「何だか不思議な初日です 不思議というのはこの作品の、半世紀を超える上演史をわれわれが背負っているということ。それを令和の文学座が今また引き継いで、しかし勿論リニューアルと言うか、再発見の旅に出るということ。この連なりを生き、それがまたこの先の半世紀に連なることを想いながら、せいぜい『華岡青洲の妻』の旅路を、満喫したいと思っています」とコメントした。

文学座「華岡青洲の妻」より。(撮影:宮川舞子)

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上演時間は休憩ありの約3時間。公演は11月3日まで。一部公演ではアフタートークが行われる。

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文学座「華岡青洲の妻」

開催日程・会場

2025年10月26日(日)〜11月3日(月・祝)
東京都 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA

スタッフ

作:有吉佐和子
演出:鵜山仁

出演

小野洋子 / 石川武 / つかもと景子 / 金沢映実 / 大原康裕 / 𠮷野正弘 / 太田しづか / 吉野実紗 / 釆澤靖起 / 奥田一平 / 川合耀祐 / 小谷俊輔 / 平体まひろ

公演・舞台情報

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