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椎葉里歩は間もなく40歳。子供はいないが夫は優しく、両親は共に健在で、仕事もそつなくこなしているが、誕生日を前に「人生、このままでいいのかな」と不安に襲われていた。誕生日当日、夫は仕事を優先し、里歩には怒りの矛先を向ける相手がいない。そこに異次元の住人が現れると、彼女を違う“世界線”へといざない……。
開幕に際し、五戸は「これは誰しもが経験したことのあるような、とても身近な物語です。女性の心理、夫婦の綾、大人の恋愛、親子の愛。コメディからシリアスまで、会話劇のさまざまな側面をお楽しみいただけます」と述べ、「文学座ならではの人間表現へのこだわりや、その尊さを、多くのお客様にお伝えできたらと願い、一つ一つの言葉の温度感にこだわり抜いて、作りました。主人公里歩の追い詰められた自尊心はラップになります。ラップによって、毎日の中で、心の隅にくすぶる悩みが、自分の人生を受け入れ、肯定していくエネルギーに変換されていきます。どうかこの物語が、お客様の生活の傍らに届きますように。ぜひ紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAへ! 極上のエンターテイメントを味わいに来てください」と呼びかけた。
上演時間は約1時間45分。公演は6月29日まで。
文学座「もうひとりのわたしへ」
2025年6月21日(土)〜29日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
スタッフ
出演
高橋ひろし /
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リンク
萩原亮介 @R_sukeHagiwara
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開幕しました❗️
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